新緑が美しい初夏の金剛院、秋の紅葉が美しい小川沿いにはシャガの花が一面に咲いていました。
瓦の所に菊の御紋が見えます。
金剛院の歴史をたどっていくと平安時代に遡り、829年高丘親王により創建
白河天皇の勅命によって三重塔が建立され、諸堂が整備されたそうです。
今年はNHK大河ドラマ「平清盛」ゆかりの寺ということで清盛の父忠盛が
鳥羽天皇の皇后勅命により阿弥陀堂を造営したそうで
その時に植えた杉が『奉公杉』として道の途中に残されています。
樹齢860年、幹周り約4m、樹高約30mの歴史を感じさせる迫力のある杉です。