めけめけ様の日々雑感

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久々に練体

2006年12月17日 | めけの独善的身体の練り方(我流)
武術の先生が、「木刀の素振りと半棒術がいい!」と書いていたらしいので、
木刀を掘り起こして、振ってみました。
うん、これはいいです。
剣道の構え(中段、正眼)で、骨盤を前に回転させて、
振り上げて、仙骨を戻しながら振り下ろす。
素振りと言いますが、
振るというよりは「なぞる」といった感じでやります。
なぞるというのは、自分の体を左右半分に分ける平面(正中面)を、
木刀全体がなぞるようにやるということです。
振り上げきって、木刀の峰が自分の背面に当たったときに、
尾骨に当たるかどうかがポイント。
力が入ってしまうと力が入ったほうの臀部に木刀が当たってしまいます。

静かに振っていると、なんとなく精神が木刀に吸い込まれて、
心が静かに集中するような気分がしてきます。
心と身体と木刀を一つにまとめるような感じが出れば御の字。
なかなか出ません。
15回くらいで一休み。
「武器の気持ちになって振れ」というのは、物体が落下しようとする力線に
極力逆らわないように振ることなのかななどと思います。

半棒術は、棒術の動画を見ながら、適当に真似てやってみましたが、
棒を持つと必然的に同側順体運動(ナンバ)になりますね。

久々に、意識的に身体を使うと面白いです。