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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

【小紋の別誂え(フルオーダー)第3弾】《彩色見本編-その1》

2013-03-26 23:32:14 | 着物
担当者さんの入院のため進行がストップしていた別誂えの小紋や染め帯ですが、
先日一時退院をなさったそうで、なんとその間に彩色見本を作ってくださって
いました。またすぐに再入院されるとのことですが、ご無理をさせてしまったの
ではないかと、心配になりました


今回は柄の中の色使いについても、細かく注文をさせて頂きました。先日誂えた
橙色の文箱文様の帯とも合わせたいので、柄に使う暖色系には橙色や朱色を
メインにして頂き、なるべくピンクは少なめに。

寒色系はグリーンを基本としてあまり強くならないように。周りに散らした花は
ごくごく目立たない色使いで。御簾霞については、この彩色見本では色が薄く
見づらいかもしれませんが、金彩のみで彩色して頂くことになっています

今までよりも柄が多く、グッと手間のかかる小紋なのですが、配色を控えめに、
色使いを限定する事で、綺麗な地色を引き立てながらも、年齢があがっても着る
ことができるようなものになったと思います

ただ、飾り紐に使われている灰色があまり好みではないので、これを紫色系に
変えていただくことと、紐の先端が朱色のぼかしになっているものを、淡~い
ピンクのぼかしに変えていただくことをお願いしました。

後日修正された彩色見本が届くそうなので、それを確認したら反物を使っての
作業に入るそうです。

ここまでくれば職人さんに引継ぎが出来るそうなので、担当者さんがこれ以上
ご無理をなさらずに済んで安心しました

最終的な彩色見本を待ちます。


【小紋の別誂え(フルオーダー)第2弾】《仕立て上がり編》&《まとめ》

2013-03-25 23:59:53 | 着物
友禅が仕上がり、早速仕立てをお願いしていた誰が袖文様の別誂え小紋ですが、
4月に間に合うように仕立てを急いでもらった結果、手元に届きました

とはいえ予想以上に早い桜の開花で、もう時期を逃してしまった気がします。
今年は桜の時期に着ることは叶いませんでしたが、4月に着るつもりです


反物の状態では予想よりも濃い地色の仕上がりが少し気になっていましたが、
こうして仕立てられてみるとそれほど気にならなくなったので、安心しました。
柄も文句なしに思い通りの気に入ったものが出来上がって、大満足です

はっきりした地色なので、何色の帯を合わせようか悩むのも楽しいですね

こうして仕立てが終わりましたので、今回の別誂えの記事をまとめました。
よろしければご参考にご覧下さいませ。

◆図案編
◆送り見本編
◆地色見本編
◆生地選び編
◆彩色見本編
◆友禅編
◆友禅完了編


今日も手抜きブランチ / タルトでティータイム

2013-03-24 23:59:02 | 日記
このところずっと手抜きをしていたブランチですが、今朝は夫が起きてすぐに
「サラダとか食べたいな」と言っていたので、さすがに作りました。このところ
ずっと手抜きをしていてごめんね


買ったパンをメインに(私はハート型のクリームパン)、スクランブルエッグ、
ベビーリーフとパプリカと胡瓜とトマトのサラダ(カッテージチーズ添え)、
マチェドニア、ホットミルクを用意しました。

夫の呟きを聞いてから大急ぎで10分間で用意したので、これが限界でした~
来週からはきちんと作りたい...と思っていますが、体調次第です

仕事に行く夫を見送ってからは、お掃除とお片づけとお洗濯を済ませました。
午後はゆっくり本を読んだり溜まっていた用事を済ませたり。


今日のティータイムには、サンキャトルヴァンの洋ナシのタルトを紅茶と共に
頂きました。最近飲み物はハーブティーにはまっていて、今日はオレンジ系の
ハーブティーを選びました。酸味が合って、洋ナシのタルトにピッタリです

今日はここしばらくの間で一番体調が良かったので、徐々に回復してきている
気がします。早くご飯を作ったりお出かけしたりできるようになるといいな


お花見に行って来ました / お茶のお稽古 / おうちごはん(夫作)

2013-03-23 23:56:38 | 日記
今日は朝からお天気が良くて、絶好のお花見日和でしたね。2月の寒さで遅く
なるかと思われていた桜の開花も、近年稀にみるほどの早さで訪れてしまって、
満開となった今日、慌ててお花見に行きました


実は、自宅の近くには桜の名所がいくつかあって、この時期は地元の人たちで
賑わいます。今日は京都の「哲学の道」のような、川沿いの桜の通りを歩いて
みました。暖かな日差しの中でのお散歩は気持ち良いです





桜は満開。少し散り始めているものもあって、足元を見ると少しだけ花びらの
絨毯のようになっている箇所もありました。花の形のまま落ちたものもあって、
夫と一緒に集めてみたり




川沿いの道を進んでいくと、とある神社の境内に小さな枝垂桜がありました。
まだまだ小さな樹ですが、風情のある神社にとてもよく似合っています



そこから更に歩いていくと、小さな山の上にお寺があって、そこにはとっても
大きな枝垂れ桜がありました。このあたりの名物です。推定樹齢400年という
この桜も、いまがちょうど満開を迎えています


その枝垂れ桜を囲むように、紅色の枝垂れ桜やソメイヨシノが咲いていて、桜を
思いっきり堪能できる場所です

本当はこの他にも桜が数百本植えられている公園などもあるのですが、人ごみに
疲れてしまったのと、お墓参りなどもあるので、早々に帰宅しました。


外を歩いて少し暑くなったので、今日のランチは冷たいざる蕎麦にしました。
薬味と山葵をたっぷり入れて頂きます

ランチの後は、私の実家と夫の実家を両方回って、お墓参りをしてきました。
本当はお彼岸の最終日になってお伺いするなんてあまり良くないのですが、夫の
お仕事の都合でどうしても今日になってしまったのです

お墓参りの後はすぐにお茶のお稽古へ。今日は色々予定が立て込んでいたので、
着物を着る時間がなかったのが残念です。着物を着てお花見したかったな

今日のお稽古では、八千代棚という旅箪笥を使った薄茶のお点前を習いました。
お菓子は「金城巻」という銘の三角形のもので、金沢の「越山甘清堂」製です。
茶花には「姫白雪」という真っ白な椿と、キブシが活けられていました。

お軸は「峰早蕨(みねのさわらび)」という題の歌を詠んだ明治期の短冊です。
「散りはてし 花のかたみの家づとは 吉野の山の峰の早蕨」

お稽古が終わるともう真っ暗だったので、急いで帰宅して夕飯の準備を開始。
今日は簡単に済ませようということで、シンプルメニューです


前菜はとっても立派なアスパラが手に入ったので、シンプルに茹でただけです。
マヨネーズやディップソースなど、思い思いに食べました


そしてメイン兼炭水化物はグラタン。以前作って冷凍しておいたミートソースを
使い、きのこやズッキーニと共にペンネに絡めて、チーズを乗せて焼いたもの。

今日もほとんど夫が準備からお片づけまでしてくれました。いつもありがとう

着物は着られなかったけれど、綺麗な桜を見られて、大満足の一日でした


着物のときのお化粧

2013-03-22 23:55:47 | 日記
私はいつも、お洋服のときと着物のときでは、お化粧を少~し変えるようにして
います。ほんの少しの違いですが、それぞれに合うものがあるのかな、と。

お洋服の時にはお肌のツヤ感を出したほうが良いと思いますので、ベースにも
パールの入ったものをよく使います。昔から、基礎化粧品やベースメイクには
シャネルのものを愛用しています。アイシャドウにもパール系をベースに使い、
季節によってブラウン系や淡いパステル系の色を乗せていきます

アイラインは強くならないようにブラウンのリキッドを。マスカラは黒を使い、
重ね塗りはせずにひと塗りするだけ。あとはビューラーでしっかりと上げます。
口元には口紅は付けず、グロスか色付きリップで終わりです

対して、お着物のときは、なるべくパール系は使いません。マットでしっとりと
したお肌になるようにして、アイシャドウはチークと同じピンク色をふんわりと
乗せるだけ。他の色は使いません。

アイラインは黒いリキッドを使って、少し目じりを長めにすっきりと描きます。
マスカラは黒を使って、目じりだけを重ね塗りして、ビューラーは使いません。
伏目がちになったときの目元が綺麗なラインになるのが良いと思っています。
口元にははっきりとした紅色の口紅を、筆を使って引いていきます。


そんな着物用のお化粧のときに使っているのが、こちらの「よーじや」さんの
コスメたち。伽羅の色のフェイスパウダーに、桃染色のチーク&アイシャドウ、
深紅色の口紅を好んで使っています。特にフェイスパウダーは、お化粧の崩れも
少なくてとっても優れもの

ピンクベースの化粧下地に、明るめのリキッドファンデーション、その上にこの
伽羅の色のフェイスパウダーを乗せてベースは完了。次に桃染色のパウダーを
使ってチーク&アイシャドウを施し、ブラウン系のパウダーで眉を整えてから、
黒のアイライン、黒のマスカラを入れます。最後に深紅色の口紅で完成です

一応、和化粧の基本である白・赤・黒の3色を意識して、他の色は使いません。
日本舞踊の浴衣浚いの時には、より和化粧風になるよう目元に紅を差したり、
チークの塗り方を変えたりしています。

洋服のときには華やかながらもナチュラルに、着物のときには少ない色使いでも
はっきりと、を意識しています。

お着物を普段着として着る場合は別ですが、私にとってお着物を着られるのは
週末だけの特別な時間。化粧も髪型もきちんとして、着物を着ることを楽しみ
ながら過ごしたいな、と思っています