お散歩日和 ♪

「山歩き」「街歩き」と「酒」の日々・・・

茶臼山(真田丸 他)

2016-09-17 21:14:15 | うだつ会

2016年9月17日(土) Icon_walk_ss10.762km

累積標高(+)308.307m(-)-304.066m

 

今日は土曜出勤で棚卸だったが、午前中に作業終了し無罪放免となった。毎回、棚卸後は歩いたり走ったりするのが恒例になっている。

今回は歴史探訪という事で「真田信繁ゆかりの地」を巡る事にした。歴史探訪と言うと聞こえはいいのだが、半分はビールを美味しく飲む為の準備運動の様なものである。

メンバーはF君と私の2名。N君は止むを得ない事情がある様で事前に欠席を申し出ていた。S君は何時もの様に理由不明のまま帰ってしまった。

しかし、何故か最も参加不可能なはずのU君が残っている。地下鉄「森ノ宮」まで出てスタートする予定の為、最寄りの駅に向かう。道中でU君が「自分も途中まで歩く」と言い出した。途中までと言ってもどうするのだろうか?よくよく聞くと(我々は我慢したのだが)差し入れのビール(350ml)を飲んだとの事。それが呼び水になり、もう少し飲みたくなった様だ。気持ちは痛いほど良く分かる。駅に到着。U君も何とか思いとどまった様で、逆方向の電車で帰って行った。

「森ノ宮」で地上に上がる。心配していた天気は、曇り空で時々薄日が漏れるまずまずの天気。それでも最高気温は31.6℃で蒸し暑い。

まずは大阪城に向かう。「大阪城野外音楽堂」の前を通ると、何かイベント開催中の様で賑やかだ。今日もF君はポケモン探しに余念がない。「コダック」がいた様だ。階段を上り「玉造口」を通って内濠沿いを北に向かう。

「極楽橋」を渡り「山里丸」に入ると「刻印石広場」がある。

 

徳川時代の大阪城再築石垣普請の際に、役割を担った諸国の大名等の家紋などが刻印された石が展示されている。説明板が立ち並ぶ前を今までにも幾度となく通り過ぎているが、不思議な事に存在に気付かなかった。今回、ふとした事で知って訪問してみた。

ここから、「本丸」「桜門」「大手門」を通過。毎回感じる事だが、城内は今日も西洋・東洋入り混じって外国人観光客で溢れていた。

大阪城を後に「真田丸跡」を目指す。KKRホテルの脇の歩道橋で中央大通と阪神高速東大阪線を横切り、「難波宮跡公園」の草原を縦断。それにしても蒸し暑い。この辺りで既に、ゴール後の銭湯の話題が出始める。

長堀通を渡りしばらく歩くと目的地に到着。まずは「心眼寺」を訪れる。

古地図で「真田丸」の東端に三軒並ぶ寺院の内、最も北側の寺院にあたる。

 門には六文銭の紋章と解説板があった。

道路を挟んで隣の「明星学園」の敷地が「真田丸」の中心部になる。そこには「真田丸顕彰碑」が建立されていた。「心眼寺」「明星学園」共に北側は高い段差になっており、往時の地形を偲ばせる。

「つぎに真田信繁終焉の地と言われる「安居神社」に向かう。

西に向かって上町筋を渡り「空堀商店街」を歩く。最近気になっている居酒屋「スタンドそのだ」さんの前を通過。今日も昼飲みを楽しむ客で賑わっていた。谷町筋を渡り、更にアーケードを進む。老舗の昆布屋さんや、昔ながらの八百屋さん・魚屋さん・たこ焼き屋さん・お好み焼き屋さんなど、そこに最近流行りの町屋を改装した洒落た店舗が混在する。映画「プリンセス トヨトミ」のロケ地になったお好み焼き屋さんもある。中々楽しい商店街だ。                               

途中で商店街を離れて左折して南下する。「高津宮」を通り抜け、千日前通を渡ると前方に「あべのハルカス」が見えて来る。

「生國魂神社」の前を通り、天王寺七坂の一つ「源正寺坂」の石畳の階段を下り、松屋町筋を南へ向かう。「口縄坂」を通り過ぎ、裏道に入り「愛染坂」「清水坂」「天神坂」を過ぎる。

目の前に「安居神社」への石段が見えて来る。

本殿に参拝した後、「真田幸村戦死跡之碑」を見学。

やはり大河ドラマ効果なのだろう、碑を見学する人々が数人いた。

境内を散策していると、ふてぶてしい態度で寝そべっている猫に遭遇。

鋭い眼光、右眼は眼帯をしているかの如く黒い。もしや独眼竜政宗の生まれ変わりか?有り得ない妄想をするのもほどほどにして、神社を後にする。

「一心寺」の門前を通り過ぎて「茶臼山」へ。

大阪冬の陣・夏の陣で、それぞれ家康・信繁が本陣を構えたとされる場所だ。折角なので山頂(標高不明)を踏んでおく。

「大阪市立美術館」の前を通って無事ゴール。

すぐに何時もの「湯処 あべの橋」さんへ直行。最近お世話になる事が多いが、それにしても銭湯の廃業が相次ぐ中で有難い存在だ。

汗を流して、毎回満員で入店出来ない阿部野ルシアス地下の「恵美寿屋」さんへ。外から覗くとカウンターに二席の空席がある。しかし見るからに窮屈そうで、風呂上がりにゆっくりしたい気分にマッチしない。F君とも意見が一致。

これまた、休業や満席で入れた事がない「正宗屋」さんに向かう。

こちらは座敷が空いていたので、迷わず滑り込む。

何はさておきビールで乾杯!

一杯目のビールが美味いのは当たり前なのだが、今日のビールは何時にも増して美味い!過去にも、F君との「六甲山」登山後の反省会で同じ様な事があった。何かビールが美味くなる方程式があるのだろうが、それは謎である。

ともあれ、今回の「歴史探訪」の目的の内、少なくとも半分は成功である事がこの時点で確定した。ごちそうさまでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 池の川谷林道~千早峠~神福... | トップ | NomuNote(7)「信濃鶴」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿