曲物（まげもの）

お弁当づくりに秘かに燃えているのは、奈良井に行ったときにステキなお弁当箱を思い切って購入したからです。
曲物とは、木の板を丸めて山桜の皮で綴じて底をつけたものだそうですが、色・形・軽さが気に入っています。
それに取り扱いに神経質にならなくてよいし、塗りなおしもしてくれるというから、長く使えるものだと思います。
こういう素朴なものの良さをこれまではあまり感じていませんでしたが、奈良井にはたくさんの漆器屋さんが並んでいて、それらを眺めているうちに何だか素晴らしいものなのではないか・・・という気がしてきました。
何かほしいな・・・と思ったときに、作る意欲につながるかもと、お弁当箱にしました。木の器はご飯が痛みにくく、冷めてもおいしいとのことなのでお弁当にはぴったりです。
今のところは、お弁当づくりを楽しんでいます。特に詰める作業がことのほか楽しいです。
ただ、できればおかずはもう一品詰めたいなぁと思うので、一回り大きいのにすればよかったかも・・・と思いながらぎゅっと詰め込んでます。
いつまで続くかわからないですけど、サービスしてくれたお箸とともにお昼の時間を楽しくしてくれる必須アイテムとなっています。