マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

漫画の功罪?

2009-02-27 08:54:33 | ぼやき

漫画についてのコメントがいくつも来ている。私も漫画は嫌いではない、って言うか、夢中になってしまうので、出来る限り読まないようにしている。横山光輝の「史記」や「三国志」など、あるいは白土三平の「カムイ伝」、「忍者武芸帳」(違ってたらすいません。)などは学生時代夢中になって読んだ覚えがある。もちろん、手塚治先生の「ブラックジャック」、「火の鳥」は、全巻我が家にそろえています。

「難波金融道」も勉強になったな、とにかく漫画のよさは「手っ取り早い」こと。活字で読めば3日かかるところを一時間で読むことが出来、さらに、イメージとして取り込むため、頭の中にしっかりと覚えこむ事が出来る。反面、欠点は同じことで、作者の作り上げたイメージをそのまま受け入れてしまい、後日、焼きついたイメージを消し去ることは非常にむずかしくなる。

吉川英治の「三国志」を読んだ後に、横山氏の漫画「三国志」を見て、諸葛孔明のイメージががたがたと崩れた覚えがある。先日読んだ副島氏の「幕末の・・・・」(名前をわすれた!)はわかり易いが、えらく活字の多い漫画だった。有名な小林よしひろの「戦争論」は数ページ見ただけで気分が悪くなり、読むのを止めた。それ以来、SAPIOなる雑誌も読まないことにした。

サムライさんのおっしゃるように、漫画は確かにB層の世論操作に利用されているのは間違いない。私と違い、皆さんお忙しいので、有り余る情報を分析する暇がない。手っ取り早くニュースと新聞で情報をチェックし、あとは暇な時、漫画で気分転換と共に情報を入手する。現代サラリーマンの定番的姿であろう。しかし、そのような偏った情報ばかりで生きている人に、我々の伝えたい事はまったく伝わらない。彼等はみんなと同じ考えをしていれば安心なのだ。みんなが麻生さんを批判すれば、自分も批判してもいいような気がして、仮に少しは信じていても、それを口に出す事がはばかられる気分になる。自民党の支持率が11%なら、自分も支持する必要はないと考える。

これではだめだ。へそ曲がりの私は絶えずマスコミの報道を見て、「誘導ではないのか」、「いんぼうではないのか」、「何か別の狙いがあるのか?」と疑ってかかる。みんなと同じ本を読んでは駄目だ、皆が読まない本を読み、人と話をすれば、おのずと情報操作の意図が見えてくる。

人と違う視点に立つことが必要で、それを孤独と思ってはいけない。勇気をもって、人と違う事を言ってみよう。私のブログも読者が徐々に増えてきている。読者を増やす事が目的ではないし、責任が重くのしかかるから私自身は苦しくなるが、それでもへそ曲がり?(失礼)の人が増えることは大変にうれしい。漫画でも、本でも、絶対に批判するくせをつけよう。すばらしい、と感激するだけではいけない、この本のここはすばらしいが、ここは疑問が残る。そんなような態度で本に接するなら、何を読んでも大丈夫じゃないか。

今日いただいたコメントの中で、サムライさんの「残念ながら歴史史実の誤認が多いなぁ…。」という部分はとても貴重ですね。このように批判精神をもって読書に望みたいものです。もちろん漫画でもです。

ちょっと追加です。

本日のベンちゃんのブログで紹介されている「抗がん剤で殺される」は必見です。http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/

私の考えはこの講演者と同じです。気味が悪いぐらい。ひょっとして誘導されている?

「人間は一日に3000個のガンが出来ていて、みんなそれを自分の免疫で殺しているの。抗がん剤を投与すると、ガンも死ぬけど、人間も死んでしまう。そして、結局ガンで死ぬ事になる。」、という理論はまことにごもっとも。お勧めです。