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コーチング

2009年05月26日 | masudaizumi.com
育児の「コーチング」という方法について書かれている川井通子さん著「起こらないママになれる本」を読みました。



コーチという名のとおり、トレーニングを受けた第三者が、お母様の育児の悩みをガイドしていく方法です。


しつけ、育児は、家庭によって全く様々ですし、子供さんの性格もさまざま。

どう話したら子供の心に響くのか?
なにが自分にかけているのか?

リトルが2歳になって、プレスクールに行きたくない、と毎朝泣き続けていたときに購入したものです。

「行きたくない」といわれたら

どうして? 行かないとだめ


と問いつめたり、脅したりするのではなく


まずは、気持ちを受け止めるそうで。。。


「そうか、行きたくないんだ、、、、」



その他、お菓子を買って、と、ごねられたときは


「そっか、お菓子、欲しいのね、ふ===ン」

とリフレインするそうで。。

気持ちを反発させてヒートアップするではなく、まず気持ちを受け止める。
これって、男女の関係でも同じですよね。

相手を攻めると、同じエネルギーだけ攻撃されてしまう。

例えば、「どうして時間通りこれないんだ!こんなに待ってたのに」とかね。大人の会話では、理屈や事柄をぶつけることで言葉になっていきますが、本当は、僕は悲しかった、という気持ちが核になってる




行きたくない、というリトルを説得するには出発前の時間的余裕がないと、難しいことですが、毎朝三十分、がんばっていました。


どうやったらいいかな~?と二人で玄関で解決方法を探してみたけれど、答えはひとつ。


「ママがいないから」

結局、こればかりはどうにもならないので、三月まで泣き続け、改善された様子はみることができませんでしたが。





でも子育てのなかで、子供への言葉がけのコツがたくさん書かれて役になった本です



いまは、幼稚園に出発するのに、泣いた事はありません。


なにかプレスクールに行きたくない理由が他に、彼なりにあったのでしょう。
言葉で表現できなかったのでしょう。


また来年あたり、この本を読む機会があるかしら、と思い、本棚にもどしました。