「…数奇にして模型…殺人者の異常な愛情!?不合理殺人の深層」
内容
紀世都(中島歩)のアトリエへ招かれた萌絵(武井咲)は、
その特異さを見て、明日香(山川紗弥)を殺したのでは?と疑惑を抱き、
そのことを犀川(綾野剛)に伝える。
だが、そんな萌絵の推理に、問題点が多いことを犀川は指摘。
ただどうしても、犯人の心理が読めないと続けるのだった。
そこに儀同世津子(臼田あさ美)が現れたことで、萌絵は研究室を後にする。
その直後、浜中(岡山天音)から、紀世都の手紙を受け取る。
妙なものを感じた萌絵は、その場と後にしようとしたところ、
寺林(山本耕史)から連絡が入る。
調べたいことがアリ、病院を抜け出したと言うことだった。
待ち合わせの場所へ行くと、寺林も紀世都からの手紙を受け取っていた。
紀世都のもとへ行きたいと言うこと。
紀世都のアトリエに着いた萌絵と寺林。
そこに紀世都と連絡が取れないのを心配して
喜多(小澤征悦)と大御坊(小松和重)がやってくる。
4人でアトリエに入ると、、、、、、、
そのころ、犀川と世津子は、フィギュアの会場にいた。
敬称略
今までの話は、
犀川が推理を演説するだけになってしまっていたが。
今回は、犯人が犯人なだけに、
今までのような、推理=真実という強引な式による、曖昧な幕引きではなく。
真実がシッカリと見えた印象ですね。
今作は、今までも同じだったが。
この手の定番である、事件の謎解きと言うよりも、
犯人の動機の解明だけ。。。に近かった。
密室がどうかとか、凶器がどうかとか言うのは、どうでも良い話。
ほぼ動機だけ。それが理解出来るかどうかは、別の話。
まあ、そんなもの、真に理解する必要性はありませんが。
それでも、今作はそこをドラマのオモシロ味に繋げようとしていたのも事実。
ただ、問題が大きいのは、そこなのだ。
理解のし難さと言うより、その表現、演出ですね。
単純に、犯人を見つけることをメインにしておけばいいものを。
どうしても、演説をメインにしたがるものだから。。。。。(苦笑)
結局、説明って、ドラマとしてオモシロ味がないんですよね。
見せ場らしい見せ場が無いのだ。