信濃大町あなログる生活

大町に移住で「便利」より「アナログ」へ。薪切り出し、薪割り、薪ストーブ利用、圧力釜、地産地消を目指す生活の記録。

立場を弁えた発言とは

2024年04月03日 12時25分35秒 | 日記
もう4期もS県の知事をお勤めのK氏。
そこそこ社会人としても知事としても経験をお持ちで。
勿論、評価される点もあって、だからそこにおられると思うが。
県庁職員への「祝いの言葉」で「職業差別発言」をされた。
そしてその点を記者に質されると「何が差別か、わからん」と。
「県庁職員はシンクタンクのようなものであり云々」
「だから日々勉強し云々」
この流れに小売業や農業や酪農などを持ち込む必要ある?
以前の発言でも「あっちにはコシヒカリしかない」
「米を農業だと言っている」とか言ってたし。
ご自分の立場なら、へりくだって普通でしょ。
相手も上げて自分も上げるならまだしも。

で、記者に色々聞かれ、追及されてキレてみた。
来年の任期を待たずに「この6月で辞任する」
そう言って知事室にトンずら🐽。
職員に対する訓示なら、文書を作る時間もあった。
それを正確に読み上げることも出来た。
文面を見て、何なら誰かに推敲してもらえばよかった。
失言の多い自分なんだからって思えればよかった。
記者に言われて「何処が差別?」っていうのもお粗末。

何処かの党の「重鎮」とかもね。
次の選挙に出ないのは高齢のせいか?
と記者に聞かれ、明らかにむっとして。
代弁者が言い訳する流れで「バカヤロウ」発言。
カメラの向こうにいる国民の多くが、実は。
「こんなまともに歩けもしない話せもしない爺が」
「いつまでも党の重鎮とか言われちゃって」
「いつまでも権限を持ち続けててみっともねぇ」
そう思っているからこそ、記者も言ったんでしょ。
「お前だって年を取るんだぞ」って睨んでた。
もう世の中の仕組みすら分らんようになってるね。

その一方で、かのやんごとなきご家庭のお嬢様は。
成年会見の堂々とした回答と爽やかな態度。
初の午餐会では笑顔と英語と姿勢の美しさ。
大学御卒業の短いご挨拶。
その後、伊勢神宮・神武天皇陵への御参拝。
その折に起こった「十戒」のような天気の急変も含め。
歩かれる姿勢、オーラの強さ、周囲への気配り。
各駅、行先それぞれのご奉迎者への対応。
就職初日の会社前でのご挨拶。
その後に出された文書による回答まで。
要らぬことは言わず、こたえる必要がない事はスルリと。
自分の思うところを的確に柔らかく表現された。
裏のある大人の見苦しい言い訳ばかりを見せられてきた目には。
なんとも清々しく美しく新鮮に見えてしまった。
まだ弱冠22歳で、この威風堂々ぶり。
若者が続くべきは「彼女の背中」だと思う。
薄汚い議員共や禁欲まみれの「家族」ではない。

余りに歴然たる差に、身震いがする。
人間の志や日々の生き方が、こうも違うと結果も大差。
決して低きに流れぬよう、気をつけたいと思う。
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