社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

アマチュア第十話

2017-07-19 08:13:23 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございますm(__)m

 

ちょっと前回より日数が空いてしまってすみませんm(__)m

 

 

 

さて、なんか松居和代さん

 

 

あの方、面白いですね!

本人にとっては切実な問題である事は十分伝わってくるのですが

本人が意識するしないに関わらず、なんか他人を惹きつける何かを持ってる様な気がします

 

 

だって面白いですもん

 

 

まぁ、船越さんや、ハワイの女性の方はかわいそうですけどね 笑

 

 

アマチュア 第十話

 

 

業界に限らず、昨今の仕事環境に欠かす事のできない「 ネット環境 」

これは強力な営業支援ツールである反面、魔物であるとも思える

 

 

 

故障をきたすと仕事にならない

 

 

 

ある日突然、無線ルーターが息を引き取ったのを皮切りに、いくつかの不具合が発生し、私は非常にイライラする日を過ごしていた

ネット環境に関する一切を任せている業者も、土日となると連絡がつかない

 

 

(この仕事の環境は、やっぱり対策が必要だな・・・・・よくよく考えてみると、数年前のソフト導入以来、一切は

他人= 「ネット環境を保守する他社等」 に握られている、もしくは自分自身が委ねている様な気がする・・・)

 

 

そんな事を考えながら、未来永劫は続かない事を進めてきた不安に悩まされていた

 

 

得たモノは確かに多い

 

それは、枝から枝が出る様に、同業に先駆けてネット活用に取り組んだからこそ見つける事の出来た「 気づき 」に代表されるような気も

するが、今となっては完全にネット活用の世界は次のステージである

 

 

判断に迷った時期も確かにあったが

 

残念ながら、私の活動する商圏、市場ではこれ以上の投資や猛進は、むしろリスクの増大につながるという結論に至った

 

 

 

( もう一度、アナログの活動を見直し、こちらの次ステージを目指そう・・・・)

 

 

 

十数年前、開業した際に取り組もうとした人間関係の構築や、情報入手ルートの構築、長く続ける事の出来る盤石な土台、

こんなものを一から積み上げていく事に私は舵を切る事にしたが、正直な所、何から手を付けるべきかは判然としない日々を過ごしていた

 

 

 

 

九入氏には少々きつめな物言いをしたが、やはり、前回の電話以降、1週間がたっても何の連絡もなかった

これまでの九入氏の話の流れを整理すれば

 

 

・買主は自己資金で買うと、九入氏自身が勘違いをしており、司法書士にも抵当権設定の段取りすらしていなかった

・後に、全額を銀行融資に頼る事が判明するが、銀行申込み等の手続きが、当初決めた決済日に間に合うものではなかった

・銀行融資はどうやら困難である事が判明した

・昔から付き合いのある金融機関と相談をする事にした

 

 

( こりゃ、あかんな・・・)

 

 

シンプルに答えは出た

私の経験上、ここからの大どんでん返しは過去にはない

後は、全ての関係者の、気持ちのやりどころを模索し、不時着陸の方法と場所を構築する段階である

 

 

よし、もうこれはこちらから結論を出しにいくか・・・

 

私は長引いて長引いて、尻すぼみの結果を売主に報告するのはもはや良くないと考え、九入氏に連絡を入れる事にした

勿論、前回にあれだけの話をしたにも関わらず、その後何の連絡もしてこない事へのあてつけの意味もあった事は否めないのだが

 

 

 

プルルルル

 

「 もしもし、九入です ・・・ 」

 

トーンから、私からの電話はあまりうれしくない雰囲気が強く感じられた

 

世の中にはよくある事だが、相手に簡単に感情をさらすというビジネスライクのかけらも感じられないこのやり取り一つをとっても

やはり我々の業界や、地域、電話の相手でもある九入氏に対しても、プロの流儀を感じられない様に思った

 

「 お忙しい所すみません。この間からの件で、以後何の連絡も頂いていませんが、買主さんの融資申し込みは済んだんですか? 」

 

九入氏「 いや、知らん 」

 

「 ・・・・・・・ 」

 

九入氏「 ・・・・・・・ 」

 

「・・・・・・・ 」

 

 

1分以上が沈黙で経過した

 

 

 

 

 

 

 

 

私はこちらから話す気はない

 

 

 

 

九入氏には、軽はずみな自分の言動と、どういう振る舞いをしているのかをこの1分で考えてほしい

 

 

 

 

 

 

 

「 いや、知らん 」 などと言う回答をしてはならないのだ

 

 

実際にはより長く感じた沈黙を破り、九入氏は何かに気づいた

 

 

九入氏「 いや、あれからわしも買主に連絡とってないんや 」

 

「 なぜですか? 」

 

九入氏「 いや、なぜて・・・ 」

 

「 どの辺りに、契約済みのこの案件の決済日をもってくるおつもりですか? 」

 

九入氏「 いや、そんなん、融資の進み具合次第やから何とも言えんわな 」

 

「 申し込みはいつにするんですか? 」

 

九入氏「 ・・・・・・・ 」

 

 

自分の言っている事に、すでに答えはでているのである

 

「 そしたら、お手数ですが、今日買主さんに、融資の申し込みはいつするのか聞いて頂けますか? 」

 

九入氏「 おう、いっぺん聞くわ。また連絡するわ 」

 

「 今日、もう一度連絡を頂けますね? 」

 

九入氏「 いや、そんなんわかってるから 」

 

 

これまでに何度も聞いた、信ぴょう性のない言葉をもう一度聞いた

 

 

 

 

人格がどうのこうのと言うつもりはない

 

 

九入氏にしても、ご家族はおられるだろうし、身辺の親しい方の中では、良い人であるのかもしれない

少なくとも、私はそういう事を判断する情報をもっておらず、判断する立場にもない

 

 

 

しかし

 

 

 

 

他人の財産を商品として取り扱ってはならない

 

 

 

 

プロの業者として、これだけは断言しても良い

 

 

共同で仲介業務をできる方ではない事は、私の立ち位置、知りえた情報だけで十分に判断できた

事故寸前と言っても良いやりとりの連鎖に、その危険性や関係者が巻き込まれるかもしれないトラブルの要素が存在する事を

九入氏は長年のキャリアにも関わらず、なぜか理解できていない様に見受けられた

 

 

 

 

 

いよいよである

 

 

 

もう始末をつけよう

 

次の電話で、この案件を終了するストーリーを頭の中に準備し、私は別の案件の準備をはじめた

 

 

 

 

 

 

 

 

           続く・・・・

 

 

 

 

 

 

 


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