内容
“神の手”を持つと呼ばれる考古学者・神村賢作(大泉洋)
3年前、歴史を変えるほどの大発見をしたからだった。
前期旧石器時代の石器。。。日本には無いと思われた時代だった。
日本考古学連盟の桧山栄二郎(津嘉山正種)に神村の功績が認められ、
その後、教科書編集者・佐久間里奈(松雪泰子)の尽力で、教科書掲載も決まる。
そんななか、神村が発掘していた現場で、人骨が発見される。
刑事から事情を聞かれた神村は、説明をする。
状態から10年ほど経過。神村が見たところ、若い女性だという。
そのうえスポーツをやっていたようだと告げる。
偶然、話を聞いていた奥多摩北署の刑事・行永太一(田辺誠一)は、
13年前の事件を思い出すのだった。
女子高生の米松碧(伊藤優衣)が誘拐された事件。
犯人は、家族に誘拐したことだけを伝え、それ以上の接触を行わず。
犯人の意図がまったく分からないまま、
2週間後、被害者の遺体の写真を家族に送りつけたという異常な事件だった。
それからしばらくして、
里奈のもとを国松源太郎(きたろう)という考古学者が訪ねてくる。
神村の発見は、ねつ造だと。
敬称略
脚本は、井上由美子さん。
最近、当たり外れのブレ幅が大きいので、何とも言いがたいが。
“連続ドラマW”ならば、アタリに近いことが多いので、
ま。。。ハズレでは無いのだろう。
内容は
殺人事件に関わる白骨遺体を考古学者が発見。
それがきっかけで。。。。
って感じか。
今回は、どうかなぁ。。。
見たところ、いろいろな要素を混ぜ合わせているので
サスペンス調で、昨年放送の《震える牛》のような感じになるか。
いや、作者が作者なので《パンドラ》かな。
ただ、そうなってくると、今作の場合、
先が見えすぎて、捻りが無いんですよね。
落としどころまで、見えていますからね。
そこを裏切ることが出来るかどうかで、評価が決まるかな。