おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

レポート「復興財源」

2011-10-03 | 憂国

 今朝の新聞に、政府税調が復興財源として法人税・所得税増税では飽き足らず、相続税をも増税することを検討しているとの記事が載っていました。不況時に増税は全くのナンセンスでありますし、そもそも相続税は、戦後GHQが「家制度の解体」を目論み、日本に押し付けたものなのです。今は相続税を払いたくない人たちから、お金を調達することを考えるのが正しいのではないでしょうか。

 6月に国家基本問題研究所のシンポジウムに参加した時に伺った話です。

 震災復興無利子国債の発行による財源の確保です。日本の個人資産は借金を引くと1100兆円あります。東北の復興を助けたいという気持ちも満足させることができる。無利子国債を買えば相続税を減額(この国債には課税しないことも考えられます)するという恩典があれば、1%が出てきたとしても10兆円、10%出てくれば100兆円になります。小額の額面にして金券として使えるようにしておけば、いつの間にか償還が済んでしまう。このような提起が今の政府にあってもいいのではないでしょうか。まずは本気で無駄を省いてからだと思いますが。

 いづれにしても、今増税はすべきではありません。いずれ消費税率が上がることは仕方ないと思いますが。