「白骨死体は叫ぶ」
内容
とある工場の空き地で、白骨死体が見つかる。
岸部(デビット伊東)は、3年は経過しているとみるが、
一ノ瀬(北村一輝)は、現場から薬品の成分が見つかったこともあり、
1週間もあれば可能だと報告する。
一方で、奥貫(宮迫博之)は、骨の回収をしていたのだが、
明らかに足りないと考えていた。
そのころ、小坂源造(諏訪太朗)工場長から話を聞く本田(谷原章介)は、
その表情から、何かを隠していると推測する。
そこで、恵子(和久井映見)が、
1週間前から行方不明の廃棄物管理係・相沢実(阿部力)について質問する。
はじめは何も語らない小坂だったが、恵子の追及に、
廃棄物の処理のことで、もめていたと告白する。
だが、殺していないと言いきるのだった。
その後、恵子は、相沢の母・井上雅代(高林由紀子)から話を聞くが、
最近は会っていないという。
そんななか、相沢のカードが利用されたことで、思わぬ展開に。。。。
敬称略
これは、困ったことを、やっていますね。
公式HPによると“本格科学捜査ドラマ”だよね?
そのうえ“科学捜査によって事件のなぞを解き、真相に辿り着く”
と、書いてある。
じゃあ、科学捜査で魅せなきゃ、ダメなんじゃ???
思うんだけど。
いわゆる“科捜研”のように、分析をしている印象はあるけど、
今作の描き方で、科学捜査をしていると言えるのだろうか???
科学分析はしている。一応。。。捜査らしきモノもしている。
でも、分離した印象が有る限り、それは、科学捜査とは言えません。
え?刑事の勘?
そういう要素を盛り込んでしまった時点で、
“今作が目指す方向は間違っている”と言っても過言では無いだろう。
最終的に、お涙頂戴にしたいのも分かるが
被害者の身元を見つけ出すのが、仕事なのかな???
科学捜査で魅せるつもりが無いならば、
科学捜査の演出。。。。必要無いです。