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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(別誂え・藤色地秋草御所解柄小紋)/ 32週検診 / おうちごはん(フランス料理:2015年6月)

2016-06-11 23:09:19 | 着物
今日も朝から身支度をして着物に着替えて、朝一番でお茶のお稽古へ。

先々週の時点でかなりお腹が大きくなっていたのでもう無理かなと思っていたの
ですが、2週間ではそれほど変わらなかったので、これで出産前に着物を着るのが
最後と決めて、単衣の着物に袖を通すことに


こちらは6月&9月に着られるようにと、黒地の絽の帯と一緒に別誂えをお願いを
した小紋です。当時はあまり持っていなかった地色にしたくて、涼しげな藤色を
選んだところ大正解。とても単衣らしい着物に出来上がってくれました


一緒に誂えた黒地の絽の帯は虫籠柄で、6月に着れば蛍籠、9月に着れば鈴虫籠を
イメージできるようなものです。今日もその帯を合わせようかと思いましたが、
この時期にしか締められない帯をと思い、こちらの鉄線柄にしました

一緒に誂えたものではないのですが、着物の藤色と鉄線の紫の色合いがとっても
良く合っていて、まるでセットで誂えたかのように見えます


着物は地模様のある明るい藤色地に、白上げを中心とした色使いで初夏~初秋の
花々を集めて御所解き風にアレンジして描いて頂いた、別誂えの単衣小紋です。

帯はクリーム色の絽塩瀬地に鮮やかな紫色の鉄線が描かれた手描きの名古屋帯。

帯揚げは白い絽地に赤い絞りで桔梗の柄が表現されている輪出し。
帯締めは白地に赤いポイント柄の夏用の組紐。

これまでは袷だったので分かりづらかったのですが、単衣は薄くなるぶん体型が
わかりやすくなるので、お腹がかなり目立っていますね

今日のお稽古は丸卓を使った貴人点ての薄茶点前をさせて頂きました。貴人点て
自体は年に数回しかお稽古しませんが、もうだいぶ慣れてきた気がしています。

お菓子は薄水色に染められた寒天を使った金魚鉢を模したもので「清月堂」製。
お軸は「白雲断処家山妙(はくうん だんずるところ かさんみょうなり)」と
書かれた墨跡でした。

茶花は小ぶりの山紫陽花が活けられていました。


午後からは夫と交代して、32週検診を受けに病院へ行ってきました

前回の検診では赤ちゃんの頭が下がってきているように見えると言われ心配して
いたのですが、改めてしっかり見て頂くと、赤ちゃんの向きのせいでそう見えた
だけのようで、いまのところ早産の兆候もなく順調というお言葉を頂きました。
赤ちゃんの大きさは約1800g。週数相当で順調に育ってくれています

夜は早めに娘を寝かしつけて、ゆっくりのんびりディナータイムです

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【フランス料理教室:2016年5月】


アミューズはタプナード ホタテのソテー添え。黒オリーブを使ったパテなので
ソテーしたホタテにあわせたり、バゲットに塗ったりして頂きます。ニンニクが
しっかり効いているので、食欲がわいてくる前菜ですね


前菜はお米のサラダ。先週はイタリア料理で黄色いお米のサラダを作りましたが
こちらはそれに似たようなお料理です。合わせているお野菜が少し違いますので
それぞれの違いを楽しめて面白いです


スープはピストゥスープ。お野菜とベーコン(我が家ではパンチェッタ)を塩と
ブーケガルニで煮込んだだけのスープですが、とっても美味しいダシが出ていて
ピストゥ(バジルソース)の香りでよりいっそう美味しいスープに



メインはピサラディエール。とてもシンプルなフランス版ピザですが、作り方も
簡単ですし、気軽に食べられるのが良いですね。イタリアのピザとはまた違った
具の合わせ方なので楽しいです

デザートはレモンタルト。レモンの皮がたっぷりと入っていて香りも爽やかで、
酸味のある夏に相応しいタルトです。レモンタルトは色々なものがありますが、
こうしたベイクドタイプのレモンタルトも大好きです