Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

花火大会(白地・流水に秋草柄浴衣)

2015-07-22 23:30:07 | 季節行事
先日は地元で花火大会があったので、夫や娘、実家の両親や兄家族たちと一緒に
花火を見に行ってきました。例年平日に開催されるため、社会人になってからは
なかなか行けなかったのですが、去年からは子供が小さいということで基本的に
定時で帰らせてもらえているので、見に行くことが出来ています

今年も私は早めに仕事が終わったので、帰宅してすぐ娘を迎えに行って、急いで
浴衣に着替えました。浴衣なので髪はかんたんに三つ編みをアレンジしたサイド
アップのスタイル。これだと髪のセット&浴衣の着付けでも10分かかりません


暗くなってからのお出かけなので、今日は白い浴衣を選びました。白地の浴衣は
何枚か持っていますが、娘を連れてとなると、流派のものや白地に紺のものだと
粋すぎるので、柄に多少色が使われた本染めの浴衣にしました


浴衣は白のコーマ地に、灰色で流水、藤色や青で桔梗や撫子が描かれたもので、
浴衣の老舗「竺仙」製の本染めです。

帯は支度にかけられる時間が少なかったので、1分で結べる半幅帯をお文庫に。


娘は6月の夏祭りの時と同じもので、白地に手毬と小花柄の本染めの浴衣です。
来年にはもう着られないと思うので、たった数回しか使いませんでしたが、娘の
初めての浴衣なので、大切に仕舞っておこうと思います

私は仕事帰りの夫を駅まで迎えに行くため、実家の両親が娘を連れて先に会場へ
行ってご飯を食べさせ始めてくれていました


去年の花火はまったく動じなかった娘ですが、今年の花火は夢中でご飯を食べて
いる時に急に大きい音が聞こえて始まったせいかびっくりしてしまったようで、
合流した私の顔を見た途端に号泣して「帰りたい~」と言い出しました

少しすると観念したのか花火をじ~っと見ていましたが、まるで借りてきた猫の
ようにおとなしくてご飯も進みません。最後の方になって、ようやく元気を取り
戻したようでした



フィナーレにはとっても大きな花火が連続で上がって圧巻の一言。目の前で打ち
上げられる花火を、川風の気持ち良い空いた場所のんびりと見られるので、夫も
ここの花火を見てしまうと、他の花火を見る気にならないと言っていました

娘も来年の花火には、泣かずに楽しんで見られるようになっていると良いな