Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

湧水の小川で水遊び&実家でプール遊び / おうちごはん(プチ懐石料理:2015年7月)

2015-07-26 23:47:43 | おうちごはん
今週は土日ともにとっても暑くて、いかにも夏らしいお天気でしたね


午前中のお散歩タイムは、車で15分ほどの距離にある大きな公園へ行きました。
こちらの公園はいつも車で通るのに入ったのは初めて。大きな池を中心として、
森や広場、バーベキュー場などもある大きな公園です


娘は森の中を歩くのが楽しくて最初はてくてく歩いていたのですが、サンダルに
土が入り込んでくるのがイヤだったようで、途中からはずっとだっこ状態


森を抜けて池を回りこむと、広場のあちこちに小川が流れています。この小川の
水は全て湧き水で、園内の色々なところから湧いている水が小川を通って中央の
大きな池に流れ込む作りになっています


ここではたくさんの子供たちが水遊びをしています。娘も早速サンダルを脱いで
小川の中へ。最初は少し怖いのか戸惑っていたようですが、少しすると水遊びの
楽しさが勝ったのか、小川に沿ってどんどん水の中を歩いていました



たくさんの湧き水の中でも一番水量の多い小川の水源近くへ行くと、日陰である
ことも手伝って水がとても冷たくて気持ちよい場所がありました。水もとっても
綺麗でアメンボなどもいるほど


私たちも足をつけて涼みながら一休み。このころになると娘も流れる水も怖くは
なくなったようで、葉を水に入れて流して遊んだり、1人でも楽しんでいました

園内のレストランで食事を済ませ、帰宅する車内で娘は夢の中へ

そのまま実家へ送っていってもらって、お昼寝のあとはプールで遊びました。


お庭の芝生の上だと陽を遮るものがなく暑いので、人工芝を敷いたバルコニーに
プールを用意してもらいました。昨年買った乳児用のプールです

娘はプールの中に入って遊ぶというよりもおもちゃなどを使って水遊びをしたい
タイプなので、まだ今年はこのプールで十分なようです。じょうろを使って水を
撒いたりボールを投げ入れてみたり

今日は外でたくさん水遊びをしたので夜は早い時間から眠くなっていたようで、
寝かしつけの必要もなくぐっすりでした

娘が寝た後はお料理をして、夫とゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【プチ懐石料理教室:2015年7月】


今日は先日習ったばかりのプチ懐石料理です。食器も色々と集めたいところなの
ですが、まだこれからどんな器が必要になってくるかわからないので、あと数回
レッスンに通ってからそろえ始めようと思っています


八寸は「夏の酒菜(さかな)盛合せ」。寄せ豆腐、もろこしと枝豆のかき揚げ、
もろきゅう、水茄子の生ハム巻き、万願寺とうがらしの肉詰め。彩りが綺麗で、
見た目にも楽しめる一皿です


椀物は「ちらし冷やし茶碗蒸し」。冷たいやわらかな茶碗蒸しに、蟹ほぐし身、
蒸し海老、たたきオクラ、木の芽を添えて、銀あんをかけています


炊き合せは「冬瓜の海老あんかけ」。今が旬の冬瓜を綺麗な緑色が残るように、
慎重に調理した優しい味付けの一品。干し海老から取ったお出汁で煮た冬瓜に、
海老そぼろでつくったあんがとても良く合います


焼き物は「鰈と彩り野菜の煮浸し」。カレイは今まで自宅で調理したことがない
お魚ですが、淡白なので煮浸しにぴったり。彩り豊かな夏野菜たちもそれぞれに
食感がある程度残っているので、食べ応えのある一皿でした


食事は「帆立の炊き込みご飯」。お教室では蛸めしを教えて頂きましたが、夫が
タコを食べないので、ベビーホタテを使った炊き込みご飯にしました。お教室と
同じくベースは生姜ご飯です


水物はちょっと手抜きをして既製品。錦玉羹「すいか」(両口屋是清製)です。
本当はゼリーでも作ろうかと思っていたのですが、ふと見かけたこのお菓子が、
夏らしくてとても可愛かったので、つい買ってしまいました

初めての懐石料理でしたが、なんとかスムーズに作ることができました。和食の
登場回数の少ない我が家なので、また頑張ってレッスンに通ってレパートリーを
どんどん増やしていきたいです


お茶のお稽古 / ラズベリーに夢中 / おうちごはん(イタリア料理:フランス料理・2015年7月)

2015-07-25 23:42:08 | おうちごはん
今日の午前中は娘を夫にお願いして保育園へ行っていました。9月中旬に行われる
保育園主催のお祭りに向けて、月に1度ほど話し合いや準備などを行っています

今回は食べ物の販売スペースの割り振りやメニュー決めなどがありました。働く
親としては役員でもないのに月1回(もしくはそれ以上に)参加する集会があると
いうのは辛いのですが、子供たちに楽しんでもらうために頑張らなければ


午後は娘と2人で実家へ遊びに行きました。実家の庭ではバルコニーのフェンス
近くに植えたラズベリーが枝を伸ばして、毎年たくさんの実を付けています

熟すと黒くなって触るとぽろりと取れるのですが、試しに一つ取って食べさせて
みると、意外にも気に入ったようでモグモグ食べてしまいました

いくつか取ってあげたあとは自分でも取れるというのがわかったのか、きちんと
黒くなったものを選んでプチプチ取ってはパクパク食べるように

まだ黒くなっている実はそれほど多くはなかったのですが、ほとんど娘のお腹に
収まってしまいました

また来週になればたくさん収穫できるかな

夕方からは夫と交代でお茶のお稽古へ行ってきました。今日は振替稽古日なので
スタート時間が遅く、午後からなのです

今日のお稽古は薄茶で貴人点てをさせて頂きました。貴人は今でいえば皇族の方
にあたりますので、お稽古以外ではお点前することはないと思うのですが、毎年
必ずお稽古するお点前です

お菓子は輪切りにしたレモンを使った爽やかな「れもん錦玉」で「伊勢屋」製。
お軸は「竹有上下節(たけに じょうげのふしあり)」と書かれた墨跡でした。
茶花は白い一重の槿と糸薄が活けられていました。


いつもだと土曜日にお花を買ってアレンジメントを作るのですが、今週は先日の
レッスンで作ったアレンジメントがまだ元気に咲いていてくれているので、その
まま飾っておくことにしました。かなり大きなアレンジなので場所を取ります

夜は娘を早めに寝かしつけて、ゆっくりディナータイムを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【フランス料理教室:2015年7月】


前菜にはビストロ風前菜の盛り合わせ。豚肉のリエット、キャロット・ラペ
ピクルス、グリーンサラダをスレートのお皿に盛って。お教室では作っていない
のですが、彩りが綺麗なので冷製カボチャスープも添えています


今日のパンはメゾンカイザーのカンパーニュ・フリュイ・ルージュをセレクト。
クランベリーなどが詰まったフルーティーなパンです。


メインは鶏肉のワインビネガー煮。お教室ではブイヨンを使って煮込みましたが
我が家ではなるべく使いたくないので、ブーケガルニを入れました。さっぱりと
したビネガーの酸味が美味しい一皿です



デザートにはガトーショコラ。ガトーショコラはいつも寒い時期に作っていたの
ですが、キンキンに冷やして夏に食べるのも良いものですね。今日はふわふわの
食感ですが、明日以降には生地が締まって重めの食感になっています

今日はフレンチですが、明日は先日習ったプチ懐石料理を作る予定です


祇園祭・花傘巡行

2015-07-24 23:22:26 | 京都花街
7月のあいだ1ヶ月も続く京都の祇園祭も、メインイベントの17日の山鉾巡行を
終えて、やっと終わりが見えてきた頃

17日の巡行は「先祭」といいますが、今日24日には「後祭」と呼ばれる行事が
行われます。この後祭では「花傘巡行」と呼ばれる華やかな行列が見られます


(写真は報道系サイトからお借りしました)

1966年に始まったこの花傘巡行は今年で50年目を迎えました。子供神輿、花車、
花傘娘、鷺踊などとともに、例年2つの花街から舞妓さんが乗った屋台が参加し、
総勢850人もの行列になるのだとか

今年は50周年ということで、特別に祇園甲部、宮川町、先斗町、祇園東の4つの
花街から舞妓さんが参加されて、それはそれは華やかな行列になったようです





この行列の後には参加された舞妓さんによる八坂神社での奉納舞も行われます。
舞の演目は毎回決まっていて祇園甲部は「雀踊り」宮川町は「コンチキ音頭」
先斗町は「歌舞伎踊」祇園東は「小町踊」となっています

お天気にも恵まれて、暑い中大変だったでしょうね。


今日は大暑・蒸熱酷暑を感ず

2015-07-23 23:38:57 | 季節行事

今日は大暑。夏のなかでももっとも暑いころです。この時期は各地で花火大会が
行われたりと、いかにも夏らしい風物詩が楽しめますね

初候である7/23~7/27は「桐始めて花を結ぶ」。
桐の木がグングンと育って実を結びはじめるころです。桐は淡い紫色の花が咲く
木ですが、昔から家具の材料として重宝されてきた樹木です。湿度の高い日本で
湿度を嫌う着物(絹織物)が長く愛されてきたのも、湿度調節をしてくれる桐の
家具があったおかげでしょうか

7月最後の土曜日には、毎年隅田川花火大会が行われます。八代将軍吉宗の時代に
始まったとされ江戸では「玉屋」と「鍵屋」という、二大花火師が腕を競い合い
ました。花火のかけごえの「たまや~ かぎや~」はここから来ているそう

次候である7/28~8/1は「土潤いて溽し暑し」。
暑さもピークを迎えて更に湿度が上がり蒸し蒸しとした暑さの厳しいころです。
打ち水をした軒先で夕涼みをするのが気持ち良い時期ですが、そんな夏の夜には
綺麗な蛍が飛び交います。この時期に飛ぶのはゲンジボタル。夏の暑さも忘れる
その美しい光景は、いまではなかなか見られなくなりましたね

末候である8/2~8/7は「大雨時行う」。
入道雲の広がる晴れ渡った青空が一変して、激しい夕立がたびたび降るころ。
蝉もまるで競うかのように鳴き声を響き渡らせ、短い命をまっとうします。この
蝉の大合唱を「蝉時雨」と言います

日本には本当に美しい言葉がたくさんありますね


花火大会(白地・流水に秋草柄浴衣)

2015-07-22 23:30:07 | 季節行事
先日は地元で花火大会があったので、夫や娘、実家の両親や兄家族たちと一緒に
花火を見に行ってきました。例年平日に開催されるため、社会人になってからは
なかなか行けなかったのですが、去年からは子供が小さいということで基本的に
定時で帰らせてもらえているので、見に行くことが出来ています

今年も私は早めに仕事が終わったので、帰宅してすぐ娘を迎えに行って、急いで
浴衣に着替えました。浴衣なので髪はかんたんに三つ編みをアレンジしたサイド
アップのスタイル。これだと髪のセット&浴衣の着付けでも10分かかりません


暗くなってからのお出かけなので、今日は白い浴衣を選びました。白地の浴衣は
何枚か持っていますが、娘を連れてとなると、流派のものや白地に紺のものだと
粋すぎるので、柄に多少色が使われた本染めの浴衣にしました


浴衣は白のコーマ地に、灰色で流水、藤色や青で桔梗や撫子が描かれたもので、
浴衣の老舗「竺仙」製の本染めです。

帯は支度にかけられる時間が少なかったので、1分で結べる半幅帯をお文庫に。


娘は6月の夏祭りの時と同じもので、白地に手毬と小花柄の本染めの浴衣です。
来年にはもう着られないと思うので、たった数回しか使いませんでしたが、娘の
初めての浴衣なので、大切に仕舞っておこうと思います

私は仕事帰りの夫を駅まで迎えに行くため、実家の両親が娘を連れて先に会場へ
行ってご飯を食べさせ始めてくれていました


去年の花火はまったく動じなかった娘ですが、今年の花火は夢中でご飯を食べて
いる時に急に大きい音が聞こえて始まったせいかびっくりしてしまったようで、
合流した私の顔を見た途端に号泣して「帰りたい~」と言い出しました

少しすると観念したのか花火をじ~っと見ていましたが、まるで借りてきた猫の
ようにおとなしくてご飯も進みません。最後の方になって、ようやく元気を取り
戻したようでした



フィナーレにはとっても大きな花火が連続で上がって圧巻の一言。目の前で打ち
上げられる花火を、川風の気持ち良い空いた場所のんびりと見られるので、夫も
ここの花火を見てしまうと、他の花火を見る気にならないと言っていました

娘も来年の花火には、泣かずに楽しんで見られるようになっていると良いな