先日の話になりますが、
久々に映画館へ映画を観に行こうと思い、
宮崎アニメの『崖の上のポニョ』にするか、
『District9』にするかを悩んでいた、またたび家。
で、観てきました。
DISTRICT 9 (ディストリクト ナイン)
The Lord Of The Rings(ロード・オフ・ザ・リング)の
Peter Jackson(ピーター・ジャクソン)がProducerの、
ドキュメンタリータッチで描かれた映画。
お友達のきゃんでぃーさんも、
先日観に行かれたようで、ブログで書かれてましたが、
簡単に、あらすじなどを紹介したいと思います。
舞台は、南アフリカのヨハネスブルグ。
異星人の難民を受け入れてから、28年後のお話。
地球へ難民として受け入れられた異星人たちは、
『District 9』(第9地区)と呼ばれる、
人間たちとは隔離された難民キャンプで、
決して恵まれているとは言えない待遇で生活していた。
人種間でトラブルの絶えない異星人たち、
その異星人とナイジェリアのギャングの間での
ブラックマーケットと、問題は絶えず
どんどんスラム化して行く、ディストリクト9。
そこで政府は、この異星人難民達を
現在、ディストリクト9があるヨハネスブルグから
240KMほど離れた場所に位置する、
ディストリクト10へ移動させる事になり、
その立ち退きの通達をする役目を任されたのが、
Sharlto Copley(シャルト・コプリー)演ずる、
Wikus Van De Merwe。 ←読めね~
この主人公の1人、と言っていいおじさん。
ウザい、ウザい。
異星人の1人、クリストファーが
20年の月日をかけて作り上げた、
ある物が原因で、
このおじさんがどんどんトラブルに巻き込まれていく・・・
んだけど、この辺りちょっとグロい映像が山盛り。
この、ウザ男を演じてるシャルト・コプリー、
彼の演技力、凄いですッ!
この、ウザ男なキャラクターを観ていて、
その自分勝手さに、
どんどん腹が立ってきて、
自分たちの星へ帰りたい異星人たちが
すっごく可愛そうになって来て、
思わず『キ~ッ』ってなったほど、
彼の演技に引き込まれました。
人間(地球人)と異星人。
その身分に、上と下の違いは無いはずなのに、
異星人を見下して当然と言う態度の地球人と、
それゆえに、虫けらのように扱われる異星人。
でもその根底には、どちらにも同じように
家族を愛する心、そして友を慈しむ心が存在する。
思わず考えさせられた映画でした。
でもね、ラストシーンでは
ちょっとほのぼのするよ。
おまけ
ウザ男を演じたShaelto Coply氏、
自身も南アフリカ出身で、
Producer ・actor ・directorと
多彩な才能の持ち主のようです。
(確かに、スゴい南アフリカ訛りの英語だったもんなぁ)