戦場カメラマン(?)渡辺陽一さんがCMしている『 [リミット] 』観てきました。
あらすじは、
目を覚ますと、そこは土の中に埋められた箱の中だった。ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような箱の中にいた。充電切れ間近の見知らぬ携帯電話を使い、ポールは思い出せる番号を押す。家族、政府、会社…。脱出の可能性を探るが、箱の中の酸素には限界がある。やがて1本の電話がかかってくる。相手の目的は…?
[ 2010年11月6日公開 ]~goo映画より~
感想は、
「死に直面したことは、ありますか?」
もちろん、「ない」です。
同じ境遇になっても、友人のTELNoすら思い出せないというか、携帯のメモリでかけてるから、覚えてないし・・・
それにしても、拉致され、棺(?)の中に閉じ込められたポール・コンロイのワンシチュエーションムービーなんだってことは、わかっていたんだけれども、あまりにご都合主義というか、棺の中のポールが映らないことには映画にならないってことで、棺の中、どれだけの酸素があるのかもわからないのに、主人公が灯りとりのために、ガスライターを長時間着けていることが、まず、信じられない。
しかも、途中、あることのために、火を放つとか、それこそありえない(生命を守るための二者択一としては、しょうがないのか?)
それにしても、「限られた空間の酸素を、よくそれだけムダ使いできるよなぁ」って、見ながら呆れてしまいました。
死に直面したことがないので、どれだけパニくるかって、自分でも想像できませんが、それにしても、「一番やってはいけないことだとは考える」とは思うんだけれども、どうなんでしょう。
イラクで誘拐ビジネスが横行しているとはいえ、本当に身代金が払われたら、棺の中から助ける気があると思わせるための演出なのか、誘拐犯がご丁寧に、ポールの持病(パニック障害?)の薬と酒(薬を酒で飲むのよそうよ)を奪わずに一緒に入れてくれてることや、発光材(よくパキっと折ると光るヤツ)や、懐中電灯(調子の悪い)を入れてくれてたり、ペン(自前?)も持っていたりと、本当にご都合主義な映画でした。
ただ、ポール演じるライアン・レイノルズ自体の演技は上手かったと思いますし、ポールと電話で話をする人々の会話は、とてもリアリティーがありました。
一部、「そんなお役所的すぎるだろう」って部分もありましたが、それもまた「イタズラか?」と思われたのかもしれませんので、それもリアルなのかも。
ポールの勤める会社の対応は、本当にアメリカらしいって言えばアメリカらしい(企業はみんなそう?)のですが、アメリカの拉致被害担当者や、犯人との会話も、「なんだか、ものすごいアメリカを皮肉っているなぁ」と思いました。
ライアン・レイノルズ主演ですが、この映画、スペイン映画だったんですね。
映画の終わり方は、後味悪かったです。
この映画の主張していることを考えれば、このラストしかないだろうとは理解できるのですが、何とも言えない後味の悪さでした。
公式サイトはこちら http://limit.gaga.ne.jp/#about_box
[リミット] - goo 映画
『リミット』のDVDラベルはこちら → http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/4107101663620c7add870b07eebb2305
映画『[リミット]』予告編
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あらすじは、
目を覚ますと、そこは土の中に埋められた箱の中だった。ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような箱の中にいた。充電切れ間近の見知らぬ携帯電話を使い、ポールは思い出せる番号を押す。家族、政府、会社…。脱出の可能性を探るが、箱の中の酸素には限界がある。やがて1本の電話がかかってくる。相手の目的は…?
[ 2010年11月6日公開 ]~goo映画より~
感想は、
「死に直面したことは、ありますか?」
もちろん、「ない」です。
同じ境遇になっても、友人のTELNoすら思い出せないというか、携帯のメモリでかけてるから、覚えてないし・・・
それにしても、拉致され、棺(?)の中に閉じ込められたポール・コンロイのワンシチュエーションムービーなんだってことは、わかっていたんだけれども、あまりにご都合主義というか、棺の中のポールが映らないことには映画にならないってことで、棺の中、どれだけの酸素があるのかもわからないのに、主人公が灯りとりのために、ガスライターを長時間着けていることが、まず、信じられない。
しかも、途中、あることのために、火を放つとか、それこそありえない(生命を守るための二者択一としては、しょうがないのか?)
それにしても、「限られた空間の酸素を、よくそれだけムダ使いできるよなぁ」って、見ながら呆れてしまいました。
死に直面したことがないので、どれだけパニくるかって、自分でも想像できませんが、それにしても、「一番やってはいけないことだとは考える」とは思うんだけれども、どうなんでしょう。
イラクで誘拐ビジネスが横行しているとはいえ、本当に身代金が払われたら、棺の中から助ける気があると思わせるための演出なのか、誘拐犯がご丁寧に、ポールの持病(パニック障害?)の薬と酒(薬を酒で飲むのよそうよ)を奪わずに一緒に入れてくれてることや、発光材(よくパキっと折ると光るヤツ)や、懐中電灯(調子の悪い)を入れてくれてたり、ペン(自前?)も持っていたりと、本当にご都合主義な映画でした。
ただ、ポール演じるライアン・レイノルズ自体の演技は上手かったと思いますし、ポールと電話で話をする人々の会話は、とてもリアリティーがありました。
一部、「そんなお役所的すぎるだろう」って部分もありましたが、それもまた「イタズラか?」と思われたのかもしれませんので、それもリアルなのかも。
ポールの勤める会社の対応は、本当にアメリカらしいって言えばアメリカらしい(企業はみんなそう?)のですが、アメリカの拉致被害担当者や、犯人との会話も、「なんだか、ものすごいアメリカを皮肉っているなぁ」と思いました。
ライアン・レイノルズ主演ですが、この映画、スペイン映画だったんですね。
映画の終わり方は、後味悪かったです。
この映画の主張していることを考えれば、このラストしかないだろうとは理解できるのですが、何とも言えない後味の悪さでした。
公式サイトはこちら http://limit.gaga.ne.jp/#about_box
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[リミット] コレクターズ・エディション [Blu-ray] | |
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発見されて、開いた映像(ポールが映らなくとも)を見ても、それはそれで、また後味が悪いがします。
>何てったって、映画館の中でさえ息苦しさをずっと感じていた映画だったので。
実を言うと、また貸し切り状態で観ていたので、自分も息苦しさは感じてました
(チケット購入時は、購入済みの席が何席かあったのですが・・・)
コメント&TBいただき、ありがとうございました。
全然気にせず観てました。
実は携帯の電池残量よりも、ポールが気を使うべきことだったのかもしれませんね。
結末については、たとえ間に合わなかったのだとしても、ポールの閉じ込められたハコは開いて欲しかったなぁというのが気持ちが強いです。
何てったって、映画館の中でさえ息苦しさをずっと感じていた映画だったので。