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映画『関ヶ原』 (ややネタバレ注意)

2017年08月26日 | 映画
今日は近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。

見たのは本日から公開の「関ヶ原」。

関ヶ原とは?(公式HPより引用)



関ヶ原の戦い――
それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本の在りようを決定づけた。

幼くして豊臣秀吉(滝藤賢一)に才を認められ、秀吉の小姓となった石田三成(岡田准一)。成長し大名にとりたてられた三成は自分の石高の半分をもって、猛将として名を馳せた牢人・島左近(平岳大)を家来に乞う。秀吉に忠誠を誓いながらも、利害によって天下を治めることに疑問を感じ正義で世の中を変えようとする三成の姿に、左近は「天下悉く利に走るとき、ひとり逆しまに走るのは男として面白い」と配下に入る。伊賀の忍び・初芽(有村架純)も、“犬”として三成に仕えることになる。
秀吉の体調が思わしくない。天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)は、秀吉の不興を買う小早川秀秋(東出昌大)や他の秀吉恩顧の武将たちに、言葉巧みに取り入っていく。三成は、そんな家康が気にくわない。
1598年8月、秀吉逝去。翌1599年閏3月、大老・前田利家(西岡德馬)も亡くなると、先の朝鮮出兵時から三成に恨みを持つ福島正則、加藤清正ら秀吉子飼いの七人党が、三成の屋敷を襲撃する。三成は家康の屋敷に逃げ込み難を逃れるが、このことで佐和山城に蟄居。家康の影響力が増していく。
1600年6月、家康が上杉討伐に向かう。上杉家家臣・直江兼続(松山ケンイチ)と家康の挟み撃ちを図っていた三成は、盟友・大谷刑部らを引き込み、毛利輝元を総大将に立て挙兵。三成の西軍、家康の東軍が、覇権をかけて動き出す。1600年9月15日。決戦の地は関ヶ原。三成は、いかにして家康と世紀の合戦を戦うのか? そして、命を懸けて三成を守る初芽との、密やかな“愛”の行方は……。
権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通す“純粋すぎる武将”三成と野望に燃える家康の戦いが今、幕を開ける!!

だそう。



感想は・・・


面白かった!!


岐阜県出身のワタシは関ヶ原の戦いについては現地に行ったこともあるほど思い入れは深い。


主演の石田三成役 岡田准一の熱いながらもストイックな演技がよかった。

以前見た「海賊とよばれた男」でも好演していたが、今回もなかなかよかった。

対する徳川家康役 役所広司の演技も秀逸。

ただ太った家康をスリムな役所広司が演じるのはかなり難しそうだったが・・・(笑)


印象に残ったのは島左近が三成の家老になるキーワード「天下悉く利に走るとき、ひとり逆しまに走るのは男として面白い仕事」。

秀吉に取り立てられ小大名でしかなかった三成が、知行の半分もの俸禄を与えて島左近を召抱えたのは有名な話だが三成の義に共感して家来になる場面。

家康を始め、どの戦国大名も自分の家をどう守るか「利」を求めて動く中「義」に殉じる三成と左近。

今の世の中にも通じるところがあるような気がする・・・


関ヶ原の合戦シーンも大迫力。

大きなスクリーンいっぱいに展開される戦国絵巻。

映画館の音響効果と相まって自分が戦場の真ん中にいるような気にさえなった。


内容が濃いので149分の上映時間もあっという間。

むしろ時間が足りなくて展開が駆け足になってしまった面も感じられるほど。


映画を見たことで以前読んだ司馬遼太郎の原作を読み直してみたくなっためぐなのでした。









コメント
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