マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

政府発行紙幣はどうなる?

2009-02-10 09:24:13 | ぼやき

ここへ来て、政府が紙幣を発行したらどうだという議論が起こっている。ラジオやテレビでも論議され、評論家や官僚達はその考え方を否定するのに躍起である。

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はっきり言って、「絶対にやらない!」と断言しておこう。なぜなら日銀の存在を脅かす事になるからだ。リンカーンやケネディーは、FRBではなく政府通貨を発行しようとして暗殺されたと言われている。

Goldwarriorsに書いてあったが、レーガン大統領はフィリピンでマルコスから奪った金塊を準備金として通貨を発行しようとして暗殺されかけた。それほど世界の支配者にとって通貨の発行権は重要であり、誰にも犯すことの出来ない聖域なのだ。だから何があろうとも政府発行紙幣が実現する事はないと断言する。政治家も命は惜しいからね。

支配者達は政府に国債を発行させ、その利息で徐々に国民の資産を食い潰すつもりなのだ。政府が通貨を発行すれば、それは利息を生まないので国民が搾取される事はない。

もちろん通貨の発行額は厳密にコントロールされる必要があるが、少なくとも民間銀行である日銀だけにそれが与えられている現状がおかしいと誰も言わないのは不思議ではないか。

今朝の日経には一面をさいてそれに対する論評が載っていた。理屈はどうにでもなる、とにかく世論を誘導し、政府紙幣発行が間違っているという方向へ持っていこうとする。恥知らずの学者の顔を良く覚えておこう。

でも、なぜ急にそのような話が出てきたかといえば、さすがの政治家達も、今回の不景気を乗り越えるには日銀を牽制する必要があるとわかっているからだ。政府がせっかく国債を発行し、マネーサプライを増やしても、日銀が即座に市場から金を引き上げてしまえば、何の効果もでないからだ。

私が今の景気を回復するのは簡単だと言う理屈は、逆に言えば日銀が通貨の供給量を支配している限りありえないのだ。

よく見ているがいい、今回の紙幣発行を否定する議員は日銀から恩を受けているエージェントである。あまり政治家にレッテルを貼りたくはないが、郵政民営化と今回の紙幣発行の二つを見れば、政治家の本当のご主人様が誰であるかが明らかになる。もちろん、国民ではない。残念な事に民主党も同じ穴のムジナであるという事だ。