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将棋の日記

プロの戦法

2007-10-05 19:55:48 | 私の将棋
最近のプロの戦法とは?

(プロの傾向)
プロが好む戦法とは、未知の局面に進めることがプロの将棋では好まれます。
先手有利、後手有利は、お互いに知っているので不利な方が避ける傾向にあります。

(矢倉)
将棋の純文学とまで言われた戦法です。
最近は、▲3七銀戦法、森下システムの2つの戦法が主流です。

(角換わり)
最近は、また流行りだした戦法です。
未だに、升田定跡は結論が出ない戦法です。

(一手損角換わり)
後手の勝率が悪いのに、流行している戦法です。
なぜ、プロで流行っているのか?
それは、未知の可能性が他の戦法より広い部分にあります。

(中座飛車)
結論は出ていませんが、先手でも結構勝てるようになったので、あまり指す棋士が減りました。
また、ほとんど研究の将棋なので研究が進んでいる棋士が勝てる可能性がある戦法です。

(ゴキゲン中飛車)
元々は、中飛車は力将棋の部分があります。
ゴキゲン中飛車も、初めは力将棋でした。
近藤六段が定跡書を書いたら、そのまま定跡となり、皆で指すようになり、研究されている戦法です。

(早石田流)
鈴木八段が定跡を疑い、結構やれることを、棋聖戦で示した戦法です。

(四間飛車)
藤井システムは、本家の藤井九段が指さなくなりました。
後手の藤井システムは、不利の認識があるようです。

(相振り飛車)
定跡が確立していない戦法です。
振り飛車党どうし、何でも指すこなす棋士どうしが指す戦法です。
矢倉、角換わり、横歩取り、振り飛車といろいろな要素が含んでいるので、未知の将棋になりやすいのが特徴です。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
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