宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

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その2・ 小さな質量の原始ブラックホールはすでに蒸発してしまったのか?

2022-11-21 10:30:55 | 日記

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2020/12/25 11:29 | 最終変更
entangle1  一人前   投稿数: 1221

 

さてそういうわけで、小さな質量の原始BHは消滅できません。

その質量の程度は、と言いますとプランク質量の4分の1程度の所が限界値となります。

たとえば1グラムの原始BHがホーキング放射で質量を減らし、プランク質量の4分の1程度になりますと(注1)そこでホーキング放射は止まってしまう、そうしてその後はその原始BHは安定的に宇宙が存在する限り、他の大質量のBHに飲み込まれない限り、その姿で存在し続ける、という事になります。

そうしてそれが当方が主張する所のダークマターの正体である、という事になるのでした。

注1:以上の事からダークマターの質量は0<最終BH質量=ダークマター<Mp/4という範囲に落ち着くであろう、ということになり、ダークマターの平均質量をMp/8程度とするとそれは2.72*10^-9(Kg),『一般的なコピー用紙を 0.13mm×0.3mm に切ったものの重さくらい』という事になります。


ダークマター・ホーキングさんが考えたこと 一覧

https://archive.fo/BQtQ6

 

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