うほほ~いッ!
今日は、68F°(20℃)のぽかぽか陽気となったテネシ~。
この陽気に、朝から奇声をあげまくっていた相方は、
もちろんバイクでご出勤!
(注:ちゃんとこの後でヘルメット被りましたのでご安心を)
ご機嫌な様子で、手を振りながら去って行きますた。
さて先日、節分で恵方巻きを作った記事を書きましたが、
アメリカには節分のような慣習はありません。
でも、日本の節分の前日である2月2日は
Groundhog Dayと呼ばれる日ではあります。
Groundhog Dayと言うのは、
Groundhog(グラウンドホッグ)と呼ばれる動物による、
春の訪れを予想する天気占いの行事だそうで、
ここアメリカのペンシルバニア州のパンクサトーニには、
フィル君という有名なグラウンドホッグがいるそうで、
毎年お祭りが催されているようです。
グラウンドホッグって・・・
可愛いような、不細工なような・・・微妙~
グラウンドホッグディの風習は、
19世紀のアメリカのドイツ系移民の間で始まったのがきっかけで、
正式にはハリネズミ(Hedgehog)らしいんだけど、
ハリネズミはアメリカには生息していない生き物なので、
同じように冬眠をする、似たような哺乳類として
グラウンドホッグが選ばれたのではないかと考えられています。
さて、『で、結局は何なの?』と言いますと、
[グラウンドホッグは2月2日に冬眠から目覚めるが、外に出て
自分の影を見ると、驚いて巣穴に戻ってしまう]そうで
グラウンドホッグの行動で春の到来時期が占われると言うもの。
影がある→晴れ→驚いて巣穴に戻る→あと6週間は冬
影がない→曇りなど→そのまま外へ出る→春はもうそこ
・・・ならしいです。
(なんか親爺のような雰囲気をカモシダシテイル)
でもこれって、科学的な根拠は全~くないよね。
思うに・・・
日本で言う、啓蟄(けいちつ)と似てる?
っても、啓蟄(けいちつ)は、3月の6日頃のようで
[地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、
草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという]ものですが
なんとなく似てない?
まぁ、グラウンドホッグディの歴史を読んでみると、
古代ヨーロッパの俗信と、キリスト教の風習からのようで
その風習、祝日の混じったものが
このグラウンドホッグディになったみたい。
今回、参考にしたWikiの記事の中に
有名なグラウンドホッグ君は、フィル君の他にも、
ニューヨーク・スタテン島のチャック君や、
カナダ・ワイアートンのウィリィ君もいるそうです。
詳しいお話は、Wikiの記事でどうぞ コチラ
グラウンドホッグディと言えば他に、古い映画ですが
邦題 『恋はデジャ・ブ』と言う、
ゴーストバスターズで有名なビル・マーレイ主演の映画がありますね。
簡単なあらすじは、都会で人気者の気象予報士フィル(マーレイ)。
ローカル番組のロケで訪れたペンシルバニア州の田舎町は
彼にとって退屈以外の何物でもなく・・・。
明日は都会へ帰れるぞ!!と眠りについた彼。
ところが、目覚めた世界は何故か前日の2月2日。
そこから始まる、永遠の2月2日からの脱出を
あれやこれやと試みるフィルだったが・・・という感じなんだけど
単純に面白い映画なので、お勧めです。
映画の舞台になっているのが、上で書いたパンクサトーニ。
実際に撮影されたのは、ペンシルバニアでは無く
イリノイ州だったったらしいんですが、
パンクサトーニで行われるお祭りの様子も出て来ますから
興味のある方は観てみてね。
テネシーのこの陽気は、むこう1週間続くとのこと・・・
このまま春になってくれるといいんだけどね!
カモ~ン、スプリング!