ミョウガの甘酢漬けがあまったら・・・はらこ飯

和裁、洋裁、盤珪の先生をやっていた器用な義母様なのに、そんなにお料理が得意ではないの。

でも、これってワタクシ嫁としては、ありがたいことで～。
義母様が嫁にむかって「我が家のお味噌汁は～」とか「秘伝の味は～」なんて言うこともなく
「KIYOちゃんのお料理はおいしいわ～」と言ってくれる。

先日は「かき揚げがカラっと揚がらないのよぅ」なんて電話かかってきたっけ。
普通の嫁姑関係が、反対な感じ

そんな義母様が、ミョウガ好きのオットのために、ミョウガを庭で採ってきて
日持ちするようにと酢漬けにしてくれた。

お味見にワタクシが一個食べ・・・
ムムムム・・・・これはちょっとノーコメントを決め込むか、と
思った瞬間、パクっと食べたオットが「味、うすいよー」と。
そしてワタクシに向かって「せっかくだから家で漬けなおしてよ」ってねぇ・・・
義母様は「薄い？そうかしらー？」って。

でね、家で漬けなおしましたよ。
酒、酢、塩、砂糖をひと煮立ちさせて、冷まして、漬けなおし。
部屋中に、お酢のにおいが充満・・・がまんがまん

漬けて１日たって、お味見してみたら、おいしぃぃぃぃぃ～。
甘酢っぱくて、その中に、さわやかなミョウガのえぐみ。

そのまま食べるより、ちょっと何かに使ってみようと思って、酢飯にすることに。

ミョウガ酢漬け、大葉、小ねぎ、ゴマをみじんぎり。
秋鮭を焼いて、ほぐして、ミョウガたちと一緒に、ごはんに混ぜ混ぜ
酢漬けの酢を、さらにごはんにかけて、いくらを乗せて、海苔をパラパラ～。

おいしい秋のごはんデス

義母様、どうもありがとう