竹村マリオ 科学的根性主義

水泳をこよなく愛し続けるコーチのひとり言 継続は力なり...

2007年06月11日 | swimming

 連日の大会が終わりました。土曜は新潟県中学校
長水路記録会、日曜はフリッパーズカップ記録会、
両方とも無事終了しました。

 土曜の大会は、中学生の記録がより向上するように
昨年から始りました。県内の中学生が大勢集まりました。
学校対抗ではないので、各スイミングクラブからの
エントリーも可能で、それぞれのチームが記録を
目指しました。5月27日から2週間ベストを更新を
目標にレース人参加しましたが、なかなかベストは
でませんでした。レースが終わり悔し涙、わからなくは
ないですが、涙を流すならほかにすることがあると
思うのは私だけでしょうか?

 悔しい気持ちは良くわかります、涙を流すくらい
悔しいのなら事前の準備をもっとしっかりとすべきだと
思います。練習を頑張っているのはみんな同じ、うまく
行くときもいあれば、そうでないときもある。結果は
この二つに一つです。うれしい涙はチームの雰囲気を
盛り上げてくれます。悲しい涙は雰囲気を下げて
しまいます。

 厳しいようですが、チームの一員として仲間を応援し
応援され、個人でも戦いますが、チームとしても戦います。
チームのムードや勢いというのはさらに力となって
選手に戻ってきます。そのムードや勢いを自分たちで
造るわけです。チームの一員として自分の記録が
思うようでないときも、プラスになるように配慮して
行かなくてはいけません。周りの雰囲気を壊さないように
注意すべきだと思います。

 泣いたあとすぐに応援したり、あとを引いているわけで
ないので安心はしていますが、大会の規模が大きくなるほど
そのような心配りが大切になってきます。我々一人の力は
大した事はありませんが、その力が沢山集まり、一つの
方向を向いた時すごい力に変わるのです。全国大会に
参加すればそのことに気がつくはずです。

 今から一つずつ体に覚えこまして欲しいですね。最後の
レースとなった400mリレーで嫌悪中学校記録を更新する
4分3秒で泳げたことは、自分たちの力とみんなの力が
一つになった結果ではないかと思います。きっと今の
頑張りが大きな花を咲かせますから、そのときまで、
辛抱強く頑張っていってください。県中新おめでとう!!

 images images 
 左からミサと、サエ、メグ、タマの4人応援にも
 熱が入っていました。 
 images images
 レース後のほっとした表情。

 さて、昨日のフリッパーズカップ記録会は当スクールが
唯一主催する大会です。今年で6回を迎えましたが、真衣も
プレゼンターに参加し盛り上げてくれました。

 彼女の名前のついた賞が設定され、昨年までは彼女が
その賞品をプレゼントしてくれました。毎年対象となる
種目は変りますが今年は、50m背泳ぎの各グループ優勝者に
なっていました。12名の選手がオリジナルスイムキャップを
プレゼントされ喜んでくれました。

 記録はあまり芳しくはありませんでしたが、その中でも
ミサトが100m背泳ぎで1分3秒42で元気に泳いで
いました。50mは残念ながらベストではないですが、
練習の力を十分出せたと思います。ベストは沢山は
出ませんでしたが、連戦の中頑張っていたように思います。

 普段の力を、普段のように出せれば大きな大会へ行っても
十分戦えます。全国を甘く見てもいけないし、腰を
引きすぎてもだめです。その場になってもあわてないよう
普段からレースのときにすることを決めておき、落ち着いた
行動が取れるようにしておいて欲しいものです。レベルが上がれば
上がるほど、普段のままにいることが大変になってきます。
レースでは、特別なことは何一つないのです。自分の力を
100%出せればそれで十分なのです。がしかし、それが
一番難しいのですが!!さらに欲を言えば、自分の力の
90%で戦える力をつければ、そのときは日本のトップも
狙えるようになってきます。いつの日かそのときを夢見て
今は力をつけるだけです。

  imagesみんな応援お疲れさまでした。

コメント (4)
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