香港気まま日記

気ままな不定期日記を写真とともに紹介します。

古城を歩く

2010年02月16日 | Ixy 700
今日もずいぶんと冷え込みました。

毎年旧正月の頃には寒くなるのでそれほどの異常ではないのでしょうが、今年は11月後半に猛烈な
寒波が襲って以来3ヶ月の間、間断的とはいいながらも寒さがやってきます。

去年は閏5月が入ったし、早くから寒くなったことでもあり、旧正月は暖かいだろうと思っていたら
その予想はおおはずれでした。
まだ2-3日はこの寒さが続くと予想されており、ダウンジャケット大活躍の年になりそうです。

今日はまだ香港は休日。中国は法律では今日から休み明けとなるのですが、業務を始めている会社は
ほとんどありません。大半の地元企業は来週の月曜が初勤務となるようです。

私も一応日本のお客様対策でスタンバイはしていましたが、わずかのメールと電話が入るのみでした。

今日はシンセン市の古城を紹介します。


昨日の関帝廟のすぐ隣に、「南頭古城」という旧跡があります。近代的な歩道橋の下にあるので、なかなか気付きませんね。


入り口には立派な門があります。広い道路に面しているので後ろからしか撮れませんでした。


入り口を入って少し進むと、立派な城門があります。
この地方には4世紀前半に古城があったのですが、軍事・交通の要衝として14世紀にこれらの城が作られたと解説にあります。


16世紀になって、香港・マカオ・東莞などの華南地区を管轄する中心としてこの城がさらに整備されたそうです。
これはその時に建てられた「タバコセンター」跡らしいです。恐らくここでアヘンが売られていたのでしょう。


当時の東莞地区出張所でしょうか。今ではその前で若者がアクセサリーを売っています。
貝殻で作ったケータイストラップを売っていました。


当時の政府事務所跡です。入り口前ではおばちゃんが蒸しトウモロコシを売ってました。(^^;)


こちらも政府事務所ですが、前では花火の露天商がいました。

露天商が多すぎて景観は損ねていますが、数百年前に思いをはせるには十分な建物が見られました。

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