めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

アル症について(自分で自分がコントロールできるという妄信)

2007年02月25日 | 日記・雑感
吾妻ひでお「失踪日記」

「失踪日記」の中で著者の吾妻氏がアルコール依存症(以下アル症)によって病院に入れられるというエピソードがある。

アル症は薬物依存であり、不治の病とされている。
つまり、一度なったら、死ぬまで酒を飲まない状態を保って
はじめて「アル症を克服した」と言えるわけである。
正確には死んでからでは言えないので、他人がそう言うだけである。

おそらく経験則的に「アル症とされた人が、その後、一定期間断酒をして、以前のように、節度を持って酒と付き合えるようになった」という事例が皆無か、または極めて少ないということなのだろう。
アル症はWHOの基準によると
過去1年間に、次の6項目の内、3項目以上が経験されるか、出現した時だけにアルコール依存症と診断する。
 ①飲酒への強い欲望または強迫感
 ②飲酒開始のコントロールまたは飲酒終了・飲酒量のコントロールが困難
 ③アルコールを中止・減量したときの離脱症候群の出現や離脱症状を軽減するか避ける意図で飲酒すること。
 ④耐性の証拠
 ⑤飲酒のために、他の楽しみや趣味を次第に無視する。飲んでいる時間が多くなり、酔いが醒めるのに時間を要するようになる
 ⑥明らかに有害な結果が起きているのに、アルコールを飲む。例えば、過度の飲酒による臓器障害、または大量飲酒による精神障害など。

だそうである。
ちなみにアル症になるといっても、「平成○○年○○月○○日○○時○○分アル症になった」
というように、デジタル式に、電球のスイッチを入れるようになるわけではない。
病気というのはそういうものだ。風邪だって、かかったした時と全快した時の時間を正確に特定できるわけではない。

酒を飲むと楽しくなるひと。顔があまり赤くならず、酒に強く二日酔いになりにくい人が大量飲酒→耐性強化→連続飲酒(就寝時以外すべて飲酒状態)→アル症と診断という経過をたどりやすいとされているらしい。
酒には「味を楽しむ」という点があるが、アル症の人はただ「酔い」を求めてパカパカ粗末に飲むそうだ。
スピリタスを水で適量に薄めて飲む私には耳の痛い話だ。

私は飲酒に対して、強迫感はない。
飲酒開始も割合コントロールできる。
離脱(酔いがさめると不快症状が出る。いわゆる禁断症状)もない。
ただ、飲酒終了のコントロールが難しい。
呑み始めると、潰れるか、なくなるまで呑んでしまうことが多い。
ほろ酔いでやめることが難しいと感じている。
ただ、二日酔いの経験は1度あるくらいだ。
だから、「1杯だけ」よりも「今日は飲まない」のほうがより達成しやすい。
「一杯目、人、酒を飲む、二杯目、酒、酒を飲む、三杯目、酒、人を飲む」の格言どおりであって、
一杯目でやめることが難しい。
「あと少しなら大丈夫だろう」が泥酔につながる。
酔うと気が大きくなるので、飲む勢いが増すし、なぜかジャンクフードがおいしく感じられるので
それも良くない。私は家で酒を飲むと必ず、ポテチを食べてしまう。

ゆえに原則禁酒で行くことが望ましい。

私はある程度酒に強いし、味よりも酔いを求める傾向があるので
アル症になりうる人の基本要件は満たしているだろうと思う。
「オレは大丈夫」と思うことなく、
自制していく必要を感じている。

責任とは何か

2007年02月25日 | 日記・雑感
私の中で責任とは
「自分の言動が原因で自分または他者に損害を与えた場合には、
その損害を金銭その他の方法で埋め合わせる約束をする」
ということです。
最良は「他者に損害を与えない」ということですが、
それは人間には不可能でしょう。

つまり、責任とは「~~したらいいことがあるよ」
といった場合には、そのいいことがなかった場合には
それに要したコスト(金、時間)をどれだけ埋め合わせてくれるつもりなのか
をはっきりしておいた方がいいと思うわけです。
そう考えると、
世の中には無責任があふれかえってます。
えらそうに言う私もかなり無責任です。
責任を取るなんて言葉軽々しく吐く人間には注意。

新聞読むと案外面白5

2007年02月25日 | 日記・雑感
●JT社長が「若い世代に向けシェア拡大」外国のタバコ会社買収。
JT社長というポジションからして、
「タバコは有害だから、JTはシェア縮小すべきだ」などというべきではない。
しかしシェアとは?
日本のタバコはJTだけが作っているのではなかったのか。
と思うと、どうやら外国産のタバコもあるらしい
たとえばマルメンライト。これは外国のブランドである。
日本のタバコの2/3がJTブランドとのこと。
タバコはある意味文化の最高峰である。
吸えば、灰になり、残らない。
腹の足しにもならない。
どうやら健康にもよくない。
しかし、美味い。
美味くなければどうして多くの人が吸うものか。
実体の薄いものから多くの快楽を引き出すことが文化だとするなら
タバコはやはり文化の最高峰なのかも。
快楽ってのも、実体が薄いね。

新聞読むと案外面白4

2007年02月25日 | 日記・雑感
●事業活性化のため、競輪が20歳以上の学生OKに。入場料撤廃。最大200万倍の「重勝式」をつくる予定。

入場料が無料になった場合、競輪関係者の給料その他、経費はどうするのか?
まさか、国からの補助金?それはないだろう。
どう考えても「負けた人間」の金を「買った人間」に回す際に抜くという方法が考えられる。
そこで、最大倍率200万倍「重勝式」。競輪のルールは知らないけど、
100円買ったら2億円になる計算。夢の大当たり。
宝くじもそうだけど、倍率を引き上げて、一口あたりの金額も下げて、たくさんの人に売ると、
結構な額を抜いても気づかれにくい。
例えば、私がA・B二人の人間に
めけ「ギャンブルしようぜ。」
A・B「どんな?」
めけ「AとBがまず1000円出す。そして、じゃんけんする。買った方は1900円になって戻ってくる。
勝てば、労せずして1.9倍だ。(負けたほうはすってんてん。←これについては「あえて」言及しない)」
この話に乗る人間はまずいない。
確実に100円(総売り上げ2000円のの5%)抜かれていることが分かるからだ。
詳しくは知らないがこういう博打の胴元になるのは、法律でも禁止されている。
だが、宝くじはみんな買う。僕もサマージャンボや年末ジャンボを買っている。
1ユニット1000万枚の中の当たりくじから、売上と賞金を計算すれば、
総売り上げの50%以上を抜かれているのに。
よくよく考えたら、この方策は「競輪・オート事業の活性化」の為である。
断じて「競輪場に来る人の中から億万長者になる人の確率をあげる」為ではない。

新聞読むと案外面白3

2007年02月25日 | 日記・雑感
●コンビニが自社開発の500mlペットボトル飲料を100円前後で売り出そうとしている

コンビニもスーパーに客が取られて売上が低迷しているようだ。
スーパーのほうが安いし。
現在私は、コンビニを「公共料金支払所、立ち読み場所、ゴミ箱」として主に利用している。
いずれのサービスもあまりコンビニにとっては儲からないと思う。
利益率が比較的高い食べ物に関しては、
おなかがすいたときに、たまたまコンビニがあったら買う程度だな。

コンビニが売上低迷から、上記サービスをやめていった時のことを考えたほうがいいかも。
 公共料金支払所→銀行にいく。口座振替にする。
 立ち読み場所→本屋に行く。雑誌を読まない。
 ゴミ箱→かさばるごみになるもの(ペットボトル・ビン・缶など)をあまり買わない。
実は、あまり私は困らないな(笑)

新聞読むと案外面白2

2007年02月25日 | 日記・雑感
●その利上げに連動して短期プライムレートも上がるらしい。

 通称短プラ。企業向けの一年未満の(短期)貸出金利の基準になる金利らしいです。
 現在1.625%。プライムとは「最高位・重要・主要」を意味する英単語。
 つまり、最高級に信頼のある企業(トヨタとか?)に銀行が金を貸す時に
 この金利で貸すという。
 消費者金融はほとんど20%以上の金利で貸している。
 信用ある企業が100万円金を借りると一年後に101万6250円返せばいいのに対し
 個人が借りると120万円以上で返さねばならない。
 いかに個人が不利か(数字だけでも12倍以上)が分かる。

●低金利は行き過ぎた投資を生む(日銀総裁の言葉)

ど素人視点で単純に考えて、金利が安いと金が借りやすい。
投資(金を使って、将来使った金以上の金を得る為の行動としておく)
には必ずリスク(失敗の可能性)がある。
あまり、あちらこちらで金を借りられて、事業につぎこまれて失敗されると、
貸した金を回収できない。それはいわゆる不良債権というやつでは?

新聞読むと案外面白1

2007年02月25日 | 日記・雑感
どうも、このところWEBが面白くない。
2chとか大好きだったのにな。
友人は、面白い漫画などもネットで捜せば無料で提供されているというが
私は目が弱いので、ディスプレイを見続けると結構疲れるのだ。
ペーパー万歳。
そこで、昨日から職場にある新聞を斜め読みすることにした。
新聞など読みつけていないが、改めて読むと結構面白い。
今日読んだところで、ちょっと思ったことなど

●日銀が利上げをしたらしい。

私は、金融政策と景気の関係についてはよく知らない。
マネーサプライとか金利とかが、
どのように財布の中身や実生活と関係を持っているのか、
そういうニュースを見て自分はどのように行動すべきか、
ということを判断できない。
勉強したら分かるようになるのだろうか。
しかし、専門家ですら経済の未来予測を当てることが出来ていない
らしいので、素人勉強では限界があるだろう。

要するに私にとって行動はギャンブルである。
自分で統制が取れないもの(運とか他人の思惑)に
未来を預けて自分は祈ることしかできない。
ともかく、
「利上げは通常、円高・長期金利上昇・株安の材料」
になるらしいですが、今回は逆に働いたらしく、株価が上がったそうです。
これは、次の利上げまではまだ間があるだろうという判断と思われるらしいのですが、
逆の結果が簡単に出るようでは、このような理屈にも後付けの感が否めません。

HIT商品がなぜHITしたかを説明することは容易だけれども、
多くのHIT商品を分析すればHIT商品を生みだす確率を高めうるという根拠は、
実はない。