NBAとバッシュと競馬好き

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日本バスケットボール協会の謎。

2006-09-20 23:40:04 | Weblog
多くのバスケ好きが日本でのバスケの繁栄を願う中、必ず問題としてあがるのが「日本バスケットボール協会」です。他の競技が好きな仲間と話をすれば「サッカーも野球もどこも一緒だよ」という意見ではありますが、バスケ協会は純粋に日本国内でのバスケットボールの繁栄に目が行ってないように思います(ちなみに私は関係者ではありません)。
世界バスケはある程度の成功を収めたのかな、と私は勝手に思ってます。そもそも本当に大会開けるの?って意見も最初はあったくらいですから。まぁ多額の借金が残ったという説もありますが、事実関係を私は知りません。
世界バスケで素晴らしかったと思ったのは、まず日本に招致しよう、という動きが数年前にあったこと。この時どんな活動が行われたかは知りませんが、何はともあれ呼び込んだというのは協会の功績でしょう。そしてもう一つ、日本代表を応援しよう!と広島にあれだけの人が集まったこと。あの一体感はバスケでは初めてだったと思います。結果は残念だったけど感動しました。
しかしあの盛り上がりは協会が導いたというよりは、バスケ好きが、バスケ専門店が、プレーヤーが「こんな素晴らしい大会があるから応援しよう!」とネットだったり口こみだったり、地道に広げていった成果な気がしてなりません。ボトムアップ的な、現場の底上げ的なものだと思います。それに対し、協会主導とか、マスコミを使って、といったトップダウン的なアプローチが非常に薄かった。もったいなさすぎです。
バスケ協会はいつも現場の声を聞かずに勝手にやっている気がしますが(日本の子供から大人まで、バスケ選手全員から一人1000円没収して大会の資金にする、というあきれた発想もあったな…)、そもそもこんな風に世間からの評判が極めて悪いという事実を認識しているのでしょうか。現場でがんばっている人は多いですが、双方向コミュニケーションはかれてるとは思えません。JABBAのHPではメールの受付もしてませんね。勉強会とかもしてるんですかね。そういうのを発表したっていいですよね。そういうことってしたほうがよくないのかなぁ…
プロリーグ分裂など問題点を挙げればきりがないのでそこを議論するつもりはありませんが、こないだニュース23を見ていたら筑紫さんがいいコメントをしていました。「メディアが政府を監視する。そういう風潮が大事。」政府の政策がおかしいと感じたら、メディアはそれを正々堂々と報道して、議論する空気を作る、そういうことだと思いました。同じように我々も応援&批判&意見を述べて、メディアと協会を動かせていけるようになればいいのかと考えさせられました。(ただの悪口はよくないですけどね)