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映画『燃えよ剣』(ややネタバレ注意)

2021年10月24日 | 映画
今日は先日『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た際に1300円で映画を見られるチケットをもらったので一人で映画に。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは10/15に公開されたばかりの映画『燃えよ剣』。

『燃えよ剣』とは? (公式HPより引用)

武州多摩の”バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。江戸幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき―――。
剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が今幕を開ける!

だそう。



学生時代から何度も読んだ司馬遼太郎の原作が映画されたと聞き、かなり期待して見に行った。

感想は・・・

大変面白かった!!


何度も映画化やドラマ化をされてきた新選組だが、この映画の出来が最高だと思う。

『日本のいちばん長い日』を撮った原田眞人監督が撮っただけでなく、殺陣は岡田准一自らが指導しただけあってこれが史実ではないかと思わせるような説得力とリアリティーがあって自分が幕末にタイムスリップしたような感覚になった。

ただでさえ登場人物が多いのに史実でもいろんな事件が起こるので148分の大作でも描ききることは難しくかなり展開が早くついて行くのが大変。

でも歴史をあまり知らなくても十分楽しめる映画だと思う。

原作と多少違ったが「お雪」と土方の恋愛模様はとても美しく哀しい。

新選組のメンバーの配役もとても良く、芹沢鴨の伊藤英明はかなりハマり役だと思った。

ロケーションも本物が登場し、西本願寺などの「世界遺産」「国宝級建造物」など60カ所という規模のロケ地であるがゆえにかなりのリアリティー。

そして何より主役の岡田准一の演技がすばらしい。

殺陣の凄さだけでなく、土方歳三になり切ったその姿は教科書等で見た写真の土方歳三本人に見えてくるほど。

ラストシーンでの壮絶な最期はまさに土方歳三の生き方の集大成と感じさせるものだった。

「詩は下手だが、人生そのものが詩」という劇中のセリフをまさに体現したものだと感じた。

原作が好きなのでイメージが壊れるのが怖かったが、イメージ以上のスケールで圧倒された。


新選組を作り上げ、最後まで全うした土方歳三という人物の生きざまを今更ながらカッコイイと実感しためぐなのでした。

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