めけめけ様の日々雑感

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うつ脱出のために(その1)

2005年05月25日 | 日記・雑感
今日は、小田全宏という人の講演を聞いた。「いまどきの若者をどう受け入れていくか」というタイトルの講演だった。非常に面白い講演で沢山メモを取った。その中から今日は一つ。
記憶力っていいほうですか?年取ると記憶力が弱くなるなんて言いますよね。なにかしていて、物を取りに別の部屋に行ったとき、あれ、何を取りに来たんだっけなんて思ったり、人の名前が思い出せなかったり、これって、記憶の仕方が悪いらしいんですよ。パソコンにソフトをインストールするみたいに記憶の仕方を覚えるととたんに記憶力がよくなるそうです。小田全宏さんは記憶の仕方のセミナーもやっているそうなんですけど、若い人にそれをやったときのこと。その若い人たちは、無気力で勉強なんかも大嫌いで「あ?かったりいな」なんていう感じで最初受けていたらしいんですよ。でも、教えていくと、今まで覚えられなかったことがぐんぐん覚えていける。そしたら眼の色が変わってきて、2日のセミナーが終わったあとのアンケート用紙には「すげーーーーーーーー」の嵐だったとか。それも、凄いのは小田全宏さんじゃなくて、自分がこんなに頭がよかったのかという驚きと感動らしいんですよ。その話聞いて思ったんですけどね。うつのときってやる気が出ないですよね。それでなにもできなくなって、どんどんどんどんパワーが落ちていく。
なんでかっていうとやる気ってのはある種の循環から生まれるもので、
やった→出来た→自信→やる気
っていう循環があると思うのよ。何かをやって、それが出来て、自分も出来るじゃないかと自信がわいてその自信からやる気が出てくる。そういう良循環。
だからね、鬱の人はまず何かをやって、そして、それが出来たら自分をほめる。そして次のことをやっていくっていうプロセスを踏むことで、鬱から脱却できるんじゃないかなんて思うのさ。今日はそんなところで。