評価5
再読(前回2021年1月29日)。
キリスト教を棄てようとした作家「私」がエルサレムに住む大学時代の友人の元聖書学者を訪ねる。イエスの死に至る過程と「私」と友人が過ごしたキリスト系大学寮での出来事が交差して、著者の追い求める「同伴者イエス」の姿が現れて来る。愛と信仰の原点を探る物語。
戦時下の大学寮の匂い、エルサレムの雑踏、ユダヤ人収容所の朝、イエスが捕らわれて十字架を背負わさるまでを追う蓬売りの男、百卒長、イエスを裏切った男アルパヨ、大学寮を去った修道士ねずみ、全ての出来事、人々の情景が生々しく迫って来る。「同伴者イエス」まだまだ、私には呑み込めない部分が多い。機会を見つけて、再度、遠藤作品に挑戦してみようと思う。
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再読(前回2021年1月29日)。
キリスト教を棄てようとした作家「私」がエルサレムに住む大学時代の友人の元聖書学者を訪ねる。イエスの死に至る過程と「私」と友人が過ごしたキリスト系大学寮での出来事が交差して、著者の追い求める「同伴者イエス」の姿が現れて来る。愛と信仰の原点を探る物語。
戦時下の大学寮の匂い、エルサレムの雑踏、ユダヤ人収容所の朝、イエスが捕らわれて十字架を背負わさるまでを追う蓬売りの男、百卒長、イエスを裏切った男アルパヨ、大学寮を去った修道士ねずみ、全ての出来事、人々の情景が生々しく迫って来る。「同伴者イエス」まだまだ、私には呑み込めない部分が多い。機会を見つけて、再度、遠藤作品に挑戦してみようと思う。
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