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電王戦・AlphaGo対イ・セドル 第1局

2016-03-13 10:59:55 | 日記
やはり書かないわけにはいかない。

イ・セドル 世界で5本の指に入る囲碁の強者らしい。

対するαGO、CPU1202個という第2回電王戦のGPS(760)を上回るクラスタバージョン。

そういうわけで、ガチ勝負ですね。

ちなみに日本の囲碁のトップはセドルには勝てない様です。

そうして、9日に行われた第1戦。

セドル、負けました。

しかるに、どうもセドルさん、初戦は様子見の所があったように見受けられました。

そういう意味では、本日の第2戦。

セドルさんも本気で来るでしょう。

そうしてもらわねばなりません。

以下、セドルさんの興味深いコメントです。

イセドルのコメント

大変驚きました。負けるとは思いませんでした。大変ショックを受けています。

試合については、序盤でしくじり、AlphaGoは最後までうまくやりました。

劣勢になっても負けるとは思いませんでした。このようなすばらしいゲームになるとは思いませんでした。

ハサビスが私を棋士として尊敬していると聞きましたが、私もこのようなすごいプログラムを作った ハサビスとシュミットを大変尊敬しています。

またAlphaGoを作ったすべてのプログラマーを尊敬しています。

あるいはこんなことも言っています。

セドル
「AlphaGoの特徴はプロ棋士らと違うスタイルで進めたということだ」

「全く人間のように打たなかった」

「人の読みで打とうとするなら普通は打つことはできない手が出てきたという点」

「難しい序盤接戦をAlphaGoが解いていく能力に驚いた」

「左下隅戦闘以後形勢が不利になるとすぐに右辺で勝負の賭けを飛ばした点にまた一度驚いた」

「AlphaGoは明らかにプロとは違うことを感じた。人が打つように打たない」

これ、なにやらポナンザに対するプロ棋士のコメントを聞いている様で、ある意味「なるほど」と納得してしまうものがありますね。

PS
アルファ碁の「CPU個数」は、普通「CPUコア数」と呼んでるものだよ。

電王戦の670台GPSは、4コアPCなので2700コアぐらい。

なので分散型アルファ碁のCPUパワーは(コア数では)その半分以下。

しかし神経網用には別に強力なGPUを180個弱も使ってる。・・・らしい。(~CHより)

PS
大橋6段に、AlphaGoと対戦してみたいか聞いてみた。

「やってみたいとは思いますけど、今日の碁を見せられると自信はないです」。

また、イ・セドル9段に勝てるのは、中国の柯潔(かけつ)9段ぐらいで、彼も勝てなければ「人類はもうコンピューターに勝てないでしょう」と話す。


PS
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