戸田誠二の作品に「恋人」(1ページ)がある。
戸田誠二とは私が先日コミックスを買って、一発で気に入った漫画作家である。
彼の作品はコミックスになる前にインターネット上で発表されたものが多い。
さて、この「恋人」だが、
ある女子学生が、下校途中であろうか、仲睦まじく談笑する男女二人を見て思う
「私には恋人がいません」
夜、彼女は恋人とはなんだろうと勉強机の上の国語辞典で調べてみる。
「恋人-恋の思いを寄せる相手」とでている。
「・・・片思いでもいいのか」彼女は思う
「私には恋人がいます」
そしてほくそえむ。
それだけの作品だが、この作品には、劣等感は定義しだいという真理が描かれていると思う。
私がほりえもんや外国の大富豪をテレビで見て、
「私はお金持ちじゃない」と思い、後に、
「銀行に預金を持ち、財布にお金が入っているのは世界の上位8%」という話を聞いて、
「私はお金持ちだ」とほくそえむのと構造としては似通っている。
「私は~~じゃない」という劣等感がある人はぜひその定義を見直して欲しい。
実は少し見直すだけで「私は~~だった」と劣等感を消すことが出来るかもしれないからだ。
戸田誠二の「恋人」
戸田誠二氏のサイト
戸田誠二とは私が先日コミックスを買って、一発で気に入った漫画作家である。
彼の作品はコミックスになる前にインターネット上で発表されたものが多い。
さて、この「恋人」だが、
ある女子学生が、下校途中であろうか、仲睦まじく談笑する男女二人を見て思う
「私には恋人がいません」
夜、彼女は恋人とはなんだろうと勉強机の上の国語辞典で調べてみる。
「恋人-恋の思いを寄せる相手」とでている。
「・・・片思いでもいいのか」彼女は思う
「私には恋人がいます」
そしてほくそえむ。
それだけの作品だが、この作品には、劣等感は定義しだいという真理が描かれていると思う。
私がほりえもんや外国の大富豪をテレビで見て、
「私はお金持ちじゃない」と思い、後に、
「銀行に預金を持ち、財布にお金が入っているのは世界の上位8%」という話を聞いて、
「私はお金持ちだ」とほくそえむのと構造としては似通っている。
「私は~~じゃない」という劣等感がある人はぜひその定義を見直して欲しい。
実は少し見直すだけで「私は~~だった」と劣等感を消すことが出来るかもしれないからだ。
戸田誠二の「恋人」
戸田誠二氏のサイト