「科学捜査vs透明人間死体が語る密室の謎」
内容
警視庁捜査一課に特別科学捜査班“ホワイト・ラボ”が設置された。
刑事部長の黒田敬(大杉漣)から異動を命じられた神山恵子警部補(和久井映見)
恵子は、異動を拒否するのだが、“班長”と聞き。。。。“やりま~~す”
だが、ホワイト・ラボ所属の捜査官はクセモノ揃い。
科学者の一ノ瀬聡士(北村一輝)元科学捜査研究所の奥貫徹(宮迫博之)
情報分析担当の山根武彦(薮宏太)元公安部で心理学担当の本田真幸(谷原章介)
赴任早々、捜査員が山根だけしかいなかった。
ワケを聞いても、“用が無いから”だと言われ戸惑う恵子。
そんななか、東王大学で変死体が発見の一報が入る。
山根によると、すでに他の3人は、現場へ向かっているという。
部屋から動こうとしない山根を放っておき、恵子は現場へと向かうのだった。
亡くなったのは、理工学部の教授・小早川明美(小島慶子)
状況から7階の研究室から転落したと思われた。
捜査一課の岸部永一(デビット伊東)淡島勝(森岡豊)刑事は、
自殺の可能性が高いと考えているよう。
だがすでに臨場していた奥貫は、自殺では無いと証拠探しを始めていた。
一方、本田は、関係者への聞き込みを始めていた。
そして、一ノ瀬は、研究室内で実験装置を観察していた。
「これなら透明人間も夢じゃ無いな」
様々な物を観察を終えた一ノ瀬は、恵子の質問にも答えず、現場をあとにする。
「帰ります」
その後、山根による防犯カメラなどの分析で、
被害者と最後に会っていたのが、助手の桃井遥(南明奈)とわかる。
その表情から、何かを隠していると感じ取る本田。
すると桃井は、小早川の研究に出資をする丸の内物産の金城博之(鈴木一真)
と度々もめていたと証言する。
警備員の石沢剛志(ケンドーコバヤシ)も、止めに入っていたと証言。
その一方で、金城の部下・広瀬奈央は、小早川がしたたかだったと告げる。
そんななか、恵子と一ノ瀬が、事情を聞くため、
金城宅を訪ねたところ。。。。金城が、何者かに殴られ倒れていた。
意識不明の重体。
残されていた指紋から、広瀬奈央と浅倉彩音のモノと判明し。。。
それからしばらくして、
小早川に対し厳しい質問をする五十嵐誠司という記者いるとわかる。
何かを知っていると考え、恵子が話を聞くと、
五十嵐によれば、小早川が売り込んでいた“メタスケルトン”は、
羽柴圭介(小市慢太郎)という別の研究者の研究と分かる。
すでに羽柴は亡くなっているらしい。。
敬称略
脚本は、ますもとたくやさん。
大雑把に言うと
科学捜査。。。をする刑事たちの物語。。。らしい。
ま、よくあるヤツである。
印象から言うと。
結構、オシイ。。。ですね。
面白くないわけじゃ無いけど、
面白いわけでも無い。
かなりビミョーですね。
序盤で、“真犯人”が、見切れてしまっているのは、
横に置いておくとして。
問題があるのは、
5人それぞれに、活躍の場を描こうとするあまり、
いろいろなことを盛り込みすぎていること。
良いように言えば、バランス良く描けている。
しかし
悪いように言えば、散漫で混沌としている。