
先日、苦手のネットショッピングで今購入したい本を買えないかと何度目かにはなるのだが、再アタックしてみた。
古文書で現在扱っている本が江戸時代の肥後藩南関と現在の福岡北の関で起こった小合戦の古記録。
文書そのものは読みやすいものだが、どうも内容がいま一つ掴めない。
講師からこの事件に関しては郷土の小説家で島田真祐という人が本に書いているようだという情報を伝えた。
そこで現本=新刊本を買えば年金生活者!途轍もなく高い価格なので古本で探した。これがないのだ。
町の図書館にも行ったけど、探してくれるがそれ以上のサービスはなく「ないですね」で終り。
県内のブックオフ彼方此方で調べたがない。そこでネットで探すことにした。
するとあった。それに安い。
問題は購入するまでの手続きができるかだ!!
何度も失敗している。自分のメールアドもパスワードもよく覚えていない。
これが通過儀礼なのだネット社会のー
しかし、ある本屋で本を一杯注文して送料無料の限度額をを超え、求めている本も入れて15冊ほど購入、必要な事項=記号を打ち込んだ。
するとなんとうまくいったではないか。自分の仕事とは思えない見事さ!
銀行引き落としは銀行は郵貯だけで普通銀行はないので代引きにしてもらった。
これで果たして送ってくれるかどうか?
可能不可能半々の面持ちで待っていた。ところが2日くらいして送ってきた。間違いなし。
その日の内に例の島田氏の本は読んでしまったが、この快挙に自分ながら感心している。
ネットって便利だね



しかし、一方でこの便利さに酔ってしまえばそこから離れられなくなってしまう。
そうすると、馴染みの古本屋さんの顔が思い浮かぶ。店にある本はすべてコンピュター管理しているわけじゃないし、ネットといえばホームページくらいはあるけど本をネットで売るシステムを導入していない。
皆が便利、簡単、安い(わざわざ田舎から交通費払って出かけなくていい)に飛びつけば古手の商売は成り立たなくなる。
田舎では軒並み「シャッター商店街」に変貌していくのはここだろう。時代の変わり目慎重に選択すべきだ。