手習い(てならい)とは、寺子屋において行われた教育のこと。
文字の読み・書き「書道」の練習を指す。
◆風流てらこ吉書はじめけいこの図(部分)
歌川豊国(初代)画 公文教育研究会蔵
寺子屋では読み・書き・算盤を教えたが、その根本は手習いによる文字の習得にあった。
子供達は師匠の指導の下、墨をすり紙を真っ黒にするまで練習したと言われている。
それによって基礎的な文字の習得を経て、初めて往来物などによる教科書を用いた
教育が行われた。
◆一掃百態 寺子屋図 渡辺崋山画 文政元年 田原市博物館蔵
手習いの参考に用いられた手習本も日常の生活に必要な基礎知識が盛り込まれており、
単に文字を練習する以上の意味合いがあった。
「寺子屋」の名称は主に上方(京都・大坂・伊勢など)で用いられ、
江戸では「手習指南所」「手跡指南」などと呼ばれた。
寺子屋の「子屋」が「こや(小屋)」に通じる点や、「屋」が屋号に通じる事が
教育の場の名称に適切ではないとされたからである。
◆一掃百態 寺子屋図(部分) 渡辺崋山画 文政元年 田原市博物館蔵
寺子屋は江戸時代に広まった民間の教育機関。そこでは日常生活に必要な読み書き、
そろばんなどを学ぶことができた。
寛政期(1789~1801以降になると、江戸、大坂、京都などの都市はもとより、
寺子屋は農漁村にも広まっていた。
その教え手は、僧侶のほかに書家、神官、医者、浪人など。寺子屋では
書道の神・菅原道真が崇拝され、毎月25日(道真の命日が2月25日であったため)には
祭壇に天神像が飾られ学業成就が祈られていたとか。
◆寺子屋の図 公文教育研究会蔵
この寺子屋の普及によって、江戸時代の日本の識字率は、世界最高の水準であったといえる。
クラスでも、算盤の上級者は、数学など計算は早く、
習字のできる者は、国語が良く出来たりと、有利でした。
今でも、塾でこういうことも、教えるといいのですが。
受験が目的ですから、時間の浪費はできないのでしょうね。
小学生には、加えて、本の素読もいいでしょう。
ゆとり教育には、これらが、最適ではないかな、と。
欧米で書道はものすごく人気があり、芸術になっています。
へぇー欧米では書道は芸術のひとつなんですか。
麻生総理も書道が得意で凄く達筆ですよね。
漢字を音訓読み・書きできる能力と、spell(綴り)・pronunciation(発音)を漢字に充てる能力が評価されるわけです。欧米では字が書けることが才能の一つです。きれいな日本語が必要なことは云うまでもありません。
字の美しさはその人の品位をたかめますね。
最近字も書かなくなり・・漢字もかけなくなり・・
実に情けない思いをいたしております。
うつくしいにほんごをはなすようにしたいとおもいつつ・・
おっはよちゃん!!
小生は、四十の手習いで自動二輪、六十の手習いで乗馬。
半睡さんの乗馬ではありませんが、小さい頃から習わないとなかなか身につきません。
三師試験(医師・歯科医師・薬剤師)は、国語(読解力)が最重要です。
読めない・理解できない・書けないと、三ないは国語力の不足なのですが!。
数名の男性講師は超がつくぃい男だったような気がします。教室は満員状態でした。週一回の英語で書道のコースは半年先まで埋まっていたとか!?