何で花巻球場まで歩いたか、の話。

昨日、小生は蒸し暑い花巻の町を花巻駅から花巻球場まで歩いた。
バスで行くつもりだったので地図は頭に入っていなかったが、西北に進めば着くだろうとの予想通り道に迷うことなく３０分後無事到着。

さて、なして、こったなごどになっちまったのが！？

小生が花巻駅前４番バス停で待っていたのは「１１時２５分発花巻温泉行き」。バス停の時刻表を確認するも花巻温泉行きの時間しか載っていないので、「４番バス停は花巻温泉行き専用」と確信。

時は１１時２２分を過ぎた頃、４番バス停にバスがやって来た。
バス前面の行き先表示な～んて確認しない。

「早めに来るなんて珍しい」
と思いつつ乗り込む。

でっ　アナウンスを聞いて　げっ！となった。
「このバスは北上駅行きです。」

小生も慌てたが、おっきな荷物を持った中年女性が大慌てで運転手に確認。

「これって、花巻温泉行きじゃないんですかっ！？」
「北上駅行きですよ」
「案内所で４番バス停、２５分、って言われたから乗ったのにーっ！」
「これも４番に乗り入れているもんで・・・」

（バスはまだ花巻駅前のロータリー内を進行中～）

「ここで降ろしてもらえないでしょーかっ！？」
（小生、成り行きを見守るも、そーして欲しい！と心の中で叫ぶ！）
「そーゆーわけにはいきません」
「じゃ　次のバス停で降りて戻れば間に合うかしら？」
「さ～？ほれ、今すれ違ったバスに乗るはずだったんでしょう～」

て、な、やり取りがあって、小生は真っ先に次のバス停で降りる。
慌てて小銭を探しあぐねている女性はやっとこさ、バスを降りた。

普通の状況なら、この女性
「あらっ　この人も間違えたのね！」
って気づくはずだと思うのだが、慌てまくってそれどころじゃない様子。

当然、１１時２５分のバスに間に合うはずもなく、小生は覚悟を決めて花巻球場目指して歩くことに。

「もし何かあったら」
とウォーキングシューズを履いていったのが奏功、事なきを得た。

しかし、バス停の表示が不親切。
県内有数の観光地だけに改善をお願いしたいものです。


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