宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

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電王戦・AlphaGo対イ・セドル 第2局

2016-03-14 11:18:57 | 日記
本気のセドルさん、負けてしまいました。(投了)

どうもAlphaGoに対する「間合い」がまだ読み切れていない様です。

それで今回はセドルさん、随分と堅実な打ち方をなさいました。

対するAlphaGoといえば、序盤、手抜き可能と見るや、リスクを恐れずに飛び地に布石を打ちます。

このハイリスクーハイリターンを恐れずにやる、やってしまうのがCOM君の強みであります。

ですからセドルさん、同じくらいのリスクを取っていかないと到底太刀打ちできる相手ではありません。

そうして、それは人間にとってはとても大変なことなのでありましょう。


という訳で、恒例のインタビューから・・・

セドル「昨日今日と対戦して、中盤で不利になると、もうひっくり返せないと感じた。

第3局以降は、いままでより序盤に時間を使うことになると思う。」

セドル>一試合でも勝てるように三試合目は勝ちたいと思う。

AlphaGoが特に強いのは中盤以降だから三試合目は序盤から仕掛けていきたいと思う。



ハサビス「アルファ碁は、中盤まではイーブンと判断していた。その後、一貫して、自分良しと判断していた」

ハサビス>私たちが評価する場合、AlphaGoに相当する力が必要だ、

だからLeeSedolのようにすばらしい棋士がいないとAlphaGoの評価ということが出来ない。


セドルさん、精神的なダメージがかなりあるとは思いますが、本日の休養日をはさんでの第3戦、果敢なる戦いを期待しております。

PS
明日の対戦、中一日置いたので精神的にも切り替えができたでしょう。

いろいろな雑多なものを全部捨てて、一人の戦士としてAlphaGoに対峙できれば、活路は見いだせると思われます。

そこまでの腹のくくり、覚悟が出来ていることを期待しておりますよ、セドルさん。

PS
何度も検討した後の世界最強棋士 柯潔(カケツ)の最新コメント

調子が抜群にいい時の俺が100人がかりでセドルと戦っても編み出せないであろう手をいくつも編み出しているアルファ碁 。

賢く、天才であればあるほどこの戦いから避けるだろう 。

だが俺はバカな凡人だ、申し込みがあれば是非やりたい。

・・・人外であろうが何であろうが、相手が強ければそれだけで戦いたがる。

柯潔(カケツ)は明らかに戦士でありますなあ。


PS
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電王戦・AlphaGo対イ・セドル 第1局

2016-03-13 10:59:55 | 日記
やはり書かないわけにはいかない。

イ・セドル 世界で5本の指に入る囲碁の強者らしい。

対するαGO、CPU1202個という第2回電王戦のGPS(760)を上回るクラスタバージョン。

そういうわけで、ガチ勝負ですね。

ちなみに日本の囲碁のトップはセドルには勝てない様です。

そうして、9日に行われた第1戦。

セドル、負けました。

しかるに、どうもセドルさん、初戦は様子見の所があったように見受けられました。

そういう意味では、本日の第2戦。

セドルさんも本気で来るでしょう。

そうしてもらわねばなりません。

以下、セドルさんの興味深いコメントです。

イセドルのコメント

大変驚きました。負けるとは思いませんでした。大変ショックを受けています。

試合については、序盤でしくじり、AlphaGoは最後までうまくやりました。

劣勢になっても負けるとは思いませんでした。このようなすばらしいゲームになるとは思いませんでした。

ハサビスが私を棋士として尊敬していると聞きましたが、私もこのようなすごいプログラムを作った ハサビスとシュミットを大変尊敬しています。

またAlphaGoを作ったすべてのプログラマーを尊敬しています。

あるいはこんなことも言っています。

セドル
「AlphaGoの特徴はプロ棋士らと違うスタイルで進めたということだ」

「全く人間のように打たなかった」

「人の読みで打とうとするなら普通は打つことはできない手が出てきたという点」

「難しい序盤接戦をAlphaGoが解いていく能力に驚いた」

「左下隅戦闘以後形勢が不利になるとすぐに右辺で勝負の賭けを飛ばした点にまた一度驚いた」

「AlphaGoは明らかにプロとは違うことを感じた。人が打つように打たない」

これ、なにやらポナンザに対するプロ棋士のコメントを聞いている様で、ある意味「なるほど」と納得してしまうものがありますね。

PS
アルファ碁の「CPU個数」は、普通「CPUコア数」と呼んでるものだよ。

電王戦の670台GPSは、4コアPCなので2700コアぐらい。

なので分散型アルファ碁のCPUパワーは(コア数では)その半分以下。

しかし神経網用には別に強力なGPUを180個弱も使ってる。・・・らしい。(~CHより)

PS
大橋6段に、AlphaGoと対戦してみたいか聞いてみた。

「やってみたいとは思いますけど、今日の碁を見せられると自信はないです」。

また、イ・セドル9段に勝てるのは、中国の柯潔(かけつ)9段ぐらいで、彼も勝てなければ「人類はもうコンピューターに勝てないでしょう」と話す。


PS
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2月の成績報告

2016-03-06 12:00:16 | 日記
2月末時点でのさわかみファンド成績

月末時点で元金459.4万円、利益+2475323円、利回り+53.9%
平均取得単価11989円、時価18312円、日経平均16026円です。
全投資家平均利回り+28.1%(歴代変動幅+74.4%~ー35.8%)
 同上 全期間平均 + 8.0%(2001年~現在まで)

1月末時点でのさわかみファンド成績

月末時点で元金459.4万円、利益+3203794円、利回り+69.7%
平均取得単価11989円、時価20199円、日経平均17518円です。
全投資家平均利回り+41.3%(歴代変動幅+74.4%~ー35.8%)
 同上 全期間平均 + 7.9%(2001年~現在まで)


さて、今月は前月より日経平均1492円ほど下げましたが、
さわかみさんところは1887円ほどの下がりです。(ぶー!!)


それで今月の利益は今月利益ー先月利益=ー728471円となりました。

以上まとめますと

2013年での損益(6~12月)
         +1034606円
2014年での損益(1~12月)
         +2191964円
2015年での損益(1~12月)
          +540080円

2016年での損益(1~12月)
1月損益    -562856円
2月損益    -728471円

累積損益   +2475323円


さわかみさん、今月も下げました。

そうして全投資家平均利回りも+28.1%に下がりました


それから現金比率は13.6%から14.6%まで上昇しました。(ターゲット30%)

       3月   4月   5月   6月   7月    8月    9月
現金比率 7%  9.2% 7.9% 9.3% 10.7% 12.9% 14.4%

       10月   11月   12月   1月    2月   3月   4月
現金比率 13.0% 12.3% 12.8% 13.6% 14.6%

今月の現金比率は14.6%でピーク値を更新しました。

これは今後もバーゲンセールが続くであろう、、、とさわかみさん、読んでいる訳ですね。


さてそれから、今月も会員数増加でありました。

そうしてさわかみさん、今月も入金超過の模様であります。


PS
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全投資家平均利回り:月末時点でのファンドが持っている(投資家にとっての実質上の)平均利回り

考え方

個々の投資家は投資のタイミングがばらばらです。

従って、それぞれ異なった利回りを持つ事になりますので、投資家全員で平均してやる必要があります。

そうやって出した平均値がほぼ「全投資家平均利回り」に相当します。

ご自分の利回りの成績を判断する際の基準値としてお使いいただければ、、、と。
(ファンド仲間と比較して、上位か並みか下位か、ぐらいの判断は可能であります。)
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