大熱戦だった、竜王戦の第1局でした。
今週の木曜(30日)から第2局が行われます。
(第1局を振り返って)
第1局は、渡辺竜王の▲2三角がこの将棋のポイントでした。
私はリアルタイムで見ていて、この▲2三角が勝てば勝因、負ければ敗因だと思いました。
なので、竜王戦中継plusを見なくても、ポイントの局面だと理解はしました。
ただ、冷静に第1局を見ると、中盤の急所の判断を渡辺竜王が間違えて、終盤に力が出せなかっただけです。
終盤での力が羽生四冠に、劣る訳ではないので、まだまだ、残り6番勝負の行方は分かりません。
ただ、1つだけ言えることは、羽生四冠の方が番勝負の経験値は上であることは、当たり前であります。
持ち時間が8時間は、竜王、王位、王将なので、羽生四冠は慣れている、持ち時間であることは言うまでもありません。
※羽生四冠:タイトル登場93回、獲得71期
※渡辺竜王:タイトル登場6回、獲得4期
※名人は9時間です。 棋聖、棋王は4時間です。 王座は5時間です。
(戦型予想)
===== 矢倉 =====
矢倉の将棋は、現われる可能性はあります。
ただ、どちらが先手を持って指すのか?
そして、最新形になるのか? 羽生四冠が旧形を用いて指すのか? が注目になります。
七番勝負には1回は現われる感じがします。
===== 相掛かり =====
名人戦のように、相掛かりが現れるのか?
これも、引き飛車なのか浮き飛車なのか?
===== 横歩取り =====
羽生四冠の得意な戦型は、横歩取りです。
なので、中座飛車、▲3三角、▲3三桂などが現れる可能性があります。
中座飛車だと、最新形の新山崎流が見られる可能性があると思います。
===== 角換わり =====
(先)丸山九段対羽生四冠戦のように、通常の角換わりを、渡辺竜王が指すのかが注目です。
角換わりの得意な棋士である、谷川九段、丸山九段を相手に平気で採用する羽生四冠なので、渡辺竜王が指すのかが注目です。
===== 一手損角換わり =====
さて、渡辺竜王が第1局を踏まえて、一手損角換わりの修正版を指すのか?
棋士は、意地と意地のぶつかり合いの部分があるので、力や構想で負けたくない気持ちは、お互いにあると思います。
===== 居飛車の力戦型 =====
それとも、居飛車の力戦型になるのかも注目です。
===== 羽生四冠の振り飛車 ======
羽生四冠が振り飛車をするのかも注目ですね! どこに振るのかも注目です。
向い飛車、三間飛車、四間飛車、中飛車(特にゴキゲン)などが考えられます。
===== 4手目の△3三角、他 =====
▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△3三角の戦法が現れるのか?
最新形を実践で試す、羽生四冠なので、現われる可能性はあります。
▲7六歩、△3二飛が現れるのか?
王位戦で現れていますので、渡辺竜王もある程度、対策を練っている部分もあります。
またその後、本で長岡四段の3二飛戦法の本を出しているので、2人がこの本を読んで、ベースにどんな将棋を指すのか?
(将棋の構想)
後は、居飛車であれ、振り飛車であれ、渡辺竜王が穴熊にこだわるのか? それも、注目だと思います。
あえて、羽生四冠を相手には封印するのか?
そこら辺の渡辺竜王の構想が楽しみであります。
渡辺竜王が穴熊にこだわるならば、棋士としての意地の部分があると思います。
羽生四冠は、旧形や新形を、実践で経験しているので、どちらを採用するのかが注目です。 ただ、最近は新形を採用していることが多いと思います。
第1局の右玉は、ある意味では旧形です。 最新の将棋に旧形を織り交ぜる指し方でしたね!
それとも、意匠を突く作戦に出るでしょうか?
(第2局以降)
第1局は、羽生四冠が追随形で指しました。
第2局は、さすがに羽生四冠の先手なので、主導権を握るような指し方だと思いますけど、後手の渡辺竜王から主導権を握る将棋を指すのか?
第3局も、追随形で指すのかが注目です。
第4局以降は、結果次第でどんな展開になるのかは、予想は出来ません。
羽生四冠の追随形ならば、渡辺竜王の力を確認している感じだと思います。
羽生四冠が積極的に動くとなれば、渡辺竜王の力を認めている感じです。
どんな将棋でも、中盤・終盤が面白い将棋になると思います。
(時の名人)
羽生四冠が30代後半ですが、現役の名人だという事だけは、認識しなければいけません。 現在の時の名人は、羽生名人なのです。
渡辺竜王は、時の名人を相手に指していることは、認識をして欲しいと思います。
分かりやすく言えば、10人のA級棋士の頂点に君臨している名人なのだから、季節に関係なく力を発揮できる棋士であることは言うまでもありません。
いくら何でも、時の名人は強いですからね! プロ棋士、アマチュアでも誰でも分かると思います。
名人なので、木村名人、大山名人、中原名人、谷川名人、森内名人の重荷を背負って、羽生名人には指して欲しいと思います。
それだけ、歴史と伝統のある名人位なのだから・・・!
今週の木曜(30日)から第2局が行われます。
(第1局を振り返って)
第1局は、渡辺竜王の▲2三角がこの将棋のポイントでした。
私はリアルタイムで見ていて、この▲2三角が勝てば勝因、負ければ敗因だと思いました。
なので、竜王戦中継plusを見なくても、ポイントの局面だと理解はしました。
ただ、冷静に第1局を見ると、中盤の急所の判断を渡辺竜王が間違えて、終盤に力が出せなかっただけです。
終盤での力が羽生四冠に、劣る訳ではないので、まだまだ、残り6番勝負の行方は分かりません。
ただ、1つだけ言えることは、羽生四冠の方が番勝負の経験値は上であることは、当たり前であります。
持ち時間が8時間は、竜王、王位、王将なので、羽生四冠は慣れている、持ち時間であることは言うまでもありません。
※羽生四冠:タイトル登場93回、獲得71期
※渡辺竜王:タイトル登場6回、獲得4期
※名人は9時間です。 棋聖、棋王は4時間です。 王座は5時間です。
(戦型予想)
===== 矢倉 =====
矢倉の将棋は、現われる可能性はあります。
ただ、どちらが先手を持って指すのか?
そして、最新形になるのか? 羽生四冠が旧形を用いて指すのか? が注目になります。
七番勝負には1回は現われる感じがします。
===== 相掛かり =====
名人戦のように、相掛かりが現れるのか?
これも、引き飛車なのか浮き飛車なのか?
===== 横歩取り =====
羽生四冠の得意な戦型は、横歩取りです。
なので、中座飛車、▲3三角、▲3三桂などが現れる可能性があります。
中座飛車だと、最新形の新山崎流が見られる可能性があると思います。
===== 角換わり =====
(先)丸山九段対羽生四冠戦のように、通常の角換わりを、渡辺竜王が指すのかが注目です。
角換わりの得意な棋士である、谷川九段、丸山九段を相手に平気で採用する羽生四冠なので、渡辺竜王が指すのかが注目です。
===== 一手損角換わり =====
さて、渡辺竜王が第1局を踏まえて、一手損角換わりの修正版を指すのか?
棋士は、意地と意地のぶつかり合いの部分があるので、力や構想で負けたくない気持ちは、お互いにあると思います。
===== 居飛車の力戦型 =====
それとも、居飛車の力戦型になるのかも注目です。
===== 羽生四冠の振り飛車 ======
羽生四冠が振り飛車をするのかも注目ですね! どこに振るのかも注目です。
向い飛車、三間飛車、四間飛車、中飛車(特にゴキゲン)などが考えられます。
===== 4手目の△3三角、他 =====
▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△3三角の戦法が現れるのか?
最新形を実践で試す、羽生四冠なので、現われる可能性はあります。
▲7六歩、△3二飛が現れるのか?
王位戦で現れていますので、渡辺竜王もある程度、対策を練っている部分もあります。
またその後、本で長岡四段の3二飛戦法の本を出しているので、2人がこの本を読んで、ベースにどんな将棋を指すのか?
(将棋の構想)
後は、居飛車であれ、振り飛車であれ、渡辺竜王が穴熊にこだわるのか? それも、注目だと思います。
あえて、羽生四冠を相手には封印するのか?
そこら辺の渡辺竜王の構想が楽しみであります。
渡辺竜王が穴熊にこだわるならば、棋士としての意地の部分があると思います。
羽生四冠は、旧形や新形を、実践で経験しているので、どちらを採用するのかが注目です。 ただ、最近は新形を採用していることが多いと思います。
第1局の右玉は、ある意味では旧形です。 最新の将棋に旧形を織り交ぜる指し方でしたね!
それとも、意匠を突く作戦に出るでしょうか?
(第2局以降)
第1局は、羽生四冠が追随形で指しました。
第2局は、さすがに羽生四冠の先手なので、主導権を握るような指し方だと思いますけど、後手の渡辺竜王から主導権を握る将棋を指すのか?
第3局も、追随形で指すのかが注目です。
第4局以降は、結果次第でどんな展開になるのかは、予想は出来ません。
羽生四冠の追随形ならば、渡辺竜王の力を確認している感じだと思います。
羽生四冠が積極的に動くとなれば、渡辺竜王の力を認めている感じです。
どんな将棋でも、中盤・終盤が面白い将棋になると思います。
(時の名人)
羽生四冠が30代後半ですが、現役の名人だという事だけは、認識しなければいけません。 現在の時の名人は、羽生名人なのです。
渡辺竜王は、時の名人を相手に指していることは、認識をして欲しいと思います。
分かりやすく言えば、10人のA級棋士の頂点に君臨している名人なのだから、季節に関係なく力を発揮できる棋士であることは言うまでもありません。
いくら何でも、時の名人は強いですからね! プロ棋士、アマチュアでも誰でも分かると思います。
名人なので、木村名人、大山名人、中原名人、谷川名人、森内名人の重荷を背負って、羽生名人には指して欲しいと思います。
それだけ、歴史と伝統のある名人位なのだから・・・!
羽生名人が飛車を振る可能性もあるし、相居飛車でも幅が広すぎますもんね。
個人的に一番注目なのは、ロジカルさんも書かれていますが、渡辺竜王が玉を固めるのかどうかという点です。逆に言えば羽生名人がそういう選択を与えるかどうか?
第一局のような熱戦を期待しています。
戦型は羽生四冠しだいでしょうか?
渡辺竜王は、対策には苦労すると思います。
bonさんは、渡辺竜王の固める(穴熊?)に注目ですか? 渡辺竜王の代名詞になりつつありますね! 田中(寅)九段の代名詞でもあったので、微妙かも・・・!?
見どころがいろいろあって、人によって楽しみ方は違うので、それぞれの楽しみ方でいいと思います。