■□■Mayumi Sekizawa Official Blog■□■

マリンバ奏者、関澤真由美の公式ブログです。www.mayumisekizawa.com

いつの間にか

2009年07月23日 | Weblog
気がつけば腱消炎が治ってた!!

実は今だから言えますけど、昨年からずっと治らなかった腱消炎。原因は娘の抱っこ。首の据わらない頃がピークで、右手の親指の付け根がパンパンに腫れあがってお箸も鉛筆も持てない時期が3か月ほど続きました。が、家事はやらなくてはいけないし、娘のお世話はしなければならないしで、ぜんぜん良くならない。夜中にはズキズキして熱をもって眠れないほどに。なんとか暇を見つけて、病院に行ったら、「ドケルバン病」というごつい名前の病名を告げられました。なんでも妊娠中や出産後など、ホルモンのバランスが崩れる時に起こりやすいのだそうです。

ステロイドの注射をして治す方法もあったのですが、何しろ母乳育児をしているので自力で治すことに。基本はまったく動かさなければいいんですけど、なにしろ効き手だし、家事もあるし、母親業もあるし、ハッキリ言って無理。それでも左手のみを使うように心がけたら、左手の付け根にも痛みが!

生徒が腱消炎になった時には、「練習も禁止。日々の生活でも極力動かしてはダメ」と言ってるくせに、ホント面目ないです。

とにかくちょっと動かしただけで悶絶するほどの痛みなので、こんなんで仕事を引き受けられるのか、今後演奏活動は続けていけるのか悩みました~。いつ治るのかもわからないし。このままいったら手術か!?とビクビクしておりました。

その時既に決定していた仕事は、たとえ痛くても演奏は集中してなんとかしなければという覚悟はありましたが、内心ドキドキ。

そういえば学生の頃、シンバルの練習のしすぎで腕がパンパンに痛くなったことがありましたが、あんなのは序の口。これが腱消炎というものかっ!と眼からうろこが落ちるくらいの衝撃でした。とにかく腱がバネのようになって痛くて指を開くことができない。

が、しかし。

日々の忙しさに紛れて、いつの間にやら治ってた!いつから痛くなくなったんだろう?4月のコンサートの時はちょっと痛みが残ってたくらいだったから、そのあとかな。

またホルモンのバランスが変わってきたのでしょうか?妊娠~出産~出産後にかけていろいろな事が起こるけど、女性の体とは何とも不思議です。我ながら。

とにかくよかった~。

市民音楽祭

2009年07月12日 | コンサート

本日の演奏、無事終了いたしました!

お忙しい中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

今日は家族総出で臨んだ一日でした。スケジュールと授乳の関係で、娘は会場に連れていくことに。家族の理解と協力がなければできない仕事でした。ホント、娘を含め、家族みんなには感謝しています。娘は会場でいい子で私の演奏を聴いてくれました。

 

娘が会場にいると思うと、母親としては妙にテンぱるというか、なんだかそわそわしてしまいますね。 

話はそれますが、シューマン夫妻の歴史を参考にして作られた映画、「Song of Love」を思い出しました。クララが本番中に、乳母が舞台裏まで赤ちゃんを連れてきて、「おっぱいですよ!」とゼスチャーするんですよね。赤ちゃんは思いっきり泣いてるし。するとクララは2倍のテンポの猛スピードで曲を弾いて終わらせ、授乳しに走るのです。お客さんはびっくり!という場面。もちろん私はそんなことしなかったですけどね(笑)

興味のある方は見てみてください。フィクションですが、とても泣ける映画です。

 

さて、本題の演奏ですが、今日はマリンバデュオということで、赤と黒でそろえました。共演者の林由香里さんと初めて舞台に立ったのは、かれこれ彼女が小学生の時で、私は彼女の先生としてピアノで伴奏をしました。その時の演奏曲はモンティのチャルダッシュ。お下げ髪の彼女の可愛かったこと(遠い目)

今はこんなに美人さんになりましたよ~。そして社会人としても、とても立派になりました。演奏終了後、楽屋でパチリ。

 

 

つくづく月日の流れるのあっという間だなぁと感じます。

そういえば、舞台裏で、話かけてくださった方がいたのですが、その方の娘さんが、小学一年生の時に私の演奏を聴いて、その娘さんが今は中3になって、また楽しみに今日の演奏を聴いて下さるということを伺い、更に時の経つ早さにびっくり(笑)でもなんだか嬉しくもありました。

この早さに流されないよう、着実に踏みしめていきたいなぁと感じます。

 

PS. 由香里さんから演奏のDVDを頂いたので、その中から演奏風景をピックアップしてみました。

 

 

最後のきめポーズ。