香港気まま日記

気ままな不定期日記を写真とともに紹介します。

祭のあと

2011年08月24日 | FH20
ユニバーシアードも無事に終了したようです。

昨日の閉会式も盛大に行われたようですが、街中では参加した選手たちが帰国前に
街を散歩する姿も見られました。

なかでも驚いたのはバレーかバスケットの選手でしょうか、ものすごく背の高い
欧米系選手と遭遇したことです。

私もこの年代では多少背の高い部類に入り、小ぶりな南方中国人と比べて決して
見劣りのする背格好ではないのですが、この私でさえ首が痛くなるほど見上げる
ような身長でした。

ちょうど地下鉄の乗換駅だったので、電車に乗るにも首を思い切りかしげ、車両の
中でも、天井に頭がつかんばかりでした。(^^;)

こういう人が手を上げて1m近くもジャンプするのですから、ダンクシュートなんて
当たり前だなと実感しましたし、バレーボールだってネット際に真上からスパイク
が落ちてくることもありえます。

周りにはものめずらしそうに中国人たちが集まっていましたが、胸から上をうんと
突き出した二人組の姿は大変目立ちました。

中国語で「掃き溜めに鶴」というのは「鶴立鶏群」と言います。中国人が掃き溜め
と言うわけではありませんが、まさに鶏の群れの中に鶴が立っている情景そのもの
でした。

祭典も終わり、来月の中秋節に向けてまた平凡な一日が始まりました。


久しぶりに夾竹桃の花を見かけました。




空には月が残っています。


アゲハチョウの仲間でしょうか。日本ではあまり見かけない模様ですね。


トンボも羽を休めていました。

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日の丸なでしこ

2011年07月24日 | FH20
悲喜こもごもの一週間でした。

日本中をフィーバーで巻き込んだなでしこジャパン、マスコミでも引っ張りだこ
だったようですね。

Jリーグが始まる前はがらがらの観客席だったサッカーは今では見違えるほどの
入場者になっています。
恥ずかしながら「なでしこリーグ」は名前しか知らなかった私ですが、今回の
W杯優勝という快挙を受け、入場者が100倍に増えたそうです。
このフィーバーが一過性のものでなく、Jリーグ同様常に観戦を楽しみにしている
ファンでスタンドが埋まるように発展して欲しいものですね。

八百長で揺れた大相撲は日馬富士の優勝で再開でした。
白鵬の八連覇は達成できなかったわけですが、この1年一人で相撲界を支えてきた
横綱にはお疲れ様と言ってあげたいですね。
引退した大関魁皇も本当にお疲れ様でした。

昨日飛び込んできた中国での高速鉄道事故。
「和諧号」と呼ばれる高速鉄道は中国各地を走っており、シンセン-広州間にも
あります。
私も時々利用するのですが、開通当初は停車駅の異なる幾種類のタイプがあった
のですが、車両故障が頻発し、今では全車各駅停車で運転しています。

これだけの大事故ですから事故原因を徹底的に究明し、それをきちんと公表して
欲しいものです。

今日の写真はずばりなでしこジャパンです。


こちらで見かけるなでしこはこの色合いが多いです。まさに日の丸なでしこですね。(^▽^)/





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台風6号マーゴン発生

2011年07月12日 | FH20
雨模様の一日でした。

ただ一日中ザーザー降りというわけではなかったので、雨のやんでいる時は
久しぶりにしのぎやすい天気でした。

南洋では台風6号が発生しましたね。
名前は「マーゴン」。名付け親は香港です。
漢字で書けば「馬鞍」、九龍半島の東部にある山の名前です。

発達しながら香港の方向に来るか、日本の方向に行くか不気味に様子を
窺っているようです。

女子サッカーなでしこジャパン、いよいよ明日準決勝ですね。
こちらでも中央テレビ局で2試合ともバッチリ生放送されます。
皆既月食の時に続いて、また真夜中の2時過ぎに起きなければなりませんが、
何とか頑張って応援したいと思います。(^^)

ドイツを倒した勢いでスウェーデンも撃破して欲しいものですね。

今日は虫の写真です。(^^;)


小さな花を見かけたので、近寄ってみると立派なハチ君が現れました。少しトリミングをしています。


立派な体つきはスズメバチのようですが、イメージと違って一心不乱に花の蜜を採っていました。


あまり長引くと攻撃されそうなので、早々に退散しました。_(^^;)ゞ

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雨男来訪

2011年06月28日 | FH20
また齢を一つ重ねてしまいました。

この歳になってくると格別なこともなく、まだ還暦まではしばらくあるし、
身体の衰えも気にしながら、とにかく頑張らねばと自分を奮い立たせるための
道程のような気分です。

今日も雨の一日。
時折、横殴りの大雨も降り、今日は外出がなくてよかったと思う一日でした。
とは言え、明日には客人の来訪があり出張の予定。

このお客人、1年に2度ほど来られる御仁ですが、なぜか彼が来るときは必ずと
言っていいほど、雨になります。

どこに行っても晴れになる晴男を自負する私にとっては、彼の来訪が近づくと
いつになく天気が気になるのですが、果たして今回も数日間雨の予報が出ており、
彼のパワーに脱帽しています。(^^;)

以前、どこに行ってもフライトがキャンセルになったり、列車が遅延したりして
予定がガタガタになる人もいましたが、こういう現象は科学では解明できない
のでしょうか。

天気や交通など、彼らが故意に操作できるわけでもなければ、彼らだけのために
あるものではありません。
しかるに、彼ら雨男たちが行動を起こすとなぜか雨が降ったり、予定が変わる。

運とか宿命とかはそれらが先にあって現象が起こるのか、現象が先にあって、
後から運とか宿命で片付けるのか。

意味不明の禅問答をしていても夜が眠れなくなるので、写真にいきます。(^^;)


1cmくらいのかわいい花を見つけました。名前はわかりません。




小さな花が鈴なりに咲いていますね。


咲いている木は高さ4mくらいの立派な木です。


ハチ君も一生懸命お仕事をしています。

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台風回避

2011年06月22日 | FH20
雨と風の一日でした。

台風は香港の南海上をこちらに向かっていましたが、直前で方向を西側に
転換し、この後は海南島の方向に向かうようです。
このまま直撃だと明日は大荒れの一日になるところでしたが、どうやら
それは回避されました。

ただそのせいか今日は不気味な雨雲が東から西に高速で流れ、風や雨の
強い一日でした。

今回の台風4号は中国の順番で「ハイマー」と名付けられました。
「ハイマー」とは漢字で「海馬」と書くのですが、どういう意味だか
わかるでしょうか。

読んで字のごとく、海の馬、なのですが、これは「タツノオトシゴ」を
表します。
そういえば海にいるウマヅラの生き物には違いないなぁ、ということで
なかなか愉快なネーミングですね。(^^;)

愉快ついでに海の生き物の名前には面白いものがいろいろあって、
「海星」が「ヒトデ」などは私の好きな名前の一つです。
「海栗子」(海の栗)が「ウニ」と言うのも傑作の部類でしょうが、
一般には「海胆」と言う方が多いのはウニ好きの日本人からすれば
少々残念です。

あと、よく耳にするのが「海豚」。
これが「イルカ」というのは、なんとなくそうなのかなぁ、と言う感じで
覚えるのに時間がかかりますね。

イルカ同様、水族館でおなじみの「アシカ」は「海獅」。
アシカが海のライオンとなってくると、もうこれは理屈抜きで覚えるしか
ありません。(^^;)
アシカは「海驢」(海のロバ)とも言うそうですから、ネーミングに
根拠を求めるのは無理がありそうです。

「海熊」や「海狗」(海の犬)が「オットセイ」
「海豹」が「アザラシ」
「海象」が「セイウチ」
までくると、「アシカ」と「オットセイ」や「アザラシ」と「セイウチ」
の区別が怪しい私にとっては名前を覚える以前の問題になってきます。

悪乗りついでに「海牛」は中国語でも「ウミウシ」だそうですので、
「海」の後ろに来る動物の名前は、大きさや形には関係がないのだと
理解するしかないようですね。_(^^;)ゞ

台風5号は北朝鮮の順番で「メアリー」と名付けられました。
「やまびこ」という意味らしいですが、こちらは日本に向かいそうです。
十分にお気をつけください。


久しぶりにバナナの木を見つけました。


なかなか立派なバナナがなっていますね。


こちらの株はまだ花がついています。


巨大なバナナの花はいつ見ても不思議な形をしていますね。

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端午の節句

2011年06月06日 | FH20
蒸し暑い日が続いています。

ブログアップをしている深夜のこの時間も扇風機だけでは汗がじわじわと
にじんできます。
もうエアコンなしでは過ごせない季節に突入したようです。

タイトルが少し変ですが、今日は旧暦の五月五日、端午の節句です。
日本では太陽暦の5月5日が端午の節句として完全に根付いていますが、
こちらでは旧暦の五月五日が古来よりの端午の節句で、中国でも数年前より
伝統復活の一環として祝日となりました。

童謡「背くらべ」にもあるように日本では粽を食べますが、こちらでもそれは
まったく同じです。
スーパーでは1ヶ月ほど前から、大きなスペースをとっていろんな種類の粽が
売られています。
日本の粽は甘いものが主流ですが、こちらでは肉や卵が入った塩味のものから
小豆や棗、栗が入った甘いものまでよりどりみどりです。

また今日は二十四節気の一つ「芒種」でもあります。
耳慣れない名前ですが「ぼうしゅ」と読んで、イネ(科)の植物の種まきを
する頃と言う意味らしいです。

旧暦って月の満ち欠けをひと月としているだけかと思われがちですが、
それだけなら四季の変化との間にズレがどんどん生じてきます。そこで、
太陽の動きをもとに二十四節気を定めて調整を加えたものが旧暦らしいのです。

二十四節気の原型は4000年ほど前の中国で既にあったらしいのですが、そこで
一気に太陽を基にした暦を作るのではなく、月と太陽の双方の動きを巧みに
取り混ぜた旧暦として現代まで受け継がれている、などと聞くと中国の歴史の
すごさを改めて感じますね。

日本は明治維新後、旧暦を一気に捨てて太陽暦一本にしぼり、西洋列強への
仲間入りに突き進んだのですが、この先人たちの勇気にも日本の歴史のすごさ
を感じます。

気ままブログらしからぬ重い話題になったので、今日は食べ物写真です。


話題にした「粽」です。これはチャーシュー入りの塩味粽です。


こうやって真空パックになっているのでそのまま熱湯で温めるか、電子レンジでチン、で
食べられます。

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ロクヨン前夜

2011年06月03日 | FH20
暑さも本格的になってきました。

私は比較的エアコンなしでも我慢できる方で、年間のエアコン運転日数は
他人よりは少ない方かなと思うのですが、さすがに気温が30度を超え、
湿度が十分に高いと少しずつエアコンをつけるようになりました。

今日は6月3日。
明日が4日というのは当たり前ですが、またこの日が近づいてきました。

22年前の明日、北京中心部に住んでいた私は2日間寝られない夜を過ごし
ました。
日本人ならほとんど知っていて、中国人の若者はほとんど知らない事件が
起きたのはその日の日付が替ったばかりの真夜中でした。

あの出来事を間近で体験した人たちの間では、その後は「ロクヨン会」
などという名前をつけて、食事会・飲み会・ゴルフ会に姿を変えて
今でも続いているところがあるようです。

菅内閣不信任案提出の際の国会では、よくもあれほどと言えるくらいの
表現で菅内閣をこき下ろし、全国の人がそれをテレビ中継で見られる
日本とは違い、あの事件についてはこちらではまだまだ敏感な話題として
扱われています。

私の個人的体験とはいえ、ブログでもっとストレートな表現ができるように
なるまではまだかなりの時間がかかるのでしょうか。

話は変わって今こちらで出始めた果物の写真です。


見てのとおりサクランボです。
はて、この地方でサクラなんてあったかな?などと考えてしまいますが
流通の進んだ世の中ですからどこかから運ばれてくるのでしょう。
日本のものより少し小ぶりですが、500グラムで250円。
量り売りでこうやってポリ袋にさりげなく入れて売ってくれます。

サクランボは中国語で、「桜桃」といいます。
果たして桜なのか桃なのか、という名前ですね。

パイナップルの名前の由来が「りんごの味がする松ボックリ」だと
聞いたとき、欧米人はパイナップルとりんごが同じ味覚なのかと
驚いたことがあります。

味覚にうるさい中国人ですから、まさかサクランボと桃が同じ味だから
と言うわけではないでしょう。
桜も桃も同じバラ科の植物だからかな、などと勝手に理解しています。

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SMAPプロ魂

2011年05月22日 | FH20
大雨の一日でした。

この一週間は湿度も十分高く、出張の疲れもあったせいか、体調まで
おかしくなってしまいました。
私はいつも体調の不良を予感したときは、鎮痛剤を早めに飲むことで
スッキリとさせています。
頭痛などまったく経験のない私ですが、そういう点ではなぜか私にとっての
特効薬となっています。

今回もなんとなく鼻と喉がおかしいし風邪の前兆かと思い、鎮痛剤を買いに
行ったのですが、薬剤師のお嬢さんいわく、鎮痛剤は肝臓に余計な負担を
かけるからと、喉に効く風邪薬を勧められました。

いつもと違って漢方系だし、即効性は期待していなかったのですが、どうやら
特効薬を飲むタイミングを失したようで、蒸し暑さとも重なって体調が
思わしくありません。(^^;)

台風2号はベトナムの順番でソングダーと名付けられました。
今回の台風はどうやら発達しそうです。
南洋からこちらに向かうか、日本に向かうか様子を窺っているようなので
注意が必要です。

話はコロコロ変わって中国の温家宝首相が日本に行っています。
日本でなぜかSMAPと会見したようですが、驚いたことにSMAPは中国語の
歌を準備していて、首相の前で披露をしたそうですね。

SMAPはこちらでも大変有名なので、彼らが披露した「世界にひとつだけの花」
は中国語版タイトル「世界上唯一的花」として、こちらの映像サイトでPVが
観られます。
もともと大変難しい歌ですし、しかも中国語とあって、どんなものかドキドキ
しながら観てみたのですがさすがはプロですね。
自分の持ち歌だから当たり前と言えばそうなのでしょうが、中国語の発音も
日本人にとって難しいごく一部の発音を除いて、完璧でした。

日本でも大御所と言えるくらいのグループですし、温首相だけじゃなく、
中国の若者の心もわしづかみにしてくれることでしょうね。


この地方では一年中花をつける木が多いのですが、毎年この時期だけに花をつける「鳳凰木」です。
大きな木に真っ赤で大きな花をつけるので遠くからでも大変目立ちます。


5枚の花びらのうち、上を向いた1枚だけに白い斑点があるのがとても印象的です。




花とつぼみがこうやって密集しています。もうしばらくは見頃が続きそうです。

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中国の底力

2011年05月17日 | FH20
比較的雨の少ない梅雨になっています。

この数年は雨が多い梅雨だったのですが、今年はほどほどというところで
しょうか。
今夜は旧暦四月十五日の満月がきれいに夜空を飾っています。

電気のなかった頃、歴史的な事件が起こったのが満月の前後が多いという
のは、満月の月明かりを頼りにしたからだと聞いたことがあります。
自宅バルコニーに射し込む月の光によってきれいに欄干の影が見えます。
さしずめ天然の街灯、でしょうか。
動物たちの産卵から、忠臣たちの仇討ちに至るまで、夜中にこれだけの
明かるさを提供する月明かりには動物や人間たちに、いろいろな行動を
起こさせるきっかけになっているのでしょうね。

話が急に変わって私のパソコン、3年ほど前に自宅近くのスーパーにある
パソコン売り場で買ったノートブックなのですが、この1ヶ月ほど調子が
悪くなっていました。
HDDの寿命が近くなったかとも思い、最悪は新しいものを買うつもりで、
パソコンショップを冷やかしてみたところ、OSの再インストールで十分
だと言われました。
保証期間は過ぎていましたが、快く無料でOS再インストールをしてもらった
ところ、立ち上げもスムーズになり、快適なパソコンが甦りました。

ここまではよくある話だし、OS再インストール程度は自分で何度もやった
ことがあるのですが、だめもとついでに7年前に日本で買った日本語版
パソコンを中国語版でリフレッシュできるかと尋ねると、OKだとの回答。
さすがに無料ではあるまいと思いきや、周辺機器をいくつか買った実績
のある私だからか、1時間ほどで完了。もちろん無料。

もともと日本語版正規品だったし法的にも首の皮一枚つながっていると
無理矢理自分を納得させてはいますが、ことの良し悪しはともかく、
中国のたくましさに感心させられました。(^^;)

今日は自宅付近から。


毎朝のように農民や漁師さんたちが収穫品を並べて市場になっています。


場所は自宅すぐそばで、今まさに地下鉄の工事を行っている現場なのですが、そんなことはお構いなし。
売る人買う人でとてもにぎやかです。


このたくましさにも圧倒されますね。(^^;)

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スパルタ教育

2011年05月14日 | FH20
なんとなくもやっとした日が続いています。

やはり梅雨空なのでしょうか、雨こそそれほどは降らないまでもなかなか
太陽が顔を出さない日もあり、朝夕はひんやりとしています。

世界卓球選手権の水谷君は残念だったですね。
出張から戻ってテレビでしっかりと応援をしたのですが、相手が世界ランク
1位の中国選手だけあって、どうも受身に回りすぎたようでした。

32年前の世界チャンピオン、小野選手を隣の卓球台で見て以来、私も彼に
憧れていたのですが、彼以降は日本からチャンピオンが出ていません。

いまや中国の牙城となってしまった世界卓球ですが、水谷選手には何とか
その一角を崩すようにがんばってほしいものですね。

話変わって中国の詩の話題。
中国の詩といえば「春眠暁を覚えず…」「月落ち鳥啼いて霜天に満つ…」
とかいくつか思い出すものがありますが、いわゆる唐代の詩が有名ですね。

驚いたことにこういう唐詩を中国では幼稚園で教えるそうです。

いくらなんでも早すぎではないかという議論のもと、一部の地域で教える
のをやめようという動きがあるそうですが、有名小学校では入学試験に
こういう唐詩が出題されるために、なかなかやめられないそうです。

最近中国で徳育不足が何かと話題になっていますが、知育・体育に関しては
子供の頃からの厳しい教育が根付いているようですね。

今日はシンセンのメインストリートから。


目抜き通りの深南路沿いで目を見張る大広告を見かけました。


フロア6階分くらいに相当するのではないでしょうか。とにかくとてつもなく大きなスーパービジョンです。

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感覚の相違

2011年05月09日 | FH20
蒸し暑い一日でした。

台風の季節にもなりましたね。
今年の1号台風は例年より遅めの発生ですが、アメリカの順番でアイレーと
名付けられました。

今年はいくつの台風がこの地方を襲うのか、また気になる季節です。

シンセン市の市長が収賄嫌疑で捕まって2年。
今日死刑判決が出たようです。
2年間の執行猶予がついて、何事もなければ終身刑への減刑となりますが、
在任中の収賄額が約4億円。
収賄額にも驚かされますが、収賄で死刑というのも中国ならではですし、
日本人が驚くのはこの点でしょう。

日本の外務大臣が1年間で5万円の献金を外国人から受け取って辞任しましたが
この当時、中国ではたった5万円で辞任か、と驚きの声が上がりました。

4億円なら死刑もやむなしだけど、5万円で辞任というのが中国にとっては
驚きになります。
多少なり汚職で財を成すことが出来る地位。
中国人が上を目指す原動力の一つには利用できる権限の多い地位があるという
ことが言えます。
5万円でも辞任せねばならない日本の大臣という地位に中国人はどんな魅力を
感じるのでしょうね。

こういう日中間での感覚の違いは、いたるところに存在します。
われわれのような中国在住者個人でさえ、いろいろな場面で違う感覚に遭遇
しながら生活しているのだと、今更ながら認識しています。


深山幽谷を思わせる景色に遭遇しました。自宅窓からの撮影です。



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肌寒の立夏

2011年05月06日 | FH20
梅雨らしく湿度の高い気候が続いています。

あまり前向きな出来事の少ない一週間でしたが、こういうときもあるもの。
こういう汗を流すのも受け止めるべきでしょう。

出張には当然のように半袖で出かけているのですが、一日中どんよりとして
雨の降る日はまだ長袖の方がよかったかなという気温です。

今日は二十四節気の立夏。
いよいよ夏に突入しますよ、ということなのでしょうがそれを実感するには
もうしばらく時間がかかりそうです。

8月12日から当地シンセンではユニバーシアード大会が開かれます。
北京オリンピック、上海万博、広州アジア大会と国際大会が目白押しの中国。
ユニバーシアードの注目度がどうかはともかくとして、シンセン市としては
国を代表して成功させる義務を感じているのでしょう、街中にマスコットを
はじめとしたキャンペーン広告などがあふれています。

今日もバスの話題。
先週のバスの中の出来事に気を良くした私は、また出張帰りにバスに乗って
みました。
起点駅で先頭から3番目に並んでバスを待ち、後ろにきれいに整列している
人々を見て感心していたのですが、バスが到着した頃に、3人ほどが大きな
荷物を抱えてどこかから現われ、バスの後部ドアに陣取ったのです。

客を降ろすために後部ドアだけを開けていた運転手。
後ろから乗り込んだ3人が料金を払おうと前の方に来たところ、受け取りを
拒否し、降りろと指示をしていました。

きちんと並んでいた人たちからすれば当然だと思いながら、開いた前部ドア
から乗り込むと、3人のうち2人の男性は降りたのですが、1人の中年女性が
激しく運転手と口論になりました。

大きな荷物を持っている私を降ろすのかなどと理由にならない理屈で激しく
食い下がっていましたが、そこに行列して乗り込んだもう一人の中年女性が
割って入り、口論が継続されたのです。

さて一体どうなるのかと期待しながら一部始終を聞いていたのですが、
正義感いっぱいの中年女性が最後に「世界中が今中国を注目していると
いうのに、恥を知れ!」と一喝。
満席の中で響いたこの一言はさすがに効いたのでしょう、件の女性は
言葉も発せず、席に着くのをあきらめ、立っていました。

乗客全員が心の中で拍手をしていたことでしょう。


最近パソコンの排熱効果が下がってきたので、パソコンを乗せる排熱台を買いに行ったところ、
こんなものを紹介されました。
最初は排熱ファンそのものだと思ったのですが…。


中身を出すとUSBケーブルが現われ、


4本の足が延びて、ノートブックが乗せられるようになっていたのです。付属の部品をつければ角度調整も
出来る代物で、300円でした。
持ち運びにも便利ですね。

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変装ファッション?

2011年05月02日 | FH20
いいお天気の一日でした。

でもやはり入梅しているということなのでしょうか、湿度は多少高めな
ようで、外を歩くとじんわりと汗がにじんでくる一日でした。

また世界中に激震が走りましたね。
アメリカが10年探し続けたビン・ラディンがついに堕ちました。
DNAで本人と確認されたのは影武者が多いからなのか、本人と識別できない
ほどの惨状だったからなのか、知る由もありませんが、パキスタン政府にも
知らせずに短時間で実行されたとは恐ろしいものです。

アメリカの正義とイスラムの正義。
対立の構図がより深まることがないよう、双方の今後の対応が重要になって
くることでしょう。

話変わって、先日自宅周辺を散歩していたときのことです。
向こうから歩いてくるメガネの若い女性。
私の3mくらい手前まで接近したときに、眼が痒くなったのかメガネの上から
眼を掻いて通り過ぎていきました。

私はあまり他人をじろじろと見るほうではないのですが、その仕草にとても
違和感を感じました。
彼女がかけていたメガネにはレンズが入っていなかったのです。

彼女なりのお洒落なのか、ほんとのシャレなのかはわかりませんでしたが、
この数日また同じようなレンズなしのメガネをかけている女性を2人も
立て続けに見かけました。

ダテメガネにもガラスくらいは入っているものだと私は思っていたのですが
中国ではフレームだけのダテメガネが流行しているのかもしれません。

本人識別にDNAは要らないでしょうが、軽い変装というファッションなので
しょうね。(^^;)

今日は自宅周辺の並木道です。


車道すら覆い隠すほどの並木です。


こちらは歩道。


老若男女が散歩するにはとてもいい木陰道ですね。

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驚きの中国流

2011年04月30日 | FH20
うす曇の一日でした。

この数日はスキッとしない雨交じりの天気になっています。
沖縄地方が梅雨に入ったようですが、こちらもどうやら梅雨に
入ったと考えた方がいいのでしょう、傘の手放せない季節になりました。

出張先で突然の雨に見舞われ、シンセンも雨でタクシーは長蛇の列。
傘代わりにタクシーを利用する人たちが増えてきたということでしょうか
まばらにしか入ってこないタクシーの様子を見てバス乗り場に向かったら
運良く程なくしてバスに乗り込むことができました。

こちらのバスは運転手横に料金箱のあるワンマンと、車掌のいる路線が
あるのですが、私の路線はワンマン、前乗り後ろ降りになっています。
固定料金をICカードで払って乗り込んだバスはすぐにすし詰めに
なりました。

途中の停留所ではもはや誰も乗れないほどかと思ったのですが、後ろの
ドアから数人が降りた隙間に3人ほどの人が乗ったようでした。
私にはそれは見えなかったのですが、運チャンがマイクで、「今、後ろ
から乗った人、ちゃんと料金を払ってね!」と放送すると、驚いたことに
3枚のICカードが乗っていた乗客たちのバケツリレーで運転手の手元に
転送されたのです。

ずいぶん以前に初めてバスに乗った時、突然私の目の前にコインが
転送されてきて驚いたことがあったのですが、今回はICカード。
当然乗客と運チャンの間を往復するのですが、それが乗客たちの
バケツリレーでいともスムーズになされたのです。

私はあまりすし詰めのバスに乗ることはないのですが、どうやら
日常的にこういうことが行われている感じでした。

日本では整理券があったり前から降りることが徹底されていたりして
こういうことは起こらないでしょうが、前からは乗れないとなると
後ろから乗るアバウトさはあっても、中国流の合理的なシステムで
支払いはきちんと完了することに驚かされました。

今日も翠竹公園から。


よく見かけていた植物に珍しく花がついていました。


葉の裏側が紫色の変わった植物なのですが、こんな花が咲くのですね。




赤いガクと白い小さな花の集合体のようですね。

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勇気のメッセージ

2011年04月26日 | FH20
さわやかな一日でした。

気温は十分に高いのですが、湿度が低く、気温の割りにさわやかに
感じる一日でした。

香港では昨日までがイースター休暇。
今週末からは日本と中国が大連休。
香港人の多いこちらの会社では連休の谷間ということもあって、
休んでいる会社も多く見られました。

私が中学の頃、一世を風靡したキャンディーズ。
年齢的にもあまり変わらないスーちゃんが鬼籍に入りました。
あの衝撃的な録音によるメッセージはどんな気持ちで録音された
ものなのでしょうか。

当時は受験を控え、特別に熱狂したわけでない私でしたが、それでも
深夜ラジオから聞こえてくる彼女たちの歌声には癒されもしたし
青春の一ページを彩るには十分な存在でした。

芸能人という存在は一般人の私とは別世界の人たちであり、テレビや
雑誌の向こう側は現実の世界とは違ったものという感覚でした。
それでもやはり血の通った人間、それも同世代の人が旅立ってしまい、
あのようなメッセージを残す心境には、同じように人生という時を
刻んでいる凡人にとって敬服に値します。

間近に迫った死期を感じたとき、家族とたくさんの人たちに感謝を
伝えて幕を引く勇気が私にも備わるように充実した人生にして
いきたいと強く思いました。               合掌

今日も翠竹公園から。


香港の花、バウヒニアの仲間でしょうか。色は薄いピンクで遠くからは桜を思わせる花です。


しおれるのが早く、あまりきれいなものを撮影したことがなかったのですが、今回は大丈夫でした。
マメ科の花だけあって大きな実もついていますね。


遠目にはこういう感じです。

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