Welcome to M's World

作者が毎日感じたこと等を書き込んでます!
ぜひ見てください!!
東京⇒北九州⇒福岡⇒名古屋⇒稲沢市に引っ越しました。

映画『海賊とよばれた男』 (ややネタバレ注意)

2016年12月26日 | 映画
一昨日、時間があったのと近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」で17周年記念として1000円で映画が見れるサービスデーだったこともあり一人で映画を見に行った。

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」と悩んだが今回見たのは「海賊とよばれた男」。

「海賊とよばれた男」とは?(東宝HPより引用)

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予感していた若き日の国岡鐡造(岡田准一)は、北九州・門司で石油業に乗り出すが、その前には国内の販売業者、欧米の石油会社(石油メジャー)など、常に様々な壁が立ち塞がり、行く手を阻んだ。
しかし、鐡造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員(=部下)を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。
その鐡造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。
そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える “事件”が発生する。
石油メジャーから敵視され、圧倒的な包囲網により全ての石油輸入ルートを封鎖された国岡鐡造が、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を、秘密裏にイランに派遣するという“狂気”の行動に打って出たのだった。
イランの石油を直接輸入することは、イランを牛耳るイギリスを完全に敵に回すこと。しかし、イギリスの圧力により貧困にあえぐイランの現状と自らを重ね合わせた鐡造は、店員の反対を押し切り、石油メジャーとの最大の戦いに臨む。
果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり、無事に日本に帰還することができるのか?
そして、国岡鐡造は、なぜ“海賊”とよばれたのか?
その答えが、明らかになる―。

だそう。


感想は・・・


とても感動した!!



主演の岡田准一が20代から90代までの主人公を熱演。

ストーリー的には時代を行ったり来たりするのだが、その年代に応じて演技を変えながらも熱意や信念は変わらない。

脇役もすばらしい。

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ三部作から山崎監督作品で出演している吉岡秀隆や堤真一をはじめ、染谷将太、鈴木亮平、小林薫など豪華なメンバー。

俳優陣がみんな非常にいい味を出している上に、国岡商店の店員として団結している姿がすばらしい。

また、60歳を超えた店主自らが旧海軍の石油タンクの油滓を浚う現場に出向き店員と一緒に作業しようとする姿など店員に慕われるリーダー像としてあこがれた。

戦後の混乱期に1人も解雇することなく、ラジオの修理事業や漁業にまで事業を拡げて会社や社員を守る姿など経営者としての姿勢もすばらしい。

極め付けが日承丸のイラン派遣。

一企業が大国イギリスや石油メジャーに喧嘩を売るような判断。

現実ではその後裁判で争い、イギリス相手に勝訴したらしい。



映像もまたすばらしい。

「永遠の0」でも活躍したCGが今回もすごい。

タンカー日承丸だけでなく、東京大空襲、満州鉄道の汽車、東京銀座の本社など全くCGとは感じさせない出来。

CGがSFだけでなく過去のものをリアルに描くために使われるのは山崎監督ならではだと思った。


壮大なストーリーのため2時間25分の枠ではかなり急いだ印象になったのは否めないが、原作を読んでさらに理解を深めたいと思うめぐなのでした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016 我が家のクリスマス ... | トップ | カルディーのプレジデントラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事