白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

抽選会にまつわる話。

2020年09月11日 | 白堊野球
今日は秋季高校野球岩手県大会の組み合わせ抽選会。

だいぶ前の話だが、どこのメディアよりも早く母校の対戦相手を伝えることに使命を感じていた私は、当時、夏の抽選会場にいた母校監督だった現県高野連会長の南舘さんへ電話したところ、「大船渡です」との返事に「(強豪だけに)ぐへ」と唸ってしまったことを思い出した。

あと、何故か花巻北の相手を知りたくて、OBを騙って花北さんへ電話。当時の野球部長だった母校OBの北田先生が電話に出てくれたこともありました。

はは(笑)懐かしいですな~♪

博士の本棚ー小川洋子

2020年09月10日 | 読書

評価4

「博士の愛した数式」の小川洋子さん、その人となりを知りたくてエッセイ集を手に・・・数々の愛読書の紹介あり、学生時代の話、日常の出来事があり、作家の感性を知りため息。作家になったきっかけの本は「アンネの日記」、どうやら村上春樹もお好きらしい。

実は小川洋子の1冊目に「まぶた」という短編集を読んだのだが、正直、どこをどう読んだらよいかわからなかったのだが、このエッセイを読んでみて「はぁ~ん」という感じをつかめた気がするので、読み直してみようと思っている。そして「アンネの日記」も読んでみよう!

本書の中では「蠅取り紙、私が最後を看取った蠅たち」が面白かった。そうだな~蠅取り紙、ありましたね(笑)。

芥川賞作家はどちらかというと敬遠してきた(読みづらい、理解しがたい気がして)のだが、これをきっかけに手を伸ばしてみようか?と考えている。

迷走する帝国(下)-塩野七生

2020年09月09日 | 読書

評価5

ガリエヌス帝(260-268)の時、ガリアが独立、それに続いて北部メソポタミアのパルミラも女帝ゼノビアを前面に押し立てて台頭、入れ代わり立ち代わり帝位につく軍人皇帝もゴティクス(268-270)は疫病に倒れ、アウレリアヌス(270-275)はガリア、ヒスパニア、ブリタニアの無血でのローマ復帰を果たすも将官によって殺害され、タキトゥス(275-276)自然死、プロブス(276-282)不満兵による殺害、カルス(282-283)ペルシア戦役中に落雷により死亡、と続き、284年にその後21年間続くディオクレティアニス帝時代をむかえる。

そして、この時代、ジワジワとキリスト教がローマ帝国に広がりを見せるのであった。

一高応援席(対盛工)

2020年09月06日 | '21夏8強チームの球跡
盛工1-4一高(試合終了)

一高勝った!
守りしっかり!頑張れ!
今日も完封リレーへゴーゴー!
ピッチャー菅君へリレー、菅君がんばって!
良い感じ、良い感じ、頑張れ一高!
4点目だ!いげいげ一高!!!
追加点!!!さらに1点!!!
一高1点先制!!!いいぞ!!!
一高、先制攻撃だ!
盛工、先生(五日市)先発か!?(笑)

さーさ、今日の準決勝は近年立て続けに当たっている盛工です。
頑張れ!一高!!!

あなたのゼイ肉、落としますー垣谷美雨

2020年09月05日 | 読書

評価4

「あなたの人生、片づけます」の大庭十萬里の妹・小萬里が登場!その小萬里が登場人物の肉体のダイエットと心のダイエットを伝授する痛快短編4作品。①園田乃梨子49歳②錦小路小菊18歳③吉田智也32歳④前田悠太10歳

どちらかというと、「心のゼイ肉」の落とし方が中心。小萬里がどのように「体のゼイ肉」の落とし方とからめて各クライアントの心を導くかが見どころ!小萬里の心をえぐる鋭い言葉が心地良い!垣谷美雨の筆がさえ渡る!

小萬里のアドバイスで目が覚めた没落貴族の娘が、親の理不尽な期待を振り切って人生を切り開く物語(錦小路小菊18歳)が私のお薦め。

迷走する帝国(中)-塩野七生

2020年09月03日 | 読書

評価5

235年マクシミヌスが皇位について以降、30年間で皇帝が13人も変わるまさしく「迷走期」に突入したローマ。ライン、ドナウ防衛線では蛮族が続々と侵入し、パルティアに替わったササン朝ペルシアには皇帝を捕虜にされ、疫病、キリスト教徒対策にも悩まされる。

とりあえず、軍団に殺されては次々と就任した軍人皇帝の名を記す。

マクシミヌス・トラクス(在位235-238)
ゴルディアヌス父子
パピエヌス
バルビヌス
マクシミヌス
ゴルディアヌス3世(238-244)
フィリップス・アラブス(244-249)
デキウス(249-251)
トレボニアヌス
エミリアヌス
ヴァレリアヌス(253-260)
ガリエヌス(260-268)