Kyoto舞鶴 Caprice photo

京都府北部の舞鶴を中心とした写真&お店情報

舞鶴・彼岸花と秋海棠咲く「金剛院」

2010年09月26日 | 舞鶴(寺社)

  
境内のあちこちで彼岸花や秋海棠(シュウカイドウ)が咲いています。本堂までの石段両側は風情があります。
一帯は京都府歴史的自然環境保護地区指定


  



  


小浜・スローフードのお食事処「濱の四季」

2010年09月23日 | 小浜・若狭方面


店ネタがさっぱりご無沙汰の拙ブログですが久しぶりに載せてみたいと思います。
先日行った「濱の四季」さん場所は小浜フィッシャーマンズワーフ近くの食文化館前にあります。

港が見えるオーシャンビュー的な前面ガラス張りの建物で
食事処というより一見カフェの様でもありますが・・・

この店、濱のおばちゃん達の手作りをモットーとするスローフードの食事処で
地産地消料理を売りにしているようで食材も小浜産中心で作られています。

日曜の昼時ともなると行列ができる程の人気店のようで行った日も沢山の人
入り口のボードに名前を書いて順番を待ちますが
確か40分位待ったような・・・?
家族連れや若者の他、年配の人も多いです。

メニューは単品もありますが魚料理の定食中心
焼き魚や煮魚、刺身などを煮物等と組み合わせたヘルシーなものが多く
全てのメニューにカロリー数や塩分数値などが表示されています。

2種類違う定食を取ってみました。
お膳の箸も割り箸ではなく若狭塗

『鯖の竜田揚膳』(780円)は竜田揚たっぷりでボリュームあり
肉でなくて魚なのでカロリー控えめ?美味しかったです。
竜田揚げにきのこのあんかけがかかった単品もあります。

お刺身と煮物がセットになった『濱の四季膳』(1280円)
煮物の味付けが薄味で健康志向?ご飯も有機米のコシヒカリで美味しいです。

デザートに有機玄米プディングとかいうのを注文してみました。
フランス式ではなくイギリス式のプリンだそうでねっとりとした珍しいものです。

レジの所にはテイクアウト用のお惣菜も売られています。
そこでお勧めなのが濱の四季さんのスタッフで作る
「御食国 濱のかあちやんのまごごろ 焼き鯖そぼろ寿司弁当」めっちゃ長いネーミングです

この店と小浜駅で数量限定(1日20食)で販売されるというお弁当は
全国駅弁の中でもなかなか手に入らない幻の駅弁(?)とも言われているらしく
上位ランキングに入るとか・・・(某旅雑誌の「旅情の駅弁 全国ベスト20」で全国2位らしいです)
840円ですが中身が濃く美味しいです。

竹の皮を使ったわっぱ型の弁当箱の中に黒豆入ご飯が入り
その上に焼き鯖のそぼろとへしこが載っています。
これをご飯にまぜながら食べますが素朴な味で美味しいです。
おかずは揚げ鯖の甘辛煮やサツマイモのレモン煮の他手作りのそうざい等が詰められ
デザートには黒糖わらび餅が入った手作り感満載のお弁当
季節により内容が変わり四季折々の若狭の食を楽しめるそうです。


若狭・綱山「明通寺」

2010年09月20日 | 小浜・若狭方面

小浜は国宝級のお寺が沢山ありますがその中の1つ「明通寺」さんへ行って来ました。
鎌倉時代中期に建てられた本堂と三重塔が国宝に指定されています。
現在三重塔は屋根の桧皮葺を葺き替え中で修復用の覆いがあり
その姿を見ることはできませんが通常は非公開の塔の内部が公開されています。
  
駐車場から山門までの急な石段を上ると参道が続き更に石段を上った所が本堂
境内は美しく整備されています。
  
お寺の開基は平安時代のようですが現在の建物は鎌倉時代に再建されたということで
約800年の歴史を感じさせる荘厳なものです。
桧皮葺は30年に一度葺き替えられるそうで三重塔の修復が終わると続けて本堂の修復にかかるため
全て終わるのは再来年の春になるそうです。

秋の風景

2010年09月19日 | 舞鶴

もうすぐお彼岸が近いというのに今年は猛暑のせいかまだ彼岸花をあまり見かけませんね~
稲刈り前の金色の稲穂に赤い曼珠沙華というのが絵になるところですが
今年は既に刈り取られた所が多く花が咲くのはこれからのようです。
代わりにおみなえしを撮ってきました~秋らしい風景が広がっていました

舞鶴・万願寺(満願寺)さん&万願寺とうがらし

2010年09月18日 | 舞鶴(寺社)


全国的にも有名な京野菜『万願寺とうがらし』は京の伝統野菜にも認定されていますが
名前の由来はこの野菜が誕生した”万願寺”の地名がそのまま付けられています。
地区には実際に万願寺さんというお寺があり正式名称は「西紫雲山 不動院 満願寺」
真言宗御室派で今は引土にある円隆寺さんの末社のようです。

開基は鎌倉時代初期と古く建保6年釈弁円上人によって創建されたとなっています。
弁円上人の心願満つるが故に「満願寺」と号し
万人の願いを聞き届けてくれる寺として字名を「万願寺」としたと書かれていました。
現在の建物は江戸中期(明和4年改築)のもの
  
本尊は三十三年に一度開扉されるという秘仏で市の指定文化財「十一面観音菩薩像」(次回公開は2035年)
万願寺地区山間の静かな場所にひっそりと建っています。

万願寺とうがらしは”万願寺甘とう”とも呼ばれ伏見唐辛子とカルフォルニアワンダーの交雑種
唐辛子と付いていますが果肉は柔らかく甘みがあり辛くないです。
(たまに大当たりの辛いのに出くわしたりもしますが(笑))
   
調理方法は様々ですがそのまま焼いてかつおぶしをかけ醤油で食べるシンプルなものから
炒め物や煮物等々・・・農協の「彩菜館」ではジャムやピクルスなども販売しています。
上野家さんが作るお米パンの中にも万願寺とうがらしを使った調理パンが時々登場しています。
また数量限定で食べるラー油「万願ラー油」も新発売したそうです。
 


舞鶴・欅の御神木「大川神社」

2010年09月11日 | 舞鶴(寺社)


舞鶴の市街地から少し離れた由良川沿いにある「大川神社」さん
国道から山側に入って行くと一の鳥居がありその先には朱色の二の鳥居
階段を少し上がると山門があり横には大きなケヤキの木が・・・
更に急な石段を上ると拝殿とその奥に本殿があります。
丹後国では天橋立の籠神社に次ぐ伝統と格式を備えた神社です。

本殿は舞鶴最大級の木造建築で重厚かつ迫力があり
特に欄間の彫刻はかなり立派なもので見事な細工です。

祭神は保命神(田辺府志)豊受持命(丹哥府志)大川大明神・稲倉豊宇気持命(丹後旧事記)など
農耕に関係する神様をお祀りしているとも主神は保食神(うけもちのかみ)ともいわれ
また相殿には水・金・地・火・木の五元神がお祀りされているともいわれています。

鈴緒が5本あるというもの珍しいですがその五元神によるものかもしれません。
どこか神聖な雰囲気のある所です。