おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

寒風に耐え花開くスイセン

2012年03月11日 09時04分27秒 | 日記
今朝は寒の戻りで久しぶりに霜が下りた。

3月11日。あれから1年、身の引き締まる思いがする。一度に2万人という数の死者行方不明を出した事象って戦後にはなかったこと。

1周年が近付くにつれて、テレビでは毎日特集を組んでいる。もちろん今日は3・11一色。日本人はもっと東日本のこと考えなくちゃあー

庭ののり面の片隅にスイセンが咲いていた。

去年植えていたチューリップの球根がしっかり芽を出している。

季節の巡りを植物は知っている。いのちを咲かせる自然。これから畑ではジャガイモを植え、葉物のキャベツ、レタスなどを植えていく。今はその準備段階。外輪山の麓は4月になっても霜が下りることがあるという。慌てると失敗する。

人間は非力でどうしても自然のパワーには勝てない。現代文明が自然力を上回ったと思い込んでいるのは身の程知らずと思うし、自然の偉大さを畏敬し、深く心するべきだと思う。strong>

山紫水明で風光明媚な環境の中にある日本。四面環海、そして国土の7割が山地。しかも火山列島であり縦横に地震の巣が張り巡らされている。

ここ南阿蘇では昨日のお昼頃震度1の地震があった。体ではまったく感じられなかったのだが、速報で出たので間違いなかったのだろう?

われわれはこの環境の中で生きていくしかない。逃げ出すことはできない。だとするというまでもなく自然と共存するしかないのだ。原発で撒き散らした放射能はこれは人為であり、自然の所為ではない

2時46分にはすべての日本人が「行い=仕事」を止めて犠牲になった方々のために手を合わせ祈りを捧げなければならない。

今なお行方不明者のご家族の心中、察するに余りある。言葉がない。

犠牲になられた皆様のご冥福を心から祈るとともに被害者の恐怖との戦いで疲れたこころと体のご回復と早い復旧と復興を衷心より祈っている。