Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今週末はイースター

2016-03-24 23:22:09 | 季節行事
今週末、3月27日はイースターですね

キリスト教のお祭りなので日本で馴染みの薄い習慣ですが、最近はお菓子業界の
戦略もあってか、少しずつ浸透してきたような気もします

私も全く関心が無かったのですが、娘の通っている保育園がキリスト教系なので
ここ数年はこういった行事を毎年意識するようになってきました

イースターはキリスト教においてもっとも重要な祭日で「復活祭」と言います。
キリストが十字架にかけられて処刑されてから3日後に復活したことから、これを
キリストの最大の奇跡として、復活した日を最も重要な祭日としました。

この日にはごちそうとともに卵を使ったお料理や茹で卵を食べるのですが、卵は
キリスト教において生命の誕生を意味します

イースターエッグを運んできたのがイースターバーニーとされて、子だくさんの
うさぎは繁栄・多産のシンボルでもあるため、どちらもイースターに欠かせない
存在になりました。

イースターというとカラフルに色づけした卵のイメージがありますが、この卵を
大人が隠して子供が探す宝探しゲーム「エッグハント」が行われたり、綺麗な
だけではない楽しい使い方があるのだそうです


娘の保育園では卵にペイントこそしませんが、茹で卵を可愛くラッピングして、
園児たちに持ち帰らせてくれます。残念ながら娘は卵アレルギーなので、いつも
私がかわりに夕食のおかずの1品として頂いています


お彼岸の草餅

2016-03-23 23:21:57 | 季節行事
毎年の恒例ですが、春のお彼岸には親戚の家で採れたてのよもぎを使った草餅を
作って各家庭に配ってくれています


朝一番で作ったものをお餅がまだ柔らかいその日のうちに頂くので、既製品では
味わえないとっても柔らかな食感とすり潰したばかりのよもぎの香りを楽しめる
贅沢なひと品なのです

毎年これを楽しみにしています。いつも春分の日の朝に作ってくれて、私の家に
2パック持ってきてくれるので、半分はお墓参りの手土産として夫の実家へ持って
いくことにしています


今年は娘もお餅を食べられるようになりましたので、きな粉をたっぷりとつけて
小さめにちぎって食べさせてあげたところお餅が好きな娘は気に入ってしまった
ようで、大きめの草餅を2つも食べてしまいました

おやつというよりもお夕飯代わりになってしまったような…

毎年親戚の家でよもぎから育ててくれた手作りの草餅を食べられるのは、本当に
ありがたいことだと感謝しています


一昨日は春分・春の最中夜昼平分

2016-03-22 23:21:45 | 季節行事

一昨日は春分。本格的な春の始まりでもありますが、昼と夜が同じ長さになり、
太陽が真東から登り、真西に沈む時期

春分は春のお彼岸のお中日で、その前後3日を含めた合計7日間が、春のお彼岸と
なります。お彼岸にはもち米を小豆餡で包んだ和菓子をお供えするのが習わし。
同じ菓子を春は「牡丹餅(ぼたもち)」秋には「お萩(おはぎ)」と呼んで区別
するのも、季節を大切にする日本人らしい細やかさですね

初候である3/20~3/24は「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」。
可愛らしい雀たちが枯れ草を集めて巣作りを始めるころです。この時期に綺麗な
啼き声を聞かせてくれる鳥はひばり。春には様々な鳥たちが美しい声や姿で心を
和ませてくれます。この時期のスーパーには蕗が並びます。蕗の煮物を食べると
春だなぁとしみじみ感じます

次候である3/25~3/29は「櫻始めて開く(さくらはじめてひらく)」。
毎年今か今かと待たれる桜の開花ですがたいていはこの時期のようです。今は
桜というと淡い色が美しい染井吉野が主流ですが、江戸時代までは、桜と言えば
少し濃い色合いの山桜のこと。吉野山の山桜は多くの歌にも読まれています

桃の節句に食べられることの多い桜餅はこの時期にまた食べたくなりますよね。
名前に桜のつく桜海老も、ちょうどこの時期が旬なのだそうで

末候である3/30~4/3は「雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)」。
春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころ。この雷は恵みの雨を呼ぶ兆しだとして、
「春雷」として昔から喜ばれていたそうです。春から夏にかけては稲が育つ時期
ですので、雨を呼ぶ雷は「稲の夫(つま)」として稲妻と呼ばれるように

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年は少し早く暖かい日がやってきました


風邪で寝込んでしまいました

2016-03-21 23:21:34 | 日記
昨日の夕方から体調が悪いなぁと思っていたのですが、夜中から急に具合が悪く
なってきて、今朝は発熱と吐き気に襲われ、一日寝て過ごしました。

本当はお師匠さんが主催されるお茶会に参加する予定だったのですが、あまりに
体調が悪く参加が難しい状態でしたので代わりに夫に参加してもらい、その間は
娘を実家で見てもらって、ゆっくりと眠らせてもらいました。

明日にはよくなっていると良いいなぁ。


お墓参り / おうちごはん(フランス料理:2015年3月)

2016-03-20 23:21:23 | おうちごはん
今日は春分の日。お彼岸のお中日ですので、私の実家と夫の実家の両方に、娘を
連れてお墓参りに行ってきました

まずは夫の実家でお墓参り。去年は抱っこされているだけだった娘も今年はもう
自分でお線香をあげたり、お水を取り換えるのを手伝ってくれたりと、きちんと
お墓参りをすることができました


お墓参り後は夫の実家でランチタイム。まだつわりであんまり食べられない私を
気遣って下さって、食欲の出そうなものや、さっぱりした茹で野菜に、とっても
美味しくてヘルシーな手作りドレッシングなどを用意してくださいました



娘も持っていったお弁当を広げて一緒にランチタイム。今日はとってもご機嫌で
以前は顔を見ると泣いてしまっていた夫側のおじいちゃんにもニコニコとご挨拶
して一緒に遊ぶことができました

午後は私の実家のほうのお墓参りに。そのまま私と娘は実家で少し遊んでいて、
そのあいだに夫はジムへでかけていきました

夜は早めに娘を寝かしつけて、ゆっくりフレンチディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【フランス料理教室:2015年3月】


前菜は桜舞う・鮮魚のカルパッチョ。初めてこのお料理を習った時には、桜花の
塩漬けをこんな風に使うことができるのかと、驚いて感動した記憶があります。
シンプルなカルパッチョもひと手間で美しい一皿に変身するのはさすが


スープは新玉ねぎのヴルーテ。このお料理を習ってから新玉ねぎの季節がとても
楽しみになりました。新玉ねぎならではの甘みを十分に活かしたスープで、娘も
夫も大好きなメニューです。血液サラサラ効果も狙って


メインは豚肉のナヴァラン。煮込み料理ですがあまりもったりしたものではない
ので、暖かくなったこの時期でも美味しく頂ける一品ですね。盛り付けを美しく
するだけで豪華な印象になります


デセールはアミアンのマカロン、桜のアイスクリーム。このマカロンはとっても
簡単なのですが、食感がとても楽しいので私の大好きなお菓子です。春なので、
デザートにも桜花の塩漬けを使って可愛らしいアイスクリームを