ICHIHASI現象

市橋がやっと捕まった。英国から単身来日し、英会話の講師をしていたリンゼイさんを殺し（逮捕容疑にはないが恐らくやっているに違いない！と推量される）、遺棄した男。警察が捕まえ損ねるという失態をおかしていたこともあり、日本の治安秩序の脆弱さを海外に露呈し内心国辱感を抱いていていた事件。顔がキツネ目、見るからに悪辣そうな表情をしている。しかも、自意識過剰な男。親は医者、本人は以前焼き殺された荻野友花里が4年生に在籍していた千葉大学の園芸学部を出ている。昨晩、両親がTVのインタビューに素顔を晒して答えていた。今朝のニュースでは顔をぼかしてあったが・・・本人の年齢３０歳、もう社会的に自立していなければならない年代だから、親はコメントだけでいいのではないかー。日本人はよってたかってワイワイガヤガヤうるさく批判する。親はこんな非道な生き方しかできないような人間に育てた覚えはないだろうからー。（もちろん子育てのどこかに歪みがあったのは想像されるが）野次馬根性のバッシングは止めよう。本人こそ大人として厳罰を授かるべきなのだ。親・親戚をマスコミの野次馬がしつこく追い回すようなことをすると、へたすると地域に住めなくなる、行き場が無くなってしまう。そんなことになれば行き着くところは・・・絶対そんなことになってはいけないと思う。医者＝上流階級の出身というだけで大衆は先入観があり潜在意識が形成されているだろうから、犯人への憎しみが倍加する。そんな家庭だからこそ、親の過剰な期待やしつけ、尻たたきなど想像する。だから逆に同情するようなこともあるかもしれない。これから事件の真相が究明されていくだろうから、それを待つしかない。予断による偏見は極力排除するべきだ。整形手術費用を稼ぐために大阪で建設会社の寮に住み一所懸命？に働いて百万誓い金を蓄えていたという。それだけ力仕事に対する耐性、我慢強さを持っているのだからどこかで方向性がずれてなければ社会的な有用に人材に育ったのだろうがー。しかし、人間としていちばん大事なところ＝しっかりした倫理性を備えた人格が身についていないことについては、社会的な責任も感じないではない。家庭教育、学校教育そして社会教育において、人間として大事なことを伝えていないこと、これを皆で見つめ直すことは必要。
市橋も許せないが、島根の女子大生を殺してバラバラにした事件の犯人達はもっと惨たらしさを感じる。冷酷非道な男3人？、か弱い（写真ではそう見える）女学生を拉致して、暴力を振るって殺害に至る。しかもバラバラにー。胸をえぐっていたというではないか、猟奇殺人だぞ許せない、こいつらは厳しく断罪するべきだ！！
しかし、怖い世の中になったものだ。