Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

『落下の王国』

2008-10-24 23:25:04 | '08 映画(洋画)
ichi-kaさんのブログで紹介されていた『落下の王国』観てきました。
今日まで、19:30からの上映回があったので、駆け込み鑑賞。



5歳の少女アレクサンドラは、母が働く果樹園のオレンジの木から落下、腕を折り入院していた。彼女は、移民の子で小さいため、英語の読み書きが上手にできない。
そんな彼女が、看護士のエブリンに宛て、2階の窓から投げた手紙が風に乗り、1階の病室へと入ってしまう。
手紙を追いかけ、1階の病室へとやって来たアレクサンドラは、ベッドの上で自分の手紙を読むロイに出会う。
自分で歩くことの出来ない彼は、手紙を奪い取るアレクサンドラから名前を聞き、「アレキサンダー大王に因んだ名前だね?」「アレキサンダー大王の話を知ってるかい?」とアレクサンドラの関心を惹き、彼女にアレキサンダー大王の話を聞かせ、「明日もおいで。明日は別の話を聞かせてあげるよ」とアレクサンドラを手懐けてしまう。
次ぎの日、ロイのところに話を聞きに来たアレクサンドラは、ロイ創作の叙事詩の話に惹き込まれてしまう。しかし、ロイは“これから”というところで話をやめてしまう。そして、「眠れないから薬が必要なんだ」と言い、薬の名前を紙に書き、アレクサンドラに「英語は読めるかい?」「本館にある薬品棚から、この薬を取って来てくれないか?」と頼むのだった。最初は“いけないこと”と断るアレクサンドラに、「話の続きを聞きたくないの?」とにんじんをぶら下げ、薬を盗んで来させてしまう。
次ぐ日、アレクサンドラの盗んできた薬は少量で、自殺を図りたいロイは死ぬことは出来ず、また話を聞かせ、良いところで止め、今度は同じ病室の患者の棚から薬を盗ませてしまう。そして、その薬を含み、話を聞かせながら「僕が眠ったらお帰り。明日は来ては行けないよ」と言い、眠りに落ちるのだった。そして・・・



ロイが、アレクサンドラに聞かせる叙事詩は、とても面白く、アレクサンドラでなくも「次は?次は?」と話の先が聞きたくなってしまいます。そして、アレクサンドラの空想世界の映像がとても鮮やかできれいで、余計に惹き込まれてしまいます。登場人物たちも、アレクサンドラが病院で見た人ばかりで面白いです(精霊だけは最後になって分かりました)
フィジー・イタリア・中国・インド・スペイン・etcと、かなり美しい風景を撮るため、世界各国で撮影したようです。見応えがありました。

このシーン、気に入った

衣装もかなり凝っていて、「アカデミーにノミネートされるんじゃないかなぁ」と思いました。
叙事詩の後半、ロイが聞かせるものは、悲惨なものでしたが、途中から加わった(?)アレクサンドラによって、方向修正され「まあ、なんとか」って形で終わります。中盤までは、本当に面白かったのですが、“あの状況”では、それもやむなしかもしれません。

最後に一言

“入れ歯の生えたオレンジなんて、キモいわっ!!”


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2 コメント

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こんばんは (ichi-ka)
2008-10-28 01:11:04
落下の王国はとにかく映像がきれいでしたね。衣装も凝ってました。そして派手だった。
アレクサンドラのちびっこマスク・オブ・ゾロも可愛かったです。

入れ歯の生えたオレンジ…確かに怖いわ。
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ありがとう (Matthew)
2008-10-28 11:13:44
ichiーkaさん、こんにちは。
ichiーkaさんのレビューを読んで観に行って良かったです。良い映画を紹介してくれて、ありがとう^^
コメント&TBいただき、ありがとうございました。
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