いよいよ

今日で5月も終わり。いよいよリサイタルが迫ってきました。
なんだかずっと事務的なことで忙しくて、ブログもすっかりサボっていました。リサイタルの前っていつも思うのですが、この事務手続き的なことが大変で、私がもう一人いたらな～とか、一日が24時間以上あったらな～とか思ってしまいます。

なんてグチッてないで、演奏に集中して頑張ります。

この間、テレビをみていたら、ジャン・レノが出演していて、「あなたにとって演技とは何か？」という質問に対する答えの中で、「その役を作り上げていく大変さや練習の成果が観客にわかるようでは、まだまだだ」と言っていたのが心に残りました。あくまでも自然に、テクニックを駆使しているように見せてはいけないということでした。演じるのではなく、その何者かになりきる。

う～ん。音楽を演奏する上でも通じるものがあります。そういうものを全て越えて、音楽に身を委ねるってところまでいけば立派。越えたところに音楽の麻薬が存在するのです。

これを味わっちゃうと、止められないんですね。そのために毎回身を窶すのです。