おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

高等学校の歴史教育

2010-05-24 | 憂国

私は以前から、学校教育における歴史の取り扱いについて思うところがあった。どうしても時間的制約があるため、日本史であれば幕末前で授業が終わってしまう。本来、今を生きる我々にとって幕末以後が大変重要であるはずだ。教師はそこに触れたくないかのように何故か中学でも高校でも終わってしまう。(教師によっては近現代史の核心を自虐的に語るだけ・・・)いっそのこと、「近現代史」という別科目を創設し徹底的に”正しい歴史”を教える必要があるだろうと。
<以下の内容は本日の産経新聞朝刊一面にあった記事から>
神奈川県では平成25年度より「郷土史」「近現代史」を新設し「日本史」と共に二科目を選択することになった。
しかし、「近現代史」の教科書が問題なのである。全県立高校では文部科学省の教科書検定を経た教科書を採用することになっている。これには例外があって「高校においては検定を経た教科用図書がない場合、当該高校の設置者が定めるところにより他の適切な教科用図書を使用できる」と法律の施行規則で定められている。
今般は「近現代史」において、この例外が適用され神奈川県教育委員会が独自教科書を開発中なのである。
この中身は自虐史観満載である。当然史実と違うことを教えんが為にである。

南京事件 「攻略の過程で、日本軍は多くの中国軍民を殺害し、略奪・放火・暴行をおこない、南京大虐殺として国際的な非難を浴びた」→日本軍の残虐性を協調
南京事件の犠牲者 「死者の数を含めて、占領前後の数週間で少なくとも10数万人に達したと推定される」→過大数字を表記。この過大な数字は中国国民党の宣伝であったことが近年の実証的研究で明らかになっている。
日露戦争 「神奈川県下の従軍兵士は・・・・旅順の戦闘、203高地の攻防では多くの犠牲者を出した」→悲劇性を協調
日本の勝利がアジアに期待と希望を与えた点 「この期待に日本は応えることなく、列強の一員として朝鮮・中国に植民地を拡大していくことになる」→否定的記述

これから日本を背負って立つ少年少女にこのような歪んだ自虐史観を植え付けようとするのか、せっかく新たな科目として採用する「近現代史」においては的確に史実を伝え日本が国際的にどのよう役割を果たしたのかをしっかりと教え、日本人としての誇りと愛国心を育むような教育をすべきなのではなかろうか。
神奈川県教育委員会よしっかりせい!!